丁丑(ひのとうし)の性格や特徴

この記事の著者・監修者 zired（ジレット） 占いの専門集団が編集する占いメディア。プロフィール・編集指針

四柱推命の丁丑(ひのとうし)って何？どういう性格なんだろう？

ここでは丁丑(ひのとうし)の意味や性格、そして丁丑と相性が良い日柱干支、恋愛や結婚、仕事などの運勢についてガイドしていきます。

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丁丑(ひのとうし)とは

丁丑とは四柱推命の六十干支14番目にあたる干支で『ひのとうし』と読みます。

丁丑は異常干支ではない

丁丑は異常干支ではないため、変わった人として見られることは少ないでしょう。

ただ、ほんわかとした雰囲気と人当たりの良さに反して、自分の好みやこだわりを大切にする面があるはず。

仲間が「これ素敵！」とお店の一角ではしゃいでいても「私、向こう見てくるね」と１人でどこかへ行くような面があるのです。

人当たりは良いため、嫌われることは少ないですが、自分なりのテンポを持つ人と認識がされることが多いかもしれません。

丁丑の性格や特徴

根っからの人好きで、周りへの思いやりを忘れない、やさしい人。「皆が笑ってくれるのが幸せ」という人が多いでしょう。

ただ、どうしても自分だけの時間が欲しくなる時がありがち。加えて、自分のこだわりのアンテナに何かが引っかかったら、単独行動も辞さない傾向があります。

周りの人には、二面性を感じさせるかもしれません。

1.ほんわか、ゆったり、温かい

観光農園にいる牛を思い出してください。わりと獰猛な子は少なく、人にすり寄ってくるような、可愛らしい子が多いのではないでしょうか？

丁丑の人は、まさにこんな性格の持ち主。

お客様がみえれば、率先してお茶や話のネタになるようなお菓子を用意する。困っている人には自分の退勤時間を過ぎても手を貸す。

こういった振る舞いが自然にできる人が多いはずです。

誰にでもやさしい性格が、ほんわかとした温かさを感じさせるでしょう。多くの人から愛される人と言えます。

2.自分なりのこだわりやテンポを持っている

人好きではあるのですが、自分の時間も大切にする人。四六時中、誰かとべったり、は好みません。

皆が海辺ではしゃいでいる時に、その場を離れて、海の風景を楽しんでいる、なんてこともあるかも。

自分の世界を大切にしますし、こだわりに引っかかるものがあった時には、それに夢中になる傾向が強い人です。

道端で、好きなアニメの関連グッズを見つけたら同伴者に「ごめん、先に帰ってて」と言うことも辞さないでしょう。自分なりのテンポで動くことが多いはずです。

3.性格が豹変するタイミングがある

豹変するタイミングの1つ目が「絶対これをやらなくちゃ！」というものを見つけた時。寝る間も惜しんで企画書をまとめる、なんてこともあるでしょう。

意外と、物事への関心が薄れるのが早いので、短期決戦で頑張るのが成功のカギです。

2つ目の豹変するタイミングは、自分のこだわりと対立する意見が出た時。実は意志が強い人なので、自分の意見を曲げず、他人とぶつかり合うことがあるのです。

常に冷静さを保ち、他人との妥協点を見出す習慣をつけると良いでしょう。

丁丑の人が持つ雰囲気

とにかく温かさを感じさせる人が多いでしょう。

実際、人への配慮を忘れない、やさしい人が多いのですが、その性格がそのまま、雰囲気にも反映されている場合がほとんど。

道に迷った人や、困った人に声をかけられることも少なくないかもしれません。

職場やサークル活動等の場でも、自然と人を引き寄せる温かみを持った人です。

丁丑はモテる？美人って本当？

最近はそうでもない面もありますが、日本で１番お堅いイメージで、極力固有名詞を出さない放送局を思い出してください。

あの局のアナウンサーのように、知性や温かさを感じさせ、さりげなくおしゃれな人が多いのが丁丑の人の特徴。

頭の良さや、温かさをパートナーに求める人から、関心を持たれることが多いでしょう。

女性の場合の特徴

三歩下がって周りを立てるような、古風な若奥様という印象を与える人が多いはず。

ただ、学のなさを感じさせるようなことはまずないでしょう。

知的かつ物静かな人、という印象を与える、黒以外の色のスーツやツーピースをうまく着こなせる人が多いはずです。

別段、女をアピールしているわけではないのに、奥ゆかしさや世話焼きな面があるからこそ、魅力的に見える人です。

男性の場合の特徴

メガネにシャツにストレートパンツ、カーディガンを肩からかけて、手には分厚い本。

こんなアニメのヒロインを助けるお兄さんのような服装が似合う人が多いでしょう。

そう、見るからにやさしいという人が多いのです。おしゃれが得意で、失敗するとダサく見えがちな服装を、うまく魅せる人も多いはず。

とにかくやさしい人と付き合いたい人に、好かれやすい人でしょう。

丁丑の相性

相性が良い干支は、壬申と甲子。丁丑の人にとっては憧れ、慕える要素が多い人です。丁丑の人を上手にリードしてくれる人でもあります。

逆に相性が良いとは言えないのが、辛未と癸未。丁丑の人には、自分の環境やテンポを乱されると感じられる言動が多いため、付き合いづらい相手です。

相性の良い日柱干支

壬子 ★天地徳合

天地徳合と呼ばれる最高の相性です。互いに引き合い、考えを理解し合える関係です。また男女の場合では結婚しやすく別れにくいでしょう。

壬申

いつも周りの人の幸せを考えて行動する丁丑の人にとって、自然と場を盛り上げられる壬申の人は、憧れの的でしょう。

お近づきにはなれないアイドル、と丁丑の人は思ってしまいがちですが、実は相性抜群。互いのテンポや大きな夢を理解し、重んじ合える仲になれる可能性が高いのです。

また、2人とも他人への気配りを忘れない人。それゆえたまるストレスも、分かち合えるでしょう。

壬申の性格特徴

甲子

長期戦に強く、いつどんな時でも人に押されない強さを持っているのが甲子の人。

どちらかというと短距離走が得意で、人に合わせることの多い丁丑の人には、尊敬できる人、学べる人として映るでしょう。

甲斐甲斐しく、甲子の人の世話を焼くこともあるかもしれません。

逆に、甲子の人もやさしくて世話上手な丁丑の人を好ましく思うはず。持ちつ持たれつの関係を作れるでしょう。

甲子の性格特徴

相性の悪い日柱干支

辛未

可愛らしさも温かさもあるのに、冷やかさも感じさせるのが、辛未の人。お母さんを地で行く丁丑の人とは違う人気者です。

互いの違いを補えそうなものですが、そうはいかないのがこの2人。

場の雰囲気を気にせず、我が道を進む辛未の人を、気遣いが常の丁丑の人が苦手と感じてしまいがちなのです。

また、2人とも自説を曲げないので、何かと喧嘩になりがち。長続きしづらい相手です。

辛未の性格特徴

癸未

癸未の人は、おしとやかな雰囲気を持ち、周りの人への配慮も基本的には忘れない人です。

ただ、場の空気を読み切れなかったり、不文律を犯してしまったりしまいがち。

安泰を求める丁丑の人には「許せない！」と感じられる振る舞いのため、近づきたいとは思えない相手でしょう。

さらに、言い争いになればお互い1歩も譲らないため、相容れない関係にしかなれない可能性が高いのです。

癸未の性格特徴

丁丑の運勢傾向

親戚等から事業を引き継ぐ、夫の家業を手伝う等、誰かから事業を引き継ぐ運の持ち主。

細部まで手を抜かない仕事の手腕さを活かせば、豊かさを手にできるでしょう。

注意すべきは、飽きっぽさと、意地っ張りな部分。

このようなことを常に心がけていれば、さらに運を引き寄せられるはずです。

恋愛

人に好かれやすい人なので、相手から告白されることも少なくないでしょう。その場合、相手の本性を見定める「お試し期間」を用意するかもしれません。

逆に「この人が好き！」と思えれば、自分から尽くしまくるはず。

別々に過ごす時間も大切にしますが、一緒にいる時間は自分だけを見てほしいと考えるでしょう。

女性の場合の特徴

本人にそのつもりはなくても、思わせぶりと思われる態度をとっていることが多め。

「俺と付き合ってたんじゃないの？なんであいつと遊ぶの？」と身近な男性に言われることもあるかも。ワンナイトラブにも注意が必要です。

ただ「添い遂げたい！」とまで思える人が現れれば、夢中になるはず。

この状態になった時は、盲目的にならないのがコツ。1時間おきにメールする等、重いと受け取られる行動は避けましょう。

自分の時間は自分で楽しむのがおすすめです。

男性の場合の特徴

遊びの恋に身をやつす人もいますが、本気の恋とはきっちり線を引いているはず。

告白されて恋が始まっても、つかのまの遊びで終わることも多いでしょう。

本気の恋が始まれば、相手の本性を見定めながら、火が付くタイミングを待つはず。あまり自分からアタックすることはないでしょう。

1度付き合いはじめれば、尽くす彼に変身。常に相手の欲しいものをプレゼントするような彼になるはずです。

ただ、自分の時間と2人の時間はきっちり線引きするでしょう。

結婚（婚期など）

相手を見定めるまでに時間がかかるので、婚期は遅くなりがち。

特に女性は、無意識の思わせぶりな態度が災いし、結婚に至らない恋を重ねることが多いでしょう。

女性の場合の特徴

付き合っていない人に気があるようなそぶりをとってしまいがち。そのため、恋人と結婚しづらく、晩婚になりやすい人です。

結婚を考え始めたら、恋人とそれ以外の人との態度は変えましょう。

1度結婚に至ると、義実家との関係が深くなりがち。ただ、親族皆に尽くす、良き妻を買って出るので、家庭は安定するでしょう。

男性の場合の特徴

遊びの恋や、自分の趣味に時間を費やしたい人が多いはず。比較的、晩婚になる人が多いでしょう。

結婚後も、自分のテンポは崩さないため、別居婚を望むかもしれません。ただ、実家との縁が濃いので、親の面倒は見ることになりがち。

一緒に付き合ってくれるパートナーへの配慮を忘れないのが、結婚生活を長続きさせるコツです。

仕事（適職など）

他人の面倒を見ることは得意中の得意。そのため、保育士や介護福祉士といった仕事が適職です。

また、人付き合いが上手なので、スタッフ間の調整もお手の物。その特徴を活かして、秘書を目指すのもおすすめです。

また、精度の高い仕事ができる部分も強み。税理士や公認会計士等、お金を扱う仕事にも適性があります。

その他、家事に関わる仕事も得意。縫製やハウスクリーニング、インテリアデザイナー等の仕事も向いているでしょう。

こだわりの強さを活かせば、作家や書家を目指せる可能性もあります。

丁丑の有名人・芸能人

無口な気遣いの人ながら、TV等で大活躍する唐沢寿明さん、ほんわかした笑顔を持つ中条あやみさんも名を連ねます。

人へのやさしさと、我が道を同居させられる人が多い干支です。