大明日に関して、様々な疑問を抱いてはいないでしょうか?今回は大明日の意味や過ごし方、2024年の注目すべき大明日について解説します。
目次
大明日とは?大明日の意味
大明日とは「太陽の光が、天も地もすべてを照らし出す日」という意味。つまり、太陽の恩恵を誰でも受けられる日として重んじられています。
現代以上に、日の光が恩恵として重んじられていた古代中国の「大明歴」には既に登場していた吉日。
すべての命を育み、この日から1歩を踏み出す者に明るい先行きを示してくれる日といわれます。
大明日はしてはいけないことはない万事の吉日
吉日の中には、してはいけないことのある日もあります。例えば葬儀をしてはいけない日、退職に向かない日もあります。
ですが、大明日にはそういった、してはいけないことがない日。とても使いやすい吉日といえます。
編集部注目!2024年の大明日
大明日は月15日前後あります。
吉日としてはかなり、使いやすいでしょう。こちらをご覧いただければ、2024年の大明日をすべてチェックいただけます。
ここでは、特に活用したい注目の大明日をご紹介しましょう。
大明日に一粒万倍日と母倉日、天恩日、大安が重なる5月15日
基本的に何をしてもいい日。大きなところでは建物の建築や地鎮祭、車等の高額な買い物、プロジェクトの始動の他、結婚式やプロポーズにも向く日です。
その他、日帰りの旅行、宝くじや財布の購入、苗を植えつけることにも向く日。寺社仏閣の参拝にも向きます。
一粒万倍日が重なるので、宝くじ以外のギャンブルや借金、悪口等は避けて。口座開設や貯金を始めることにはツキがあります。
また、天恩日の注意点として葬儀は避け、不慮の事故に遭わないよう、周りに注意して過ごしましょう。
大明日に母倉日、天恩日、大安が重なる8月14日
節目のお祝い、慶事に適する大明日に、結婚にまつわることにツキがあるとされる母倉日が重なります。
また、慶事に向く天恩日、何事もスムーズに運ぶとされる大安も重なる日です。
お盆の最中ではありますが、挙式や婚姻届けの提出に適した日。そこまでいかなくても、親族で食事をする等のアクションにはツキがあります。
その他、身近なところでは、財布の使い始めや新調、貯金を始めることにも向く日です。
ケガや事故をすると運気を下げやすい日なので、注意深い行動だけは心がけましょう。
大明日の過ごし方
何をしてもいい日といわれると、かえって戸惑うもの。ここでは大明日の良い過ごし方についてご紹介します。
婚礼はじめとした慶事にも大吉
大明日は、門出を祝うのにふさわしい日。太陽の光の恩恵を存分に受けられる日ですから、幸先の良いことこの上ない日です。
また、先の先まで明確に見渡せる日といういわれもあります。挙式、入籍の日に充てるにはピッタリの日といえるでしょう。
その他、誕生日のお祝いや合格祝い等、慶事であれば何を祝うにも向く日です。
ただ、重なる他の吉日や凶日の中に、してはいけないことがある場合もあるので、そこだけはチェックしましょう。
開業や建築などのスタートにも吉
陽光の恩恵を受けられるといわれる、幸先のいい日ですし、先の先まで見渡せる日といわれるので、開業にもぴったり。
会社設立の場合は、登記の申請日を充てるのも良いでしょう。元手が大きくなって戻りやすい一粒万倍日と重なる日を充てるのもおすすめです。
また、すべてがクリアに見える日ですから、事故やケガがあっては困る建築のスタート日に充てるのも吉。
マイホームや店舗等、大切な建物の建築スタートの日にぴったりの日です。
引越しや旅行にも優れた吉日
何でも明確に見える日なので、つまづきそうな道端の石もよけやすい。しかも太陽という、最強の陽のパワーをもらえるのが、大明日とされます。
そんなところから、大明日は移動も安心にできるといわれる日。引越しをしても旅行をしてもスムーズかつ安全にできる可能性の高い日です。
引越しの移動は1日で終わることが多いでしょうが、宿泊を伴う旅行の際には少し注意を。出発日が大明日でも、帰宅日が凶日にならないようにしましょう。
大明日に関する疑問
カレンダーや暦を見ると出てくる、縁起の良くない日。そんな日と大明日が重なるとどうなるのか?解説します。
不成就日が重なる
不成就日とは、何をしても凶に転じてしまうといわれる日。何かを始めたり、大きな動きをすることを控え、静かに過ごすのがよいとされる日です。
大明日は、この不成就日の影響すら受けないという説もある一方、やはり不成就日の方が強いという説もあります。
不安を抱えたまま活用すると、何かあった時に「凶日のせい」となりやすいものです。
大明日は数多い日なので、不成就日の重なる日に利用するより、違う日を選ぶと良いでしょう。
仏滅・赤口が重なる
仏滅は何事も良くないといわれる日。赤口はお祝い事や開業等の事初めには向かず、昼のみが吉運とされる日です。
また、両日とも大明日は影響を受けないという説と、受けるという説と諸説紛々の日でもあります。
そのため、可能であれば利用は避けた方が良いでしょう。「大丈夫かな?」と思いながら過ごすより、安心して活用できるはずです。
重なる日が先勝や先負、友引の方が注意点はあっても、運の味方を得られる時間は長くなります。