庚午(かのえうま)の性格や特徴

この記事の著者・監修者 zired（ジレット） 占いの専門集団が編集する占いメディア。プロフィール・編集指針

四柱推命の庚午(かのえうま)って何？どういう性格なんだろう？

ここでは庚午の意味や性格、そして庚午と相性が良い日柱干支、恋愛や結婚、仕事などの運勢についてガイドしていきます。

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庚午とは

庚午とは四柱推命の六十干支7番目にあたる干支で『かのえうま』と読みます。

庚午は異常干支ではない

庚午は異常干支ではないため、変わっている人と見られることはまずないでしょう。

ただ、本人にそのつもりがなくても、人目を惹く雰囲気を醸し出している人。「女優さんになれるんじゃない？」「モデルになれそう」と言われたことのある人も多いかもしれません。

また、まだ研磨をかけていない宝石の原石のように、内側に熱さや輝きを秘めていることが多い人。ふっとした時に熱さが表に出て、周りを驚かせることがあるでしょう。

庚午の性格や特徴

自分から人前に出ようとすることは少ないでしょう。引っ込み思案な人と思われるかもしれません。

さらに深窓の令嬢のような、品の良さを持つため、自己主張とは無縁の人と思われることが多いでしょう。

ただし、内面は常に燃えているような人。勝気な面もあります。その熱に突き動かされるように、行動が素早い人が多いはずです。

1.意外性の持ち主

平安貴族か中世の王族のような雰囲気を持つのが、庚午最大の特徴。高貴な生まれを感じさせる何かがあるのです。

自己主張も激しくないので、周りからは常人とは違う人と感じられ、憧れの念を抱かれることもあるでしょう。

ただ、内面はアスリート並みに熱い人。大きな夢を抱いて、チャンスを虎視眈々と狙っている人もいるかもしれません。

また、周りに後れを取ることが許せず、人よりも早く動くことが多いはず。見た目とのギャップで、周りを驚かせることもあるでしょう。

2.ガラス細工の心を隠し持つ

外柔内剛な庚午の人には、ガラス細工の心とも言うべき繊細さが隠れています。

他人には常に暖かく接するのですが、それが疲れのもとになることも。

また、自分の持つ雰囲気を良くわかっていて、それに見合う自分でいようとするのですが、これも疲れのもとになることもあります。

人の注目を浴びる人間だからこその悩みとも言えますが、人一倍繊細に、物事を感じる力があればこその悩み。

その繊細さをアートや仕事の完成度を上げる等、建設的なことに使うのがおすすめです。

3.無駄なく素早い動きが得意

指示を受ける前に、プレゼンに必要な資料は全部揃えていて、リハーサルも十分。夏休みの自由研究はさっと自分で必要なものを準備して、サクサクっと終わらせる。

こんな行動を見せるのも、庚午の人の特徴です。やるべきことを後回しにしていることはまずないでしょう。

しかも、人の力を頼ることなく自分で動いて、すべてを完結させることが多いはず。

バスケットボールで、味方陣地から敵陣まで一気に走り抜けてシュートを決めるプレイヤーのような、素早さを見せます。

庚午の人が持つ雰囲気

やんごとなき雰囲気。つまり、貴族や王子様、お姫様を思わせるような雰囲気を持つのです。手の届かない憧れの存在、と思われることが多いでしょう。

また、ガンガン自己主張するわけでもないため、引っ込み思案な人ととらえられることが多いはず。

たおやかで柔らかな雰囲気に惹かれて、声をかける人も多いかもしれません。

庚午はモテる？美人って本当？

ズバりモテるタイプ。誰かから告白されることも少なくないはずです。

内側からにじみ出る、貴族を思わせる雰囲気が魅力。本人もそれを自覚して、自分の雰囲気に見合ったおしゃれを心がけているでしょう。

どこからどう見ても麗しく、人目を惹くのです。この人がモテないはずがない！という雰囲気を持つ人が多いでしょう。

女性の場合の特徴

貴族のような雰囲気を持ちつつも、活発に動き回っている人が多いでしょう。

気高いスポーティさは、スポーツ漫画で主人公のライバルとして登場する、お坊ちゃま・お嬢様のよう。

それでいて、しっとりとした部分も垣間見せるため、憧れの女性として追いかけられることが多いはずです。

比較的仕事好きな人が多いため、ビジネスライクなファッションが多いかもしれません。

男性の場合の特徴

もともと、何もせずとも上流階級出身を思わせる雰囲気・風貌の持ち主。他人から告白されることも少なくはないでしょう。

本人も自分がそういう雰囲気や風貌を持っていることを自覚していることが多いはず。

さらに、自己プロデュース力に長けているため、自分に合うおしゃれを追及している人も少なくないはずです。

総じて、カッコいい人と見られることが多いでしょう。

庚午の相性

相性の良い干支は、乙未と丙寅。唯一無二の仲間として人生の荒波をともに乗り越えられるような要素の持ち主です。

相性が良いとは言えないのは、庚子と甲子。お互いに「この人厄介」と思わせてしまう性質の持ち主です。惹かれることはあっても、すぐそんな部分に気づいて離れるでしょう。

相性の良い日柱干支

乙未 ★天地徳合

天地徳合と呼ばれる最高の相性です。互いに引き合い、考えを理解し合える関係です。また男女の場合では結婚しやすく別れにくいでしょう。

他人に惑わされない、悠々とした態度を貫きつつも、誰とでも上手に付き合えるのが、乙未の人の魅力。

人に気を使いすぎて疲れてしまいがちな庚午の人も安心して付き合いやすい相手です。

また、どちらの干支の人も楽しいことや新しいものが大好きという共通項を持ち合わせています。

休日には一緒に出掛け、最新スポットでストレス発散、という付き合い方を長く楽しめる相手なのです。

乙未の性格特徴

丙寅

丙寅の人も庚牛の人も、学ぶことが得意で活発。一緒にいて楽しい相手といえるでしょう。

互いに、自然とアイデアや助け舟を出し合い、長い人生を乗り切ることができるはずです。

また、丙寅の人は裏表がなく、ピュアな人。楽しいときには存分に楽しみ、怒る時には全力でキレます。

そのため、相手の腹を探りがちな庚午の人が、気を使わなくても付き合える相手といえるでしょう。

丙寅の性格特徴

相性の悪い日柱干支

庚子

庚子の人は落ち着きがあり、庚午の人同様、人への配慮も忘れない人です。

一見、庚午の人と相性が良さそうに思えるのですが、お互い、人への配慮を過剰にしすぎるため、キレるタイミングが見極めづらい相手。

お互い、いつ何が起こるかわからず、落ち着かないでしょう。

また、2人とも感受性が強い人。一方が傷つくと一緒に落ち込んでしまい、幸せな気分で過ごしづらい相手なのです。

庚子の性格特徴

甲子

電光石火の速さで物事を終わらせたいのが、庚午の人。

逆に甲子の人は、長距離戦で物事にあたるのが特徴です。庚午の人にすれば「この人見てるとイラっと来る」と感じやすい人でしょう。

また、双方とも独立独歩で物事を成し遂げたい人。

ですが、人への配慮が得意な庚午からすると、甲子の言動は「あまりに人の意見を聞かない」と映りがち。

何かにつけ、気に障る相手と言えます。

甲子の性格特徴

庚午の運勢傾向

勉強が得意で文化・芸術に関する才能豊かな人が多いはず。自分1人で何かを成し遂げられるだけの実力があり、そうしたいと考える人が多いでしょう。

ただ、庚午の人は周りの人に愛情を注がれると、さらに運が開ける運勢の持ち主。

「自分でできる！」と思っても、周りに助けを求めるようにすると、より運勢が安定するでしょう。

恋愛

相手から告白されることが多いはず。誘われれば遊びの恋に手を出すこともあり得ます。

一方で、本気の恋に対しては腰が重い傾向が。相手との関係を壊したくなくて、自分から恋を仕掛けないことが多いのです。

自分から仕掛けるとしても「まずは、仲間として良い人と思ってもらおう！」から始める人が多いでしょう。

女性の場合の特徴

古い言葉で言えば「三高」好きが多いでしょう。ステイタスがあり、外見も素敵なハイスペック男子を求める傾向にあります。

そのため「なかなか良い男がいないのよね」という状況に陥ることが多いかも。

自分が才能豊かなだけに、相手の粗も見えやすいので、付き合っても短期間で別れてしまうことも少なくありません。

また、意外と孤独には弱い人。いつも構ってくれる相手を見つけ、自分もマメに世話を焼くようにすると、恋が長続きしやすくなるはずです。

男性の場合の特徴

遊びの恋を常に欠かさないような人。モテるので告白されたらされるがままに付き合い「こんなもんかな」と思ったら別れる恋が多いでしょう。

ただ、本気の恋に落ちた時は、いつもの短距離ランナーぶりがなりをひそめます。

相手に「良い人だな」と思ってもらえるところを目指して接近し、そこから距離を縮めるのが常套手段です。

あまりにべたべたと甘えてくる人は、自分の時間を奪われているようで苦手。終始一貫、サパサパした人を選ぶと良いでしょう。

結婚（婚期など）

モテるのですが、男女ともに、婚期は比較的遅いでしょう。

本気の恋を自分から始めることが苦手な点と、相手に求めるスペックが多い点がネックになりがちです。

女性の場合の特徴

貴族を思わせる雰囲気が持ち味なだけに、家事に追われてバタバタするカッコ悪いところは、誰にも見せたくないと考えるでしょう。

そのため、仕事に邁進しつつ、家事もパートナーや子どもの世話も完璧にこなす人が多いはず。

仕事好きなので、主婦にはならない代わりに、完璧な母・妻として活躍し続ける人が多いでしょう。

男性の場合の特徴

自分の時間を大切にしている人が多いでしょう。

そのため、家に帰れば誰かがいる状況が嫌になって、別れることを選んでしまう人が多め。

結婚するなら、サクッと自分のことは自分でする人、自分のことは基本、放っておいてくれる人を探しましょう。

また、結婚してからもモテる点には注意が必要。火遊びは厳に慎みましょう。

仕事（適職など）

感受性が豊かで、独自の世界観を持っている人なので、アーティステックな人が多いでしょう。また、文化・芸術に関する才能に恵まれている人も多いはず。

そのため、作家やデザイナー、画家、彫刻家等の職業が適職と言えます。

人の気持ちを察して動くことが得意な面を活かせば、添乗員やキャビンアテンダントも適職。政治家や外交官を目指すのも悪くありません。

商社勤務や外資系の企業への勤務も適職。なるべく、人との触れ合いがあり、軽いフットワークを活かせる部署を目指すのがおすすめです。

庚午の有名人・芸能人

バラエティにも進出し、多くの人に愛された故・大杉漣さんや、静けさと美しさを併せ持つ仲間由紀恵さんが名を連ねます。

多くの人を惹き付け、スターになる人が多いのが特徴です。