癸丑(みずのとうし)の性格や特徴

この記事の著者・監修者 zired（ジレット） 占いの専門集団が編集する占いメディア。プロフィール・編集指針

四柱推命の癸丑(みずのとうし)って何？どういう性格なんだろう？

ここでは癸丑の意味や性格、そして癸丑と相性が良い日柱干支、恋愛や結婚、仕事などの運勢についてガイドしていきます。

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癸丑とは

癸丑とは四柱推命の六十干支の50番目にあたる干支で『みずのとうし』と読みます。

癸丑は異常干支ではない

癸丑は異常干支ではないため、とても変わった人として見られることは少ないでしょう。

ただ、何とはなしに目立つ人ではあるかもしれません。なぜなら、実年齢より大人びていて、おしゃれな人が多いからです。

新人さんなのに、もう何年も着こなしているかのようにスーツが似合う、なんてこともあるかもしれません。

また、ナイチンゲールのごとく人に尽くす姿が目立ったり、美的センスに秀でているところが目立つこともある人です。

癸丑の性格や特徴

外見も言動も、実年齢より大人びている人が多い傾向。根性もあるので、1度手を付けたことは何が何でもやりぬくでしょう。

ただ、内面は見た目や言動よりもずっと、センシティブ。他人も自分も思わぬところでグサッと来ていることが多い人です。

その分センスは高く、モノを作る場面や衣服のコーディネートで人を驚かせるでしょう。

1.センシティブでセンスの良い人

普段の言動が大人っぽいので、あまり見えないかもしれませんが、実はセンシティブ。

「え？そこで？！」ということで、とてつもない感銘を受けて、涙を流すこともあるでしょう。当然、ちょっとしたことでグサッと来ていることもあったりします。

そんな風に、すべてのことに対して感じる力が高いため、センスは高いはず。

自分の体型を研究してファッションを決めていたり、文章を書かせたら右に出る者無しだったりします。おしゃれな人と思われることが多いでしょう。

2.根性とアグレッシブさで逆境を乗り切る

見た目以上に根性のある人。癸丑の人と深くかかわっている人は、こんな印象を持つことが多いかもしれません。

実は癸丑の人は、目標に向かって頑張ることに苦労を感じづらい人。線が細く見える人が多いのですが、意外とガッツがあるのです。

しかも「手を付けたことを途中でやめるなんてカッコ悪い」と感じるため、どんなことでも最後までやりきる傾向があります。

信念は曲げませんが、状況の変化には敏感で、即方針転換できる人。逆境にもめげず、目標を達成します。

3.人に尽くすことが大きな喜び

1人でも行動できる人ですが、人に尽くすことに喜びを感じる人。

勘も感受性も強く、他人の気持ちや事情が手に取るように分かるため、放っておけないことも影響しています。

特に困っている人を見ると、その困惑っぷりを我がことのように感じて、助けの手を差し伸べるでしょう。ありがたられることも多いはずです。

ただ、勘や感受性だけに頼って、余計なお世話を焼いてしまうことがあるかも。相手の話を聞くようにすると、さらに的を射た援助ができるようになるでしょう。

癸丑の人が持つ雰囲気

「27、8才かな？」と思ったら新卒。こんなこともありうるほど大人びた人が多いでしょう。

顔立ちはよくよく見てみれば、年相応という人が多くて、年齢を聞けば納得ということもあり得ます。醸し出す雰囲気が大人びていると言えるでしょう。

「賢そう」「ワンランク上の付き合いができそう」といった理由で注目されそうです。

癸丑はモテる？美人って本当？

美男・美女が多いでしょう。男女問わず、スポーツ系の部活の経験者に見える、元気そうな顔立ちをしている人が多めです。

また、常にキレイ、カッコ良いを重視する傾向があります。そのため、髪型からファッションまで、とことん気を遣うでしょう。

ファッショナブルさに惹かれ、告白してくる人も少なくはないはずです。

女性の場合の特徴

雰囲気こそ大人っぽいのですが、活発さや好奇心の強さを感じさせる顔立ちの人が多いでしょう。

目や鼻が大きくて目立つ顔立ちになるか、パーツが細め・小さめでユニセックスな顔立ちになるかに分かれがちです。

いずれにせよ、美形になることが多く、たくさんの人の目を惹きつけてやまないでしょう。

おしゃれもとても上手なので、モテて声をかけられることが多いはずです。

男性の場合の特徴

筋肉質で、いかにもスポーツマン、という体型を持つ人が多め。顔立ちが濃い目で、しっかりしている人と見られるでしょう。

「自分はこうありたい」という理想がはっきりしているため、おしゃれにも気を使うはず。

持って生まれたものと、おしゃれ上手さが功を奏して「自分の主張を持つ、カッコ良い人」という評価を受けるでしょう。

告白されることも少なくはないはずです。

癸丑の相性

相性の良い干支は戊子と甲子。基本姿勢が共通しており、しかもお互いの気持ちを察しやすいので、付き合いやすい相手です。

逆に相性が良いとは言えないのが、己未と辛未。他人にどこまでも心を開かない相手なので、癸丑の人が世話を焼きたくても焼かせてもらえず、イラっとする相手です。

相性の良い日柱干支

戊子 ★天地徳合

天地徳合と呼ばれる最高の相性です。互いに引き合い、考えを理解し合える関係です。また男女の場合では結婚しやすく別れにくいでしょう。

癸丑の人とは、他人に「あの人ワンマンよね」と言われても、お互いは「これが譲れない部分だもんね」と想いを共有できる相手。

また、癸丑の人は合理的な考え方が得意で、戊子の人は感情を察することが得意な人。

2人でいると、突っ走りがちな時にブレーキを掛け合うことができ「ちょうど良い頃合い」を実現しやすくなるでしょう。お互いに、なくてはならない存在になれる2人です。

戊子の性格特徴

甲子

頭の回転は速くて何でもできるのに、他人を放っておいてひんしゅくを買う。

そんな甲子の人を「才能があるのにもったいない」と考えるのが、癸丑の人。癸丑の人が甲子の人と他の人の仲を取り持つことから、縁が深まりそうです。

甲子の人も、自分を大切にしてくれる癸丑の人に心を許しそう。

互いに「自分の意志や信じるものを貫く」部分も共有できるため、心地よく付き合えるでしょう。

甲子の性格特徴

相性の悪い日柱干支

己未

己未の人は、本心を見抜かれることや、察してもらうことを気分の悪いことと感じがち。

常に人の気持ちや状況を察している癸丑の人は、察してもらうこと＝喜びと思いますが、己未の人はそうは思いません。

「嬉しいけど、自分のことは放っておいて」と受け取ることが多いはずです。そんな態度をとられた癸丑の人は、落胆してしまうでしょう。

気持ちが平行線をたどりやすい2人です。

己未の性格特徴

辛未

辛未の人は、自分と同レベルで人の気持ちを察したり、美的センスを発揮する癸丑の人をライバル視してしまうことが多めです。

それだけでなく、借りを作らまいと自分が困っていることを、癸丑の人にひた隠しにする部分があります。

「困っているなら助けるよ」と癸丑の人は思うのですが、門前払いを食らいそう。何かと、お互いがお互いの存在を、疎ましく思ってしまいがちな相手です。

辛未の性格特徴

癸丑の運勢傾向

センスが良く、自分の夢を叶えていく馬力に恵まれた人。他人にもやさしいので、周囲の人に助けられる場面も多いはずです。

ただ時に「私なら困るからこの人も困っているだろう」と、余計なお世話を焼いて、疎まれることがあるかも。

相手の特徴に合わせた対応を心がけると、さらに人間関係が良くなり、運も安定するでしょう。

恋愛

男女ともにモテるので、恋のきっかけには困らないはず。告白されたから試しに付き合ってみる、程度の付き合いが増えがちです。

好きな人ができれば、自分からアタック。付き合い始めれば、相手に尽くすでしょう。

ただ若干、相手に理想を押し付けがちな面が。やり過ぎるとそっぽを向かれるので注意しましょう。

女性の場合の特徴

「どの人と付き合おうかな」と考えている間に、誰かから告白される、なんてこともあるほど、モテる人です。

ただ、恋愛相手に求めるものは多いので、ダメだと思ったらさっさと関係を切りそう。逆に素敵な人を見つければ、サクッと告白しそうです。

付き合い始めれば、相手の食事から洗濯まで世話を焼くようなマメさを見せそう。プレゼントもこまめにするでしょう。

反面、気付けば相手に理想を押し付けてしまいがち。度が過ぎると嫌われるので注意が必要です。

男性の場合の特徴

切れ目なく、告白してくる人がいる。こんな風に言えるほど、モテる人も少なくはないはずです。「試しに」と告白してきた人と付き合う人も多いでしょう。

自分から誰かを好きになった場合は、相手をじっくりと観察して、ちょっとずつ距離を深めていくでしょう。

付き合い始めると、一途に相手を愛する人に。火遊びには興味がありません。

ただ、自分のしたいことはせずにはいられないので、相手を放っておいて、寂しくさせがちな点には注意が必要です。

結婚（婚期など）

旅先で出会った人と結婚、同窓会婚等、わりとセンセーションな恋から結婚しそう。

結婚後は、パートナーへの接し方と火遊びに注意すると、運を保ちやすいでしょう。

女性の場合の特徴

「結婚って、したらめんどくさそう」と思っている間は、結婚が遠ざかっていきそう。

「ま、何とかなるよね」と思った途端、良い縁が降ってくるなんてことがありそうです。

結婚後は、パートナーに理想を押し付けないようにするのが吉。

主婦にならず、家庭と仕事の両立を目指せば、パートナーの粗が目に付きづらくなります。

男性の場合の特徴

この人が良いなと心から思える人との結婚なら、まず失敗はなさそう。

裏を返せば、相手選びが最大の肝ということにもなるので、心にとどめておきましょう。

結婚後は、相手に尽くしてもらうだけでなく、相手に尽くすことを考えるのが吉。

また、ふっと火遊びに足を踏み出してしまいがちな部分があることには。注意しましょう。

仕事（適職など）

頭の回転が速く、アートや文章を書くことに才能を発揮する人が多いでしょう。

そのため、作家やライター、アクセサリー作家やミュージシャンが適職と言えます。

特に書くことが好きならば、マスコミ関連の仕事に就くのもおすすめ。新聞や雑誌の記者、コピーライター等、活躍できる分野は幅広いでしょう。

人に尽くしたいという気持ちを仕事に活かすなら、臨床心理士や教師、塾講師、弁護士を目指すのもおすすめ。

ダンスのインストラクターやボーカルインストラクター、演技指導者も適職と言えます。

癸丑の有名人・芸能人

緻密かつダイナミックな映画を生み出す宮崎駿さん、アイドルを志した頃から歌手志向の強かった保田圭さんが名を連ねます。

「こうありたい」を貫く強さを持つ人が多い干支です。