このページでは「丁」の意味や性格、他の十干との相性や丁の十干十二支についても解説していきます。
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【丁】
(ひのと)
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目次
丁(ひのと)とは?
甲とは、四柱推命や算命学でもおなじみの「十干(じっかん)」のうち4番目にあたる要素で、「ひのと」または「てい」と読みます。
持っている性質から、命式に当てはまる人の性格や特徴を読み解くことができるのです。
十干とは?十干一覧表
番号 | 十干 | 読み方 | 別読み | 五行 | 陰陽 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 甲 | きのえ | こう | 木 | 陽(+/兄) |
2 | 乙 | きのと | おつ | 木 | 陰(-/弟) |
3 | 丙 | ひのえ | へい | 火 | 陽(+/兄) |
4 | 丁 | ひのと | てい | 火 | 陰(-/弟) |
5 | 戊 | つちのえ | ぼ | 土 | 陽(+/兄) |
6 | 己 | つちのと | き | 土 | 陰(-/弟) |
7 | 庚 | かのえ | こう | 金 | 陽(+/兄) |
8 | 辛 | かのと | しん | 金 | 陰(-/弟) |
9 | 壬 | みずのえ | じん | 水 | 陽(+/兄) |
10 | 癸 | みずのと | き | 水 | 陰(-/弟) |
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丁が表す意味・キーワード
丁は「火の弟」を指す言葉。星や月の他、ろうそくや焚火、ガステーブルの火等、人が作る炎のことも表します。
季節でいえば、夏。小さな苗木が勢いをもって伸びる時期を表す言葉です。
キーワード
丁日生まれの人の性格や特徴
目立たない人、おとなしい人と思われがちですが、他人への思いやりと良い意味でのしたたかさを兼ね備えた、デキる人です。
観察力と情のもろさから、人の世話を焼かずにはいられないので、温かい人として人気を集めるでしょう。
そのうえ、現状を見極めるのが上手。その時々にジャストフィットする言動をとることができる人です。
温厚で世話上手
寒い日のストーブ、最高にうれしい存在ですよね。丁の人はまさに、こんな特徴を持つ人。
心が冷えきっている人、忙しくて疲れている人、困ってパニックになっている人をそっと温めるような温かさを持っている人です。
観察力に優れているので、どんな手助けをすれば相手が1番喜ぶか?見極めることができるはず。
その見極めに基づいた援助に、感謝しない人はまずいないでしょう。結果として、周りから気の利く人、世話上手な人という評価を受けることが多いはずです。
皆のお母さん、皆の薬箱的存在として活躍する人も少なくはないでしょう。
思慮深くて堅実
他人の世話を焼くことについてはフットワークの軽い丁。でも、普段はよくよくじっくり、状況や今後の展望を見てから動くことが多いでしょう。
上昇志向が強く、リスクは極力冒したくないという気持ちが、思慮深さを生んでいることが多め。
特に何かしらのプロジェクトを抱えているような時には、非常に堅実に、事に当たるでしょう。すべてのリスクを着実に排除していくはずです。
ただ、今がチャンスと見たら猛ダッシュを見せることも。脇目も振らず猛ダッシュしている様子は、普段とのギャップが激しく、周りの人を驚かせるかもしれません。
マイルールは厳しめ
表立って口にすることはありませんが、丁の人のマイルールは厳しめ。
上昇志向が強く、自分の価値観をしっかり持っている人なので、そこに反するものは断固として受け入れない面があります。
そのため、味方と認定している人と、そうでない人の線引きははっきりしていそう。苦手な人は、徹底的に苦手と思っているでしょう。
丁の人自身、そんな自分に嫌気がさすこともあるのですが、どうしても合わない人というのは誰にでもいるもの。
たまには「こんなことされて嫌だった」くらいは、信頼できる人に打ち明けると、気持ちが安定しやすいでしょう。
丁(火の陰)と他十干との相性
丁には「火の陰・火の弟」という性質があります。
当然、丁以外の十干にもそれぞれの特徴があるため、丁と他の十干の相性の良し悪しは、必然的に発生するものです。
それでは、丁と相性が良い十干はどれなのか?逆にあまり良いとは言えないのはどの十干なのか?解説しましょう。
甲(木の陽)との相性
人の手で火を作るにしても、必要になるのは燃料。分かりやすい燃料といえば、木や材木でしょう。
甲はまさに、木や材木を表す言葉。人間関係も同じで、甲の人は丁の人を力強く支えて、勢いづけてくれる存在です。
ただ、甘えすぎには要注意。甲の人は前に出る性質が強いので、世話焼きに甘んじていると、嫌気がさしてしまいがちです。
相手を立てる努力をしましょう。相性は★4つです。
乙(木の陰)との相性
乙は草木や花を表す言葉。火をつければ燃えるものであるため、甲ほどの馬力はないものの、丁の人に活力を与え、支えてくれる存在ではあります。
丁の人が相手をリードする恋をしたいならば、乙の人を選ぶのはアリでしょう。
ただ、自由気ままに振舞いすぎると、相手を振り回してしまいがちな点に注意。たまには相手をもてなす姿勢を見せましょう。相性は★3.5個といったところです。
丙(火の陽)との相性
丁とは同じ火の性質をもつ者同士、上昇志向の強さ等、共通項も多い相手。一緒にいて気楽な部分はあるでしょう。
ただ、丙の人の方が丁の人よりパワフル。丁の人を顎で使いまくるような部分があるので注意が必要です。
頭のてっぺんからつま先まで尊敬してやまない相手で、いくら尽くしてもOKと思えない限り、関係を長続きせるのは難しいかも。相性は★2.5個といったところでしょう。
丁(火の陰)との相性
同じもの同士、共通項が多く、分かり合える部分も多い相手です。
また、2人とも互いへの好意が燃料になり、互いへの恋に熱くのめりこんで、離れがたい関係になる気配があります。
ただ、2人とも上昇志向が強いため、マウントを取り合って激烈な喧嘩になることがあるので、要注意です。
相性は★3つ。いくら似ていても、相手は違う人間だという割り切りが、関係を長続きさせるでしょう。
戊(土の陽)との相性
戊の人はめったなことでは動じず、大きく構えている人。
頭脳活動が忙しくて、しんどくなることのある丁の人を、力強く包み込んでくれるのが、戊の人です。
そのため、丁の人は戊の人に癒されることが多いのですが、丁の人の自然な振る舞いが、戊の人を癒すこともあります。
お互い、相手に何かしてもらうことを期待しすぎなければうまくいくでしょう。相性は★3.5個といったところです。
己(土の陰)との相性
勢いやエネルギッシュさをあまり感じさせないのが、己の人。丁の人から見ると「やさしいけれど、物足りない人」と映ることが多いでしょう。
放っておけない後輩としては、世話を焼くのもやぶさかではないのですが、恋人となると考えてしまう部分がありそうです。
相性は★2つ。相手を一人前にしたい!世話を焼き続けたい!と思い切れるかどうかが、付き合えるか否かのカギになるでしょう。
庚(金の陽)との相性
丁がリードすることで、互いの成長を見込める仲。炎=丁が、庚=金属の形を変え、世の中で役に立つものに整えていくのです。
庚の人も丁の人を頼れる人、自分を育ててくれる人として尊敬し、様々な形で尽くすでしょう。
ただ、丁の人が口うるさく干渉すると、庚の人がしんどくなってしまいそう。丁の人が努めて、庚の人の本音を聞いたり、自由を許す心がけをしましょう。相性は★4つです。
辛(金の陰)との相性
人が作る温度の高い炎=丁は、宝石=辛を燃やし尽くしてしまうほどの威力を持つことがあります。そして、辛を燃やし尽くしたからといって丁が何かを得るわけでもありません。
人間関係も同じ。丁の人の賢さや堅実さを辛の人は恐れ、辛の人の細やかさに丁の人は苛立ちます。
自分にあまりないものを学ぶには最高の相手ですが、それ以上の相手にはなり得ないでしょう。相性は★1.5個です。
壬(水の陽)との相性
丁の人は壬の人と一緒にいると、精神的な強靭さや他人を許す気持ちを養うことができそう。一方の壬の人も、上昇志向や芯の強さを養うことができるでしょう。
さらに、2人でいると、いつも以上に持ち前の能力を発揮しやすくなるというメリットもあります。
相性は最高の★5つ。ただ、丁の人は壬の人の自由さに疲れてしまうことがありそう。意識して、1人の時間をとるのがおすすめです。
癸(水の陰)との相性
癸の人は丁の人を気にかけて、やさしくしてくれることの多い人。丁の人も、悪い気はしないでしょう。
ただ、基本的には2人の持つ性質は逆。丁の人が猛進している時に、癸の人が冷や水を浴びせるような言動をすることが、たびたびあります。
そのため丁の人が、癸の人の言動に嫌気がさしてしまう関係になることが多いでしょう。相性は★1つ。たまに頼るくらいがちょうどいい関係です。
丁の十干十二支(六十干支)一覧
丁は十干。この後ろに一定のルールに基づいて十二支を組み合わせると、丁の六十干支ができあがります。
ただ、十二支を組み合わせるといっても、子から亥まですべての十二支が丁と組み合わせられるわけではありません。卯・丑・亥・酉・未。巳の6つが組み合わせられます。
ここでは、丁の十干十二支の特徴を解説しましょう。
丁卯(ひのとう)
1人でプランを立て、1人で淡々と、自分がやると決めたことをやりきることが得意。いつの間にか、大きな成果を上げていることもあるでしょう。
単独行動が得意な分、他人の世話を焼くことは上手なのに、人の輪にはうまく入れなくなりがち。
意図して、他人との交流を図ることが、素晴らしい運を運び込むことにつながるでしょう。
関連特集丁卯(ひのとう)の性格や特徴
丁丑(ひのとうし)
丁の中でも特に、じっとしている時と猛進している時のギャップが激しい人。持ち前の観察眼を生かして、パワフルかつ素早く事の本質をつかむでしょう。
ただ、猛進する時間が長続きしないのが、たまにキズ。
人付き合いは上手なので、周りの人の力を借りながら、1つのことを着実にやりきる習慣を付けると、運も開けるでしょう。
関連特集丁丑(ひのとうし)の性格や特徴
丁亥(ひのとい)
愛らしくて、率直な人。また、丁の中でも特に理想や真実を大切にする人なので、とても清純な人と思われるでしょう。
実は、とても勘が鋭くて未来予知的なことができることも多い人。
そのため、本人にとっては当たり前と思えることが、周りにはそう思えないことがまま、発生します。周囲と自分との違いを自覚しておくのが吉です。
関連特集丁亥(ひのとい)の性格や特徴
丁酉(ひのととり)
丁の人の中でも、特に人の世話を焼くのが上手で情にもろい人。トラブルの際にも、気持ちの強さを発揮します。
いつの間にか、頼れる人として信頼を集め、多くの人から慕われることも少なくはないはずです。
反面、長期戦が苦手な部分が泣き所。やると決めたらやりきる強さを身に着けると、より多くの信頼を集められるはずです。
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丁未(ひのとひつじ)
パッと人目を惹く美しさや、カッコよさを持つ人が多いでしょう。少し俗世離れしたものの考え方・見方も、魅力の人です。
普段は品のある言動を見せますが、腹を立てたらものすごい勢いでキレるような面があります。
静かに怒りを感じさせるキレ方も身に着けるのがおすすめ。普段とのギャップで周りを驚かせることも減るでしょう。
関連特集丁未(きのとひつじ)の性格や特徴
丁巳(ひのとみ)
丁の人としては珍しく、子どもの頃からリーダーを務めている人が多いでしょう。
遊びの場面でさえも、なぜか決定権をゆだねられたり、頼られることが多いはず。多くの人に慕われる人です。
時々、自分の考えだけで動いて周りの人を置いてけぼりにしてしまいがちな点が、たまにキズ。常に周りの人の話を聞くことを心がけましょう。
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