己酉(つちのととり)の性格や特徴

この記事の著者・監修者 zired（ジレット） 占いの専門集団が編集する占いメディア。プロフィール・編集指針

四柱推命の己酉(つちのととり)って何？どういう性格なんだろう？

ここでは己酉の意味や性格、そして己酉と相性が良い日柱干支、恋愛や結婚、仕事などの運勢についてガイドしていきます。

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己酉とは

己酉とは四柱推命の六十干支46番目にあたる干支で『つちのととり』と読みます。

己酉は異常干支ではない

己酉は異常干支ではないため、変わった人と見られることは少ないでしょう。

ただ、己酉の人は人付き合いが上手で、とても賢い人。文系理系どちらも得意で、仕事も早いという人が多いのも特徴です。

そのため、活発で頭脳明晰な人として活躍する傾向にあります。

仕事はサクサクこなし、アフター5は仲間と楽しく過ごす、そんな理想的な生活を実現している人もいるはずです。

どこへ行っても、一目置かれる存在になることが多いでしょう。

己酉の性格や特徴

見るからにデキる人、付き合いが深まっても、やっぱりデキる人が多いでしょう。

ただ、暗さは一切なし。人付き合いが上手で、いつも周りの人を楽しませているような部分があります。そのため、職場でも遊びの場でも人気を集める人が多いはず。

ただ、意外と手堅い面を持っているため、危ない橋には近づこうともしないでしょう。

1.誰とでも上手に付き合える

サパサパしていて、楽しい雰囲気を作るのが得意。

一見、ノリと雰囲気で動いているように見えるのですが、実は他人をよく観察して行動しています。

そのため「今、それを言ってほしかったんだよ」「それ持ってきてくれるの助かるわ」と思われる言動をスッととれる人です。

それ故、時々気疲れしたり、人の頼みを断り切れなくてつらい思いをすることがあるかもしれません。

うまく「我関せず」のタイミングを見極めると、自分だけしんどい状態を回避しやすくなるでしょう。

2.手堅く一流を目指す

フットワークが軽く、誰とでも上手に付き合う己酉の人は、ややもすれば軽い人と見られるかもしれません。

でも実は、とても手堅い人。今あるものを死守しながら、それをどう時代に合わせて、ビルドアップ、ブラッシュアップするかを考える人です。

旧態依然は良しとしない、かといって現状にとどまらないで、前進する方法を考える人と言えるでしょう。手堅さとアグレッシブさの良いとこ取りが得意な人です。

気が付けば、1番最初に勝利を手にしている人かもしれません。

3.行動が素早くて無駄がない

己酉の人に、サービス残業や企業・団体に滅私奉仕するといった概念はないでしょう。

常に、明晰な頭脳を活かして効率的に作業を進め、サクッと仕事を終わらせるはずです。

そのため、いつでも素早く仕事を片付ける人、無駄のない人として評価を集めることが多いでしょう。どの部署にも1人はいてほしい人、と思われる人です。

一大事が起こったような時でも、普段の姿勢を崩さないはず。サクッと問題の本質を見抜き、最短距離で解決できる方法を見出して、淡々と対応します。

己酉の人が持つ雰囲気

人懐っこさやサバサバした気性とともに、どことなく気品を感じさせる人が多いでしょう。一流を目指す、上昇志向がにじむのかもしれません。

男性はスポーツマン気質や、ビジネスマンといった雰囲気、女性はキャリアウーマン的雰囲気を感じさせるはず。

いわゆる「デキる人」と付き合いたいという人の注目を浴びるでしょう。

己酉はモテる？美人って本当？

目鼻立ちがしっかりしている人が多いでしょう。美形の人も多いはずです。

女性はユニセックスな印象を与える顔立ちになる傾向。男性は、人の良さや親しみやすさが顔ににじみ出ている人が多い傾向があります。

体型は、骨格がしっかりしたストレート体型が多い傾向。ストンとしたシルエットが似合う人が多いでしょう。

女性の場合の特徴

濃い目の顔立ちになるか、あっさりした顔立ちになるか二分されがち。

ただ、あっさりした顔立ちをしていても目力がある等、印象的な要素を持つ美人が多いでしょう。

しっかりとした骨格を持つ、スポーツ女子を感じさせる体型を持つ人が多い傾向もあります。

そのため「しっかり者、活発で、仕事ができる」といった要素を恋人に求める人から、注目を浴びやすいでしょう。

男性の場合の特徴

わりと、がっちりした体型の持ち主が多いかも。いかにもマッチョだったり、スポーツマンぽい人、頼りがいのある人と付き合いたい人から注目を浴びるでしょう。

顔立ちもスポーツマンぽい人が多め。ただ、人の良さや親しみやすさが顔ににじみ出ている傾向があります。

そのため、見た目で「あの人良さそうじゃない？」と軽い感じで声をかけられることもありそうです。

己酉の相性

相性の良い干支は、甲辰と乙丑。価値観や行動パターンに共通項が多いため、信頼し合える部分が多い相手。長く付き合えるでしょう。

逆に相性が良いとは言えないのは、丁卯と己卯。己酉の人から見ると面白みに欠けるだけでなく、ふと覗くギャップに違和感を覚えて付き合いづらい相手です。

相性の良い日柱干支

甲辰 ★天地徳合

天地徳合と呼ばれる最高の相性です。互いに引き合い、考えを理解し合える関係です。また男女の場合では結婚しやすく別れにくいでしょう。

甲辰の人は、己酉の人より物静か。ですが実は、良い相性の持ち主です。

2人とも長期戦に強く、勉強好き、人付き合いを大切にするという共通項の持ち主。互いを信頼できる相手として認識するでしょう。

さらにどちらかが助言をすると、他方が大きく伸びるのを見て嬉しくなり、助けられた方はまた、相手を助けようと尽くすはず。

どこまでも、良い形で支え合える2人になれるでしょう。

甲辰の性格特徴

乙丑

グループ内でも特に気の合う人、という関係から縁が深まりそうな2人です。

ノリはいいけれどあまり、自分の内面をさらさない乙丑の人。でも、他人を観察することに長けている、己酉の人には心を開きそう。

己酉の人もそんな、乙丑の人を可愛がるという図式ができます。

逆に乙丑の人も己酉の人を頼もしく感じ、サポート役を買って出るでしょう。自然と助け合える相性を持つ2人です。

乙丑の性格特徴

相性の悪い日柱干支

丁卯

皆と一緒にいても、ふとした時にスマホをいじる等、1人でいたい部分が透ける丁卯の人。それが見えた時、己酉の人は引いてしまうでしょう。

また、気持ちの上下が激しく「本当だけどそれ言ったらまずい」を口にしてしまうのも、丁卯の人。

周りをよく見る己酉の人から見ると、怖い、理解できない人と見えてしまいそう。

万が一距離が近づいても、上手に付き合うことは難しいでしょう。

丁卯の性格特徴

己卯

己酉の人も己卯の人も、楽しい会話はお手の物なので、一緒にいて楽しく感じるかもしれません。

ただ、己卯の人はギャップの大きい人。手堅くいくかと思えば、急に動き出したり、気持ちで物事を判断しがちな面があります。

己酉の人は常に手堅さを大切にするので、一生を共にはできないと感じるはず。己卯の人も己酉の人の手堅さをうっとおしく感じ、お互いに疲れてしまうでしょう。

己卯の性格特徴

己酉の運勢傾向

恵まれた頭脳を活用することで、多くの人の人気を集める人。暮らしに困ることはまずなく、様々な人から援助を得られる運の持ち主でもあります。

ただ、時に持って生まれた上昇志向が、見栄を張らせがち。

どう考えても無理な仕事量を「明日までにできます！」なんて言わず、着実に物事をこなすことが、運を安定させるコツです。

恋愛

待っていても恋がやってくる。男女問わず、こんな人が多いでしょう。

ただ、男女ともに恋には消極的。意思表示も甘くなりがちです。そのため「気持ちがあるの？遊んでるだけなの？」と相手を戸惑わせることも。

お付き合いに発展させるためにも、お付き合いを長続きさせるためにも、意思表示をはっきりしましょう。

女性の場合の特徴

告白される機会も、とりあえず付き合ってみる機会も多いでしょう。

ただ、本気の恋ほど消極的になりやすい傾向があります。そのため「自分はキープされてるだけ？」と相手に誤解されがち。

好きなら好き、友達なら友達とはっきり告げてしまった方が、良い恋をしやすい傾向があります。

付き合い始めてからは、相手の面倒を事細かにみるはず。

ただ、好きな人でも四六時中一緒にいるのは苦手なので、ある程度別行動のできる人を最初から選ぶと良いでしょう。

男性の場合の特徴

告白されて恋を始めることが多いはず。自分から誰かを好きになった場合は、相手のリサーチに時間をかけるので、その間に相手が結婚してしまうこともあるかもしれません。

リードするでもされるでもない、気楽な付き合いが好み。ただ、常に他人を観察し続けているような面があるので、面倒見は良いでしょう。

反面、自分の気持ちをあまり口にしないので「ほんとは嫌われてる？」と相手に誤解されがち。好意は進んで口にするのが、恋愛を長続きさせるコツです。

結婚（婚期など）

男女ともに、適齢期で結婚する人が多い運の持ち主。

相手の見極めと、結婚後の自分の身の振り方にコツは要りますが、基本的に幸せな生活を築くことができるでしょう。

女性の場合の特徴

適齢期に結婚する人が多め。何事にも一流を求める人ですが、外見よりも性格重視で相手を選ぶと良いでしょう。

結婚後は「逃した魚＝別れた人」とパートナーを比べないように要注意。また、パートナーの欠点に気付きがちな点を自覚し、求めすぎないようにしましょう。

この2点に気を付ければ、幸せを手にしやすくなります。

男性の場合の特徴

結婚には、人生の荒波を共に笑って乗り越えられる、同志を求めそう。実際、そういうパートナーと出会えれば、うまくいく傾向があります。

適齢期に結婚する人が多いので、焦らずに相手選びに時間をかけましょう。

結婚後は、家族と過ごす時間を大切にして吉。特にパートナーの話は、意図的に時間を割いてでも聞くと良いでしょう。

仕事（適職など）

「何事も手堅く」がモットーなので、大企業や地方公共団体にお勤めするのがおすすめ。公務員と名の付く職業は適職と言えるでしょう。

ただ、ルーティンワークだけだと、飽きて転職を考えるようになるかも。美術館、文化会館等、イベントや芸術に携われる部分を狙うのがおすすめです。

企業に勤める場合も同様で、営業等、外に出る機会や変化があるものを目指しましょう。

ある程度の変化を許容できる、ダブルワークもいとわない。こういった考えがあるならば、作家やアーティストを目指すのもアリです。

己酉の有名人・芸能人

近代女流作家の先駆けである与謝野晶子さんや、気さくで聞き上手な伊達みきおさんが名を連ねます。

皆を盛り上げる一方、ずば抜けた才能で身を立てる人が多い干支と言えるでしょう。