十干

壬(みずのえ)とは?壬日生まれの性格や相性【四柱推命】

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壬(みずのえ)とは?壬日生まれの性格や相性【四柱推命】

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壬(みずのえ)とは何?性格や相性が知りたい!

このページでは「壬」の意味や性格、他の十干との相性や壬の十干十二支についても解説していきます。

壬(みずのえ)とは?

壬

壬とは、四柱推命や算命学でもおなじみの「十干(じっかん)」のうち9番目にあたる要素で、「みずのえ」または「じん」と読みます。

持っている性質から、命式に当てはまる人の性格や特徴を読み解くことができるのです。

 

十干とは?十干一覧表

番号 十干 読み方 別読み 五行 陰陽
1 きのえ こう 陽(+/兄)
2 きのと おつ 陰(-/弟)
3 ひのえ へい 陽(+/兄)
4 ひのと てい 陰(-/弟)
5 つちのえ 陽(+/兄)
6 つちのと 陰(-/弟)
7 かのえ こう 陽(+/兄)
8 かのと しん 陰(-/弟)
9 みずのえ じん 陽(+/兄)
10 みずのと 陰(-/弟)

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壬が表す意味・キーワード

壬は「水の兄」を指す言葉。水の中でも、大きな河川といった、普段から自然界に存在する、大きな水を表します。

季節でいえば種が母体である植物を離れ、地面の中で芽吹きの時を待っている様子を指す言葉です。

キーワード

海、大きな河川、ダイナミック、包容力、フットワーク、暴走、人懐っこい、柔軟

壬日生まれの人の性格や特徴

走る女性のビジネスマンのイラスト

いつもニコニコしていて、人に親切。壬の人にはこんな人が多いでしょう。周りから慕われ、頼りにされている人も少なくはないはずです。

物静かで、あまり自己主張しない人と思われることもあるかもしれませんが、秘めたパワーはあなどれません。

フットワークが軽く、常に時代の最先端を求めて走っているような面があります。

包容力にあふれる温かい人

凪や波のあまりない静かな海に、何も考えることなく、ぷか~っと浮かんでくつろぐのが好き、という人も少なくはないでしょう。

壬の人はこんな状態の海のように、包容力にあふれた態度で人を包み込んでくれる人。細かいことは気にしませんといわんばかりに、誰でもその懐に受け入れます。

周りから一緒にいるとくつろげる、安心できる人と言われ、慕われることも多いでしょう。

また、他人の気持ちを見通すことが得意なので、その時1番必要な手助けを、サクッとできる人でもあります。

周りから、気遣いのできる人として重宝がられる人です。

フットワークが軽くて柔軟

仕事もスキルアップのための勉強も、アクティビティも恋する時間も、全部満喫したい。そして、世界や時代の最先端にいたい。

こんな気持ちから、常に走り回っているような人が多いでしょう。

周りから見れば「疲れないの?」と聞きたくなりそうなものですが、これが壬の人にとっては通常運転。逆に、1つの場所に留まってしまうと、調子が出ないはずです。

また、どこへ行っても存在感はあるものの、悪目立ちすることはまずないはず。

もともと壬=常に流れのある水なので、とても柔軟で、誰にでもどこにでも寄り添える器用さを持っているのです。

超ダイナミックな部分を持つ

海や比較的大きな河川で遊んでいて、突然の波や、流れの早いところに驚いたという経験を持つ人もいるでしょう。

壬の人も同様に、包容力だけでなく、ダイナミックで周りを驚かせるような面を持った人。

特に大きな目的があって動いている時は、手段を選ばない冷徹さや破天荒さを見せることがあります。

また、普段の姿からは想像もつかない激烈さで怒りを発散させることも。

誰が何を言っても聞かないというよりも、本気で怒り狂っている時は誰の言葉も、耳に入らないでしょう。

いずれにせよ、スイッチが入ると超がつくほどダイナミックな人です。

壬日生まれ(水の陽)と他十干との相性

壬の十干十二支

女性
壬の自分と相性がいいのはどんな干支の人なのか?

恋人や家族、同僚、友人と壬の私は相性が悪いのかいいのか?

こんな辺りが気になっている方もいることでしょう。ここでは、壬と他の十干との相性を解説します。

ぜひ、身近な人、気になる人との相性のチェックにお役立てください。

甲(木の陽)との相性

甲

壬の人も甲の人もダイナミック。足並みがそろいやすく、どちらか置いてけぼりを食らう、出遅れるなんてことは、まずないはずです。楽しいお付き合いができるでしょう。

ただ、水=壬はどうしても、大きな木=甲を養うことになる存在。寄りかかられすぎて疲れた、となりやすい相手です。

相性は★2.5個壬の人が甲の人の世話を焼きすぎて、付け上がらせないように気を付けましょう。

乙(木の陰)との相性

乙

壬の人も乙の人も、とても柔軟。お互いの価値観や行動パターンが見えやすい分、気楽に付き合いやすい2人です。

ただ、壬は水。草やツタを表す乙の人の世話を焼きっぱなしに焼くことになる可能性は高いでしょう。思い切り、寄っかかられそうな気配があります。

相性は★2.5個壬の人にとっては、目は離さないけれど、何もかもやってあげることはしない、さじ加減が必要な相手です。

丙(火の陽)との相性

丙

丙=火、壬=水と、正反対の性質を持つ2人です。ただ、丙の火はお日様なので、壬をきらめかせてくれます。

壬もそこにいるだけで、丙を力強く温かく見せるので、一緒にいると互いに魅力を発揮できるでしょう。

お互いにダイナミックなので、喧嘩も規模が大きくなりがちな点に注意を。また、お互いに気を許せる人の前だと、わがままを言いがちな点にも注意しましょう。

相性は★4つです。

丁(火の陰)との相性

丁

一緒にいると、お互いに良い変化が期待できる相手。

壬の人は確固たる信念ができ、よりしっかり者として活躍できる可能性が広がります。丁の人には、したたかさや根気強さが育つでしょう。

壬の人の方がどうしてもパワーで勝るので、丁の人を意図せず、へこませたり泣かせたりしないよう、注意は必要。

相性は★4.5個の好相性なので、壬の人が相手への気遣いを忘れないようにしましょう。

戊(土の陽)との相性

戊

戊は、大きな山も表しますが、堤防も表します。つまり、ヒートアップして暴れている時の壬=水を受け止めてくれる相手ということ。

壬の人が甘えても大丈夫な相手、守ってくれる相手になりえる、心強い相手なのです。

ただ、壬の人のパワーが強すぎれば、戊の人は壊れてしまいかねません。自分がわがままで動いていないか?見極めながら付き合う必要はあるでしょう。

相性は★3.5個です。

己(土の陰)との相性

己

水=壬は土=己を流してしまうもの。己の人にとっては、自分のペースやあり方を崩されてしまう、面白くない相手です。

逆に水も、土が混じると汚されてしまうもの。

壬の人も己の人といると、自分のペースやあり方、価値観を侵されるような気がして、平常心でいられないことが多いでしょう。

相性は★1つ反面教師や、自分にないものを学ぶ相手として遠巻きに見ている方が平和なはずです。

庚(金の陽)との相性

庚

金=庚は、水を生み出す存在ともいわれます。そのため、比較的大きな水である壬の人にとって、庚の人は、故郷に帰ったかのような安堵を感じる相手。

ちょっとだけ、耳の痛い助言を繰り出されることもありますが、基本的には一緒にいることが喜びに感じられる相手でしょう。

それだけに、壬の人が庚の人に頼りすぎるのはNG。自立する努力も必要なので、相性は★3つといったところです。

辛(金の陰)との相性

辛

こまめに壬の世話を焼いてくれるのが、辛の人。壬の人は、まるで家族と一緒にいるかのような心地よさを覚えることが多いでしょう。

逆に、壬の人がいるだけで辛の人の長所を素敵に見せることもあるので、お互いに一緒にいて得ができる関係を築ける2人です。

相性は最高の★5つ「自分が絶対に譲りたくない」と思うところで、激しく衝突してしまわないようにだけ、気を付けましょう。

壬(水の陽)との相性

壬

何といっても、同じ十干の人。言葉にせずとも分かり合える部分が多く、ウキウキするような付き合いができるでしょう。

2人でいれば向かうところ敵なしと感じられることも多そうです。

ただ、ダイナミックさも同等という点は、忘れてはいけません。調子に乗りすぎて、2人で周りを置いてけぼりにしたり、マウントを取り合ってしまう気配があります。

相性は★2つといったところでしょう。

癸(水の陰)との相性

癸

壬も癸も水であることには変わりません。そのため、共通項は多く、付き合いやすい部分もあるはずです。

馬力があるのは壬の人の方。そのため、壬の人が癸の人を守り、癸の人が壬の人を後ろから支えるという図式ができれば、うまくいくでしょう。

ただ、お互いに水なのでキレたら誰にも止められません。大騒動になりそうな気配があります。相性は★2.5個に近い3つといったところです。

壬の十干十二支(六十干支)一覧

壬は十干の1つ。この後ろに、ある一定の法則に基づいて十二支を組み合わせると、壬の十干十二支ができあがります。

ただ、子から亥まで全ての十二支が組み合わせられるわけではありません。壬に組み合わせられるのは、申、午、辰、寅、子、戌の6つのみです。

ここではその6通りある、壬の十干十二支の特徴を解説します。

壬申(みずのえさる)

山から流れる水×さるのイラスト

壬の人には、物静かに見える人が多いのですが、壬申の人はぐいぐいと前へ出る傾向が強いのが特徴。

ただ、人懐っこくて頑張り屋さんな面が前面に出ているので、皆の人気者になっている人も多いでしょう。

周りへの配慮を忘れて、自分のためだけに動いてしまわないよう注意すれば、さらに大きな運をつかむことも夢ではない人です。

関連特集壬申(みずのえさる)の性格や特徴

壬午(みずのえうま)

水が流れている山+馬のイラスト

とても素直。自分の気持ちや自分の考えを包み隠すことはなく、あけっぴろげな人が多いでしょう。

独創性が強く、表現力に優れているので、企画職やアーティストとして活躍する傾向があります。

若干、飽きっぽいところたまにキズ。1度着手したことは最後までやり遂げる習慣をつければ、今まで以上に良い運を手にできるでしょう。

関連特集壬午(みずのえうま)の性格や特徴

壬辰(みずのえたつ)

山+辰のイラスト

いかにも水!といった雰囲気を漂わせる人が多いでしょう。いたってクールで、理知的。とても誠実で、浮ついたものを一切感じさせず、着実に前進します。

ただ、自分が良いと思ったものを絶対に通そうとして、他人と衝突しがちな部分があるはず。

他人の意見を聞く姿勢を見せれば、さらに多くの人からの信頼を集められるでしょう。

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壬寅(みずのえとら)

山+虎のイラスト

ゆったり、のんびり構えている人が多いでしょう。とても人懐っこい人でもあるので、多くの人に囲まれて過ごす時間が長い傾向があります。

トップにいたいという意識が強いので、影ながら勉強をしている人もいるでしょう。

時々、ぬるま湯に浸かってしまいがちな部分があるので、着実な努力を忘れないようにするのがおすすめです。

関連特集壬寅(みずのえとら)の性格や特徴

壬子(みずのえね)

山+ネズミのイラスト

細かいことは気にしない、ダイナミックさを強く感じさせる人。頼ってくる人をフランクな態度で受け入れる、やさしさも持っています。

動きは素早いですが、根気強く人物事に取り組む人なので、様々な夢を現実のものにできるでしょう。

若干、周りの人を置いてけぼりにしがちな点と、細部を見過ごしがちな点には注意が必要です。

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壬戌(みずのえいぬ)

山+犬のイラスト

壬の中でも特に、他人の気持ちに敏感な人。世話役をしていることが多いでしょう。

自分が「これだ!」と思ったものにはすぐ飛びつき、自分のものにする素早さも持ち合わせています。

他人の世話を焼きすぎてうっとおしがられたり、自分の気持ちを優先しがちな点には注意を。そこさえ抑えられれば、多くの夢を叶えられるでしょう。

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