福が訪れる「天恩日」とは？2024年〜2025年ガイド

この記事の著者・監修者 zired（ジレット） 占いの専門集団が編集する占いメディア。プロフィール・編集指針

字面からして縁起の良さそうな「天恩日」。でも…

どんな日なの？

何をするのにいい日なんだろう？

ということは意外と知られていないでしょう。

今回は天恩日について徹底解説。2024年・2025年、特に利用したい注目の天恩日も解説します。

天恩日とは？

天恩日とは「天があらゆる人に恩恵を与える日」とされます。ざっくり言えば、あらゆる人にツキが与えられる日といえるでしょう。

常識的に「良い」「喜ばしい」とされることであれば、何をしても良い日とされています。つまり慶事を行うには、この上なく向いている日。

月に5日から10日あるので、利用しやすい点もうれしいところです。

天恩日と天赦日の違い

一文字違いではありますが、性質には違いがあります。天恩日は「天から誰もが恩恵を与えられる日」で、慶事に向く日。

天赦日は「天が人の罪を許し、邪魔なものを取り除く日」で、何かを始めることに向く日です。

また、天恩日は月に5日から10日ほどあり、1度始まると5日続きますが、天赦日は年に5，6日しかありません。

編集部おすすめ！2024年の天恩日

天恩日は、多い月であれば1か月に10日ほどある、利用しやすい吉日です。こちらのページで2024年の全天恩日をご覧いただけるので、ご活用ください。

ここでは、特に活用いただきたい注目の天恩日をご紹介します。

天恩日に一粒万倍日と大明日、母倉日、大安が重なる5月15日

慶事ならば何をしてもOKといえる日。結婚式、引っ越し、棟上げ、高額な買い物、家族のお祝い、旅行等、どんなことにも活用できる日です。

また、大安も重なるので、何でも順調に運ぶことも期待できます。新規事業の立ち上げや会議等にも、向いた日といえるでしょう。

宝くじや財布の購入、使い始め、金運アップ祈願にも良い日です。

一粒万倍日なので、大きくなって戻ってきては困る借金や、悪口は避けて。また、運気を下げるとされるケガや病気等のアクシデントには十分注意しましょう。

天恩日に大明日と母倉日、大安が重なる8月14日

慶事に向く天恩日に、何にでも天の後押しが得られる大明日、母倉日が重なる日です。

大安も重なるので、親戚や親しい人同士が集まる行事も、滞りなく進みやすいでしょう。

お盆ではありますが、結婚式や婚姻届けを出すことにも向く日。その他、建築や開業にも向いた日です。

また、買い物や新しいことを始めることに向く日でもあります。財布の新調や貯金、勉強の開始等がおすすめアクションといえます。

注意点は慎重に行動すること。ケガや病気、事故を避けることが、良い運を保つコツです。

2025年のすべての天恩日

天恩日は、多い月であれば1か月に10日ほどある、利用しやすい吉日ですが、2025年でとくに注目したい天恩日をご紹介します。少しでも良い天恩日を活用したい人はチェックしてくださいね。

寅の日、月徳日が重なる2月26日

お金が出てもすぐ戻ってくるとされる寅の日と、特に土木建築に関連することにツキがあるとされる月徳日が重なる日。

まだ寒さの残る時期ではありますが、不動産の購入や地鎮祭、引越し、リフォームの着手等にぴったり。

大きな買い物という点では、車やジュエリー、家電製品などの購入も良いでしょう。もちろん、宝くじの購入にも適した日です。

また、何かを始めることにも向く日。貯金、口座開設、資格取得の勉強、習い事、副業の開始等に向きます。

ここまで大きくないことでも靴や服を下す、お財布を使い始めるといったこともおすすめです。

何時に何をしても邪魔が入らず、スムーズに動きやすい日なので、自分の気持ちでスタートの時を決めましょう。

一粒万倍日、母倉日、大明日が重なる12月6日

お金のラッキーデイに、おめでたいことなら何をしてもOKの吉日が重なります。

大きなところであれば結婚式や結納、引越し、不動産の購入、開店、独立等に向く日。その他、誕生日会や祝賀会等にも向く日です。

家族や親類の長寿のお祝いが都合で敬老の日にできなかった場合は、ここでするのも良いでしょう。

身近なところでいえば、買い物に向く日。宝くじはもちろん、この先、長く使いたいものを買うと良いでしょう。

ここぞという時に使うバッグ、アクセサリー等、子どもにも受け継いでもらえるような良いものを意識するのがおすすめ。

あなたを支えてくれる逸品を手にできるでしょう。この日ならば、何時に行動しても運が後押ししてくれるはずです。

天恩日の過ごし方について

天からの恩恵が受けられる日、有意義に使いたいですよね。ここでは、天恩日の過ごし方を考えてみましょう。

財布購入や使い始めには？

慶事であれば、何をしても良いとされる天恩日ですが、実は仕切り直しにも向いた日とされます。

つまり「貯金したい」「収入2割増し」といった願いをこめて、行動を起こすにはぴったりの日ということ。

お金の居場所となる財布を購入したり、新しい財布を使い始めることは、こういった行動に当たるので吉といえます。

お金にかかわることで言えば、経済に関する情報を得るのも良い行動といえるでしょう。

他にも、自宅や事務所の購入、自動車の購入、寺社仏閣の参拝等も吉。「ここから生まれ変わる！」と思いを込めて、行動すると良いでしょう。

結婚・入籍は？

天恩日は、慶事全般に適した日であり、新しい1歩を踏み出すのにもぴったりの日。結婚に関する行事をするには、この上なく向いている日の１つといえます。

結納や入籍、挙式等、結婚につながる行事は、躊躇なくこの日に持ってきて良いでしょう。

なお、結婚後だいぶ年数を経てからになりますが、銀婚式や金婚式等をする日に充てるのもおすすめです。

その他、お宮参りや七五三、幼稚園や学校の合格祝い・入学祝い等を行うのもおすすめ。還暦や米寿等のお祝いをするのも良いでしょう。

家族にとって喜ばしいことは、幅広く祝える便利な吉日です。

引越しや移転はどう？

引越しや移転も、これまでの人生を仕切り直し、新しい日々への1歩を踏み出す行事。つまり、天恩日に行うにはぴったりの行事といえるでしょう。

特に栄転、マイホームへの入居、賃貸物件から自社物件への移転等、明るい事由での引越し・移転に適した日です。

なお、移動することにもツキのある日なので、旅行の日に充てるのもおすすめ。

他の吉日や凶日との兼ね合いもありますが、1度始まれば5日続くので、宿泊旅行にも使いやすいでしょう。

引越しや旅行の予定はないけれど、住環境を変えたい場合は、掃除や断捨離をするのもおすすめです。

天恩日にやってはいけないことはある？

おめでたくないこと、常識的にダメだと考えられることには向かない日です。

1番避けるべきだといわれるのは、葬儀。1度始まると5日間続くのが天恩日なので難しいところですが、可能な限り避けましょう。

また、借金もあまりおめでたいこととはいえませんし、負担を抱えることになるので、避けた方が安心です。

さらに突発的なケガや病気にも注意しましょう。まったくおめでたくないことなので、せっかくの運を下げてしまいかねません。

特に、病院行きになる事態、入院するような事態は、避けて吉。事故や体調管理には十分気を付けましょう。