甲子(きのえね)の性格や特徴

この記事の著者・監修者 zired（ジレット） 占いの専門集団が編集する占いメディア。プロフィール・編集指針

四柱推命の甲子(きのえね)って何？どういう性格なんだろう？

ここでは甲子の意味や性格、そして甲子と相性が良い日柱干支、恋愛や結婚、仕事などの運勢についてガイドしていきます。

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甲子とは

甲子とは、四柱推命の六十干支1番目にあたる干支で『きのえね』と読みます。

甲子は異常干支ではない

甲子は異常干支ではないため、変わり者としてみられることはないでしょう。ただ、高嶺の花として人目は惹きやすい人。

気軽に触れがたい、上品な雰囲気を漂わせている人が多いはず。なのになぜか、「話しかけたい」と思わせる何かを持っているのです。

目立つ恰好やおしゃれをしていなくても、その雰囲気に引き寄せられ、話しかけてくる人が多いでしょう。

特段、恋愛対象を探している時でなくとも、言い寄られる人も多いかもしれません。

甲子の性格や特徴

甲子の人は基本、すばしっこい性格の人が多いでしょう。

ひとつ所にとどまっていることは少なく、いつも動き回っているので、アクティブなイメージを人に与えることが多いはず。

自己分析しても、じっとしているのは苦手、という人が多いでしょう。

ただ、実は長期戦にも強いのが最大の特徴。辛抱強く、行動し続けることができる人です。

1.行動がスピーディ

猫とねずみがケンカする、有名アニメがありますね。あの、ねずみはねこを凌駕する知恵も持ち合わせていますが、とにかく動きが速いですよね。

甲子の人も、あのレベルのスピーディさを持ち合わせているのです。思い立ったら即行動。「あの人面白い！」と思うや否や、即「ねえねえ」と話しかけに行くような人です。

さらに第六感にも優れているのが特徴。感覚で「好き、役に立つ」と思ったものを、ぱっと捕まえにいき、あっという間にくわえて戻ってくることもあります。

2.最後に勝つことが大事

大樹が育ち、心地いい日陰や多くの木の実を作るようになるまでには、それなりの時間がかかるもの。

甲子の人はそれを感覚的にわかっているのか、焦って仕損じるようなことはしません。その時、その場でやるべきことをコツコツとやり、最後には大きな獲物を仕留めるのです。

また、自分の目標や能力に自信を持っているため、多少の妨害や反対にはめげません。

その分、強情になりやすいところもあるので、人の意見を聞くようにすると、より目標達成しやすくなるでしょう。

3.知性を磨き上げ続けている

勉強が好きでいつも何かしらの知識をアップデートしているのが、甲子の人。

知識やスキルがなければ就けない、資格職についている人が多い他、資格をとることを楽しみにしている人も多いかもしれません。

ただ、それが自分を救うことも多い反面、誰かにマウントをとる材料として使うと、墓穴を掘ってしまうかも。

自分よりものを知らない人に出会っても「こんなことも知らないの？」は封印して吉。能ある甲子は爪を隠しましょう。そのほうが、人間関係が円滑にいくはずです。

甲子の人が持つ雰囲気

品の良さが何よりの魅力。一流の家庭で育った御曹司・令嬢といった雰囲気を漂わせる人が多いでしょう。

普段のスピーディさとは裏腹にシャイな一面を見せる時もありますが、品の良さはいつでも自分を輝かせるもの。

普段から立ち居振る舞いに気を付け、マナーを磨いておけば、一段と魅力的な雰囲気を持てるようになるでしょう。

甲子はモテる？美人って本当？

基本的に、モテる人が多いはず。人目を惹く外見や雰囲気の持ち主ゆえ、大勢の人の中にいても「あの子いいね」と声をかけられる対象になりやすいのです。

振り返ってみたら、恋のお相手がいない時がなかったという人も多いことでしょう。恋愛は楽しいし、モテることがやる気につながっている人も多いかもしれません。

女性の場合の特徴

いつでもキレイでいることがモットー、という人が多いはず。基本、頭のてっぺんからつま先までばっちりコーディネートするでしょう。

制服はよほど趣味に合わない限り、苦手なはず。どうしても着なければならない場合、メイクや髪形を工夫して、着こなしている人も多いでしょう。

勉強好きな面も功を奏し、自分に合うものを誰よりも知っていて、使いこなせるはずです。

男性の場合の特徴

基本的に、甲子の人は薄汚れているのが苦手。上品な自分の雰囲気に合わないからでしょう。

男性も同様です。見た目にあまり、気を使わない人でも、襟ぐりがヨレてきたシャツは着ないはず。清潔感第一、なのです。

一方で、自分なりのスタイルやこだわりを持っている人も少なくないはず。自分の体形から最新情報まで熱心に勉強し、常に美しく自分を演出しているでしょう。

甲子の相性

相性の良い干支は、己丑と癸丑。裏工作が嫌いで正攻法を好む者同士、腹の探り合いをしなくていいので、付き合いやすいでしょう。

逆に相性が良いとは言えないのが、庚午と壬午。

似た者同士の部分もあるのですが、甲子の人から見ると、適当すぎると見える部分があり、相容れないのです。

相性の良い日柱干支

乙丑 ★天地徳合

天地徳合と呼ばれる最高の相性です。互いに引き合い、考えを理解し合える関係です。また男女の場合では結婚しやすく別れにくいでしょう。

あきらめの悪い甲子の人にとって、己丑の人はベストパートナー。

他の人ならば「もうやめたら？」と言いそうなところを「もう少しやってみよう」と一緒に頑張ってくれる相手なのです。

人当たりが良いため、甲子の人のうまくお世辞が言えないような部分もフォローしてくれます。

人の気持ち最優先で動いている、己丑の人の気持ちをよく聞いてあげると、より関係が深まるでしょう。

己丑の性格特徴

癸丑

甲子の人とは、似た者同士な部分が多い相手。

人の目を惹く雰囲気を持ち、自分のペースを保って進める人です。甲子の人には共感できる部分が多く、肩肘張らずに付き合える相手でしょう。

主導権は相手に握ってもらうのが吉。確固たる自分の世界を持っていて、世話を焼くのが得意な人でもあるからです。

甘えさせてくれる人を求めている、甲子の人にぴったりの相手といえるでしょう。

癸丑の性格特徴

相性の悪い日柱干支

壬午

独特のセンスや、人におもねない姿勢等、学べる部分はある相手です。ただし、恋愛の相手として付き合うとなると話は別。

第六感に頼ることもあるとはいえ、データや事実を見ることも多い甲子の人から見ると、壬午の人はぶっ飛びすぎているのです。

気分とノリで動く壬午さんを見て、落ち着かなくなってしまうこともあるでしょう。遠巻きに見て学ぶくらいの付き合いがおすすめです。

壬午の性格特徴

庚午

甲子の人を上回るスピーディさやバイタリティの持ち主。憧れの気持ちを抱く、甲子の人も多い相手かもしれません。

ただ、付き合うとなると、物足りない部分と、振り回されると思う部分が多い相手。

庚午の人の、自己主張しない点を物足りないと感じることが多いでしょう。一方で、あまりに依存されて辟易することも。

この人といると力を吸い取られる、と感じる相手かもしれません。

庚午の性格特徴

甲子の運勢傾向

いかに、他人と良い距離感を保てるか？これが運気をよくするポイントです。

良くも悪くも、甲子の人は実直。お世辞が苦手で、それゆえ損をすることも多いでしょう。

正直に言っていい場面か否かだけでも判断する癖をつけ、少しだけ周りの人の目も気にするのが吉。頭の回転が早い人なので、習慣づけるのは難しくないはずです。

恋愛

基本的に、恋愛が楽しい！と思えて積極的になれる人。相手にも事欠かない人が多いはずです。

ただし、小細工はしたくない人なので、正攻法で取り組む人が多いでしょう。

また、うっかり恋愛の泥沼に足を踏み入れているなんてことも。仕事等、恋愛以外の部分にも影響を及ぼさないよう、多少は慎重になりましょう。

女性の場合の特徴

相手から求められ、愛し続けられることに価値がある。こんな考えを持つ人が多いため、自分からアプローチすることは少ないかも。

思い切り甘やかしてくれる相手を求める人が多いため、主導権を握ることも少ないはずです。

ただ、外見も性格的にも魅力的なため、アタックされることは多いでしょう。

物足りなさを感じるとすれば、自分の思い描くパートナー像に合致する人がいない時。ステイタスも性格も理想通り、という人が現れない時、不満を抱くでしょう。

男性の場合の特徴

小細工は嫌いなので、好きになったら正面からアタックするでしょう。

ただ、嫌われたくなくて、できれば相手からアタックしてほしいと考える人も多いはず。アタックするのは、よほど相手を手放したくない時だけです。

付き合い始めると、自分が主導権を握りたくなるのも、甲子の男性の特徴。子どものように頼り、甘えてくる相手に愛情を感じやすい人です。

ただし、やや移り気な傾向があり恋愛が長続きしづらい、という点は自覚しておいたほうがいいでしょう。

結婚（婚期など）

基本的にモテモテなので、結婚しようと思えばいつでも、という人が多いでしょう。

ただ、男女ともに多少、波乱万丈になりやすい傾向があるので、注意が必要です。

女性の場合の特徴

あまりに素敵なパートナー像を描きすぎていることが、ネックになることも。

「もう少し良い相手を待って、自分を高く売り込みたい」これを繰り返しているうちに、結婚が遅くなる可能性が高いのです。

自分の思い描く通りの相手と結ばれることを重視するか、早めに結婚することを重視するか？ここは、考えどころでしょう。

男性の場合の特徴

結婚すること自体に、ハードルは少ない人でしょう。

ただ、問題は結婚後。身を固めたと思ったのに、求められるがまま、他人とお付き合いしてしまう傾向にあるのです。

モテることはうれしいことでしょう。ですが道ならぬ恋は、家庭や仕事に悪影響を及ぼすことになりかねません。

独身のうちに、自重も習慣づけておきましょう。

仕事（適職など）

このようなことに長けているのが特徴。そのため、作家やシンガー等の仕事で成功を収める人もいます。

また、美術館の学芸員等、特定の分野について深く学びを深めていくことを必要とされる仕事も適職です。

いずれの仕事にせよ、自分のセンスだけを頼りにせず、少しずつ学びを深めながらクオリティを上げていくのが、甲子の人の特徴。

そのため、大きな組織に属するよりも、基本フリーランスで仕事をするほうが、満足いく仕事がしやすいでしょう。

甲子の有名人・芸能人

マルチな活躍を見せる方が多いのが、お判りいただけるでしょう。

また、佐野史郎さんは俳優であり監督、工藤静香さんは歌手であり画家というように、様々な顔を持つ方もいます。