癸未(みずのとひつじ)の性格や特徴

この記事の著者・監修者 zired（ジレット） 占い師および占いの専門集団からなる占いメディア。著書は「一番わかりやすい占い師になるための本」 プロフィール・編集指針

四柱推命の癸未(みずのとひつじ)って何？どういう性格なんだろう？

ここでは癸未の意味や性格、そして癸未と相性が良い日柱干支、恋愛や結婚、仕事などの運勢についてガイドしていきます。

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癸未とは

癸未は四柱推命の六十干支20番目にあたる干支で『みずのとひつじ』と読みます。

癸未は異常干支ではない

癸未は異常干支ではないため、変わった人として見られることはまずないでしょう。

基本的には、静かでおとなしい人。自分の本心は、心を許した相手にだけ話します。

テンション高く振舞ったり、早口でまくし立てるようなことは、よほどのことでもない限りしません。

そのうえ、人の面倒を見ることが得意。助けを欲する人をさっとかぎつけ、自然な態度で手を貸します。

そのため、やさしくて静かな人という評価を受けることが多いでしょう。

癸未の性格や特徴

自分から人前に出るような人はまずいないでしょう。話の聞き役に回るような人が多いはずです。

また、周りの面倒を見ることも得意。自分から職場の掃除をし、人の愚痴の聞き役に回る人も少なくないはずです。

反面、意志は強く、頑張り屋さん。周りの人が次々と取得をあきらめるような、難関資格を手にすることもあるでしょう。

1.周りをやさしく包み込むオアシス

表立って、リーダー役や場の盛り上げ役を買うことはまずないはず。静かでおとなしい印象を与えます。

宴席であれば、目上の人から目下の人にまでお酌して回り、自分の食事は後回しにしているでしょう。

それは宴席だけでなく、普段の席でも発揮される姿。そのため、常に誰にでもやさしくて、温厚な人と思われることが多いはずです。

そして、癸未の人は周りからそんな人と思われることに、喜びを感じることが多いはず。そのため、いつどんな時でも人に尽くしているでしょう。

2.目指すはエキスパート

癸未の人は、知識やスキルの習得が得意な人。乾いた土地が、雨をぐんぐん吸い込むがごとく、学べば学ぶほど、学んだことを自分のものにできる人です。

特に、自分がほれ込んだものについては、かなりの知識やスキルを習得できるはず。

手に職をつけたい、キャリアアップしたいと思うなら、何かしらの資格取得を目指しましょう。

ただし、あれこれ浮気せず、何かひとつの資格や分野について、学びを深めるのがコツ。欲張らず、本当に興味を持てるものを探すのがおすすめです。

3.抜群の意志の強さ

癸未の人は、静かでおとなしく、場の雰囲気をいつも良いものに保とうとしてくれる人。

そのため、柔軟な人と見られがちなのですが、実は驚くべき強い意志の持ち主であることが多いのです。

時々、パッと目についたものに飛びつき、あっという間に飽きることもありますが、基本的には長期戦に強い人。

夏休みを全部使って、大作絵画を完成させた、なんて経験を持つ人もいるかもしれません。

周りの状況や時流を見抜く力も活かしつつ、確実に歩を進めて、物事を成功させます。

癸未の人が持つ雰囲気

若干、日の光があるのに、しとしとと雨が降り続ける、静かな時間。癸未の人は、男女問わずこんな日を体現するような雰囲気を漂わせている人です。

静かで、どこか近寄りがたいような雰囲気さえ感じるのに、心地よくて気持ちも落ち着く。そんな空気感を持ちます。

いかにもやさしくて静かな人、と思われることが多いでしょう。

癸未はモテる？美人って本当？

上流家庭を感じさせる雰囲気を持ち、落ち着いているけれど、高級感を覚えさせる服装をしている人が多いはず。

総じて、やんごとなき家系出身の、紳士・淑女的な外見を持つ人が多いでしょう。美人が多い干支と言えます。

本人にそのつもりはなくても、見た目に惹かれる人は多いはず。告白されることが多いでしょう。

女性の場合の特徴

ミニスカートやノースリーブ等、肌を出す服装は好まないはず。保守的な服装を好み、目立たない色のアイテムを好むでしょう。

さらに、比較的骨格が華奢なことも特徴。身長があっても、細身の人が多く、ちょっと触れたら壊れそうなイメージを抱かせます。

そのため異性からは、守ってあげたい、可愛らしい女性と思われることが多め。告白されることも少なくはないでしょう。

男性の場合の特徴

マツケンサンバで注目を浴びた、松平健さんは癸未の人。身長はかなり高い方ですが、舞台を離れれば静けさや細さを感じさせる人です。

癸未の男性は、まさに松平健さんのような外見を持つ人が多いでしょう。

服装で自己主張する人は少なめですが、素材や仕立ての良い服にこだわる人は多い気配。

大人の男性を感じさせる人が多く、憧れられて告白されることが多いでしょう。

癸未の相性

相性の良い干支は、戊午と丁卯。癸未の人とは、お互いを補い合い、世界を広げ合う、とても良いカップルになれる相性の持ち主です。

逆に相性が良いとは言えないのが、己丑と乙丑。癸未の人から見ると、どうにも自由過ぎるのがつらい2人。何かと、振り回されてしまいがちな相手です。

相性の良い日柱干支

戊午 ★天地徳合

天地徳合と呼ばれる最高の相性です。互いに引き合い、考えを理解し合える関係です。また男女の場合では結婚しやすく別れにくいでしょう。

戊午の人は、活発でクールなリーダー格。困っている人は放っておかない、父性豊かな人です。

一方で、静けさに満ちた母性豊かなのが、癸未の人。戊午の人をフォローすることもあるでしょう。自然と互いを「良いな」と意識しやすい2人です。

付き合いが始まってからも、互いの関係は変わらないはず。互いに頭の回転も早いので、良きブレーンとして、長く付き合える相手です。

戊午の性格特徴

丁卯

とても活発な丁卯の人と、静かな癸未の人は水と油に見えるかもしれません。でも実は、ある共通点故、お互いを深く分かり合える2人なのです。

２人の共通点は、人や物事を深く観察する力。他人には見えていない点もお互いには見えていることが多いでしょう。

「それ分かる！」と互いに思うことが、とても多いはず。付き合い始めてからも、その部分で支え合うことができるでしょう。

丁卯の性格特徴

相性の悪い日柱干支

己丑

己丑の人も癸未の人と同様、やさしい人です。ですが始終、誰かとなれ合うことはせず、自分の好きなことを何よりも優先する人。

大掃除が終わった途端「家の掃除をします」と、飲み会に付き合わず、さっさと帰るような部分があります。

癸未の人には、ここがどうしても我慢できないと感じられるはず。気を遣っても報われず、振り回されているように感じて、別れてしまうでしょう。

己丑の性格特徴

乙丑

乙丑の人は、人の世話を焼くのが上手、周囲を良く見ている等、癸未の人との共通項が多い相手です。

ただ、誰とでも気さくに付き合う一方で、心を開かないのが特徴。

その部分が、癸未の人には理解しがたい人、油断できない人と映りがちで、なかなか仲良くなれません。

その上、2人とも自分の意見を譲らないので、何かと揉め事が起きやすく、付き合いづらい相手と言えるでしょう。

乙丑の性格特徴

癸未の運勢傾向

夢中になれるものを1つ見つけると、強い人。例えば、趣味で始めた料理が好評を得て教室を始めたら、TVに出る研究家になった、ということもあり得る人です。

ただ、専門家になると、流行や一般常識に疎くなりがち。そこには注意しましょう。

また、自分の流儀を貫くことで、周りとのあつれきを生みがちな点にも注意が必要です。

恋愛

自分から積極的に恋愛に踏み出す人は少なめ。ただ、人柄の良さや大人っぽい外見から、憧れられる人は多いはずです。

そのため、告白されて恋が始まることが多いでしょう。そこから癸未の人が、相手にほれこむこともあり得ます。

付き合いが深まると、自分の気持ちのまま、振る舞う傾向が強くなるのが特徴です。

女性の場合の特徴

告白して恋が始まることが多め。それだけに、自分から声をかけたことは少なく、「ほんとに好きってどういうこと？」という人も多いかもしれまえん。

「この人良さそう」と思える人がいたら、自分からも話しかけると、本気の恋がしやすいでしょう。

付き合い始めると、寂しい時には甘え、そうではない時にはLINEに目を通しもしない等、気分で振る舞いがち。

基本的にはやさしい人なのですが、気分で動くところが出てしまうと、破局を招いてしまいがちです。

男性の場合の特徴

自分から恋に踏み出すことは少なめ。ただし、人柄も外見も好かれやすい人なので、相手から告白されて、恋が始まることが多いでしょう。

ただ、ひとまず付き合い始めてからも、相手がどんな人かを観察し続けていることは多め。本気の恋に発展するか、一時の恋に終わるか？見極めるまでに時間は要しそうです。

本気になれば、相手に尽くしまくりそう。べたっと甘える時間も欲しい人が多い干支です。相手に「お荷物！」と思われないよう、注意しましょう。

結婚（婚期など）

他人に好かれやすい人なので、大幅に適齢期が遅れることは少ないでしょう。

自分の人の心を見通せる力を信じて、結婚相手を見極めるのが、良い結婚をするコツです。

女性の場合の特徴

若干、自己卑下をしやすい傾向と、自己主張が苦手な点に注意。本当は苦手、という相手に押し切られて結婚してしまわないようにしましょう。

信じられる相手と結婚出来れば、関門はクリアしたようなものです。

ただ、心を開いた相手には、気ままになりがち。相手を立てることを心がければ、より結婚生活が安定するでしょう。

男性の場合の特徴

やさしい人なので、相手に利用されがちな点に注意。

結婚を急ぎたい気持ちがあっても、付き合う期間をしっかりとって、相手の人となりをよく理解するのが、良い結婚をするコツです。

1度、良い相手と結婚できさえすれば安泰。仕事を頑張りつつも、家族サービスも忘れない父親になれるため、幸せな結婚生活が送れるでしょう。

仕事（適職など）

人の心や時流、物事を鋭く見抜く目を持つ人。人に接したいと思えば、心理カウンセラーや教師、マネージャーといった仕事に適性があります。

大きな会社や病院等で、秘書を務めるのもおすすめ。細やかに相手のニーズを把握して、振る舞えるはずです。

物に接することをメインにしたいと思えば、家屋調査士や投資家といった仕事が、適職と言えるでしょう。

その他、研究熱心な部分を活かせば、何かを開発するような仕事もおすすめ。車や食品等、自分が興味を持てるものの研究に取り組むのがおすすめです。

癸未の有名人・芸能人

激しいキャラクターで一世を風靡、普段は穏やかな堺雅人さんや、見るからに温かい雰囲気を放つ小栗旬さんが名を連ねます。

一緒にいる人を和ませる、やさしい人が多い干支です。