占い師になりたい!思い立ったはいいけれど、どうやって勉強すればいいの?と思う方もみえるでしょう。
占い師になるための勉強方法は、大きく分けて2つ。独学とスクールに通うことです。
実は独学、どう勉強しようかと迷っている方にもおすすめの方法。まずは独学から始めれば、続けられそうかどうかを見極めることにも役立ちます。
今回は、勉強時間の制約が少なくて費用も抑えやすい、独学の方法について詳しくお話ししましょう。
関連特集占い師とはどういうものか?オンライン化や副業、イマドキ占い事情
占い師のプロダクションが運営する電話占い会社。メール鑑定も行う。ラジオや雑誌などへの露出チャンスが多い。
占い師のためのコンサルタントやカウンセラーが在籍しており、結果を出すための相談も可能。
また、鑑定や勤務管理に用いるツールが使いやすく、勤務する占い師からも好評を集めている。
この求人のポイント
- 無料鑑定なし
- スケジュールは自由に決められる
- ノルマなし
求人募集要項
求人店名 | リノア |
---|---|
鑑定方法 | 在宅鑑定 |
機器等 | 電話鑑定その他 |
報酬体系 | 分給制 |
報酬備考 | ・給料は実力・鑑定歴等を加味し、1分最大150円の支払いが可能 ・毎月査定があり、昇給の可能性有り ・無料鑑定なし |
勤務時間 | 24時間年中無休 (自由に待機時間を決められる) |
勤務場所 | ・自宅 ・電話占いができる静かな場所 |
経験 | 経験者優遇・未経験OK |
年齢 | 20歳以上 |
性別 | 不問 |
占術 | 占術不問 (1つでも使えるものがあればOK) |
採用方法 | 書類審査 (メールフォームに入力する内容) オーディション(電話) |
選考基準 | ・言葉遣いや礼儀をわきまえている ・マナーが守れる ・同業他社の在籍者 ・向上心があるフィール ・オリジナルの占術がある ・使える占術が多い ・看板占い師を目指す意識がある |
優遇条件 | 土日祝日・深夜待機歓迎 |
目次
占い師になる独学勉強の流れ
独学というと、難しく感じる方もみえる方もいるかもしれません。
また、占いの勉強は未知の世界だから、どこから手を付けていいかわからない、という方もみえるでしょう。
でも、どんなツールを使ってどんな流れで勉強すればいいのか?ここがクリアできれば取り組みやすさは格段にアップするはず。
勉強に割く時間も、このあたりが分かっていれば確保しやすくなるでしょう。まずはどのように勉強を進めるか?その流れからお話しします。
関連特集占い師の資質・占い師に適した性格とは?全13項目チェックリスト
1.情報を吸収する
料理をする際、必要なのは材料と道具、正しい工程を知ることです。どれが欠けても、おいしい料理はできないですよね。
占いも同じこと。必要な情報を使いこなせなければ、鑑定はできません。一般的には、以下のような情報を身に着けることになります。
- 基礎知識(用語とその意味、活用方法等)
- 鑑定の手順(カードの展開方法等)
- 結果の読み取り(出た結果の意味)
- 必要物品(タロット、易等)
情報の集め方については、後程詳しく、ご紹介します。
2.鑑定をしてみる
占い師になれば「占い師にとってはナナメ上、利用者にとっては真剣」な質問をぶつけられることが少なくありません。
早いうちから身近な方を鑑定して、「ナナメ上」に慣れておけば、本格的に鑑定を始めた時にうろたえずに済みます。また「この時はこう対応しよう」という経験則もできますね。
「結果を何も見なくても読み解けるようになった」「自分を占えるようになった」このレベルに達したら鑑定を始めましょう。具体的な鑑定のコツも後程お話しします。
3.問題点・改善点を洗い出す
鑑定を行って終わり。これではもったいないです。行った鑑定に問題点はなかったか?問題点まではいかないにしても、改善点はなかったか?振り返りましょう。
このプロセスがなければ自分の伸びしろが把握できません。成長するきっかけを失ってしまうのです。
プロの占い師としてデビューしても、占いを始めた時とそう変わらないレベルの鑑定しかできないことになりかねません。
早いうちにこのプロセスを習慣づけて、常に成長できる占い師を目指しましょう。
4.さらに情報を吸収して改善する
これは、先の問題点や改善点の洗い出しをした後、「どう改善するか?」を実現する部分。
例えば、鑑定の最中に知識不足で答えを出せなかった部分があれば、その部分の知識を吸収すれば、鑑定の精度を改善できます。
同じ内容でももう少しソフトな言葉で伝えればよかったと思えば、辞書で類義語を引くのも情報の吸収です。
「わからない」「自分で改善点を思いつかない」と思ったら、それに関する情報を集める。これだけで、このプロセスはクリアできます。
独学勉強法ステップ①:情報のインプット方法
先ほどから「情報の吸収」という言葉が何度か登場しています。そもそも情報がなければ、鑑定はできないですから、占い師になるなら何はなくとも必要な要素です。
とはいえ、どこから情報を収集できるか?最初の糸口はどうにもつかみづらいものですよね。今まで利用者としてだけ占いと触れてきたなら、なおさらです。
ここでは、どこから占いに関する情報を収集するか?少し詳しくご紹介します。良質な情報に触れるきっかけとして、ぜひご活用くださいね。
本で占術の勉強をしよう
真っ先にこの方法を思いついた方もいることでしょう。いかにも勉強している感じが出るのも、テンションを上げてくれますよね。
選び方にはコツがあります。特にネットで探す時「占い」とだけ検索すると参考になるものは出づらいかもしれません。
なぜなら、自分や身近な方を占うことはできても、ノウハウや読み解き方が出ていない本も多いから。「占い 入門」とクロス検索したほうが探しやすいのでお試しください。
また、書籍の内容の解説は詳しく読むほうがマル。ミスマッチが防げます。目次や購入者の感想も見て、中身をよく確認してから購入しましょう。
実店舗で買う場合も、目次と本文をぱらっと読んで、必要事項が入っているか?読みやすいか?見極めるのがおすすめです。
図書館も活用する
いきなり書籍購入にお金をかけたくない、どんな本があるか検討したい。
こんな方におすすめなのが、図書館の活用です。占いの本って置いてあるの?と思われる方もいるかもしれませんが、案外あります。
ちなみに筆者の住む街は人口10万人前後ですが、図書館が複数あり、地区の図書館でも心理学の本と一緒に置かれていますよ。
最近の図書館は、近隣市町村の図書館と提携していてお互いの本を借りあえる場合もあります。お目当て本が見つからなかった場合は、司書さんに相談してみるといいでしょう。
なお、図書館は初めの1歩だけでなく、勉強を進める過程でも占いを始めてからも活用可能。補いたい知識があった時、手持ちの本とは違う見解を知りたい時、本を借りられます。
情報サイトを活用しよう
インターネットを使えば、鑑定方法を解説しているサイトを数多く見つけることができます。基本的には「占術名 占い方」でクロス検索すればOK。
書籍と一緒で、読みやすいサイトは人によって違うため、いくつか読み比べてメインで使うものを決めると良いでしょう。
ただ、一方のサイトにはある情報が他方のサイトにはないということもあるもの。どちらかをメインにして、どちらかはお助けサイトとして使うのもアリです。
いずれにせよブックマークに入れるなどして、すぐ出せるようにしておくと、ストレスなく勉強しやすくなりますよ。
なお、ziredでも西洋占星術やタロット、四柱推命、九星気学、手相の占い方を解説しています。こちらもぜひ、参考になさってくださいね。
占い師のYouTube動画でも学ぼう
最近は、ご自身のYouTubeチャンネルを持つ占い師さんも少なくありません。
本や文字ベースのコンテンツは得意でない方や、動画が好きな方はこういったチャンネルを利用するのも良い方法です。
基本的な情報がほしい場合は「占い やり方」等と検索して、鑑定の手順を説明しているものを探しましょう。
ケーススタディや鑑定の応用方法を知りたい場合は「占い師」で検索してもOKです。さらに好きな占い師や、好きな書籍の占い師の言葉に触れたい時は「占い師の名前」で検索しましょう。
筆者は主に西洋占星術を使っていますが、ある有名占い師さんのチャンネルは定期的にチェックしています。経験の長い方から深い見解を得られて、勉強になっていますよ。
独学勉強法ステップ②:占い鑑定でアウトプット方法
先ほど、独学の流れを見た時に「鑑定をするなんてまだまだ先!」と思われた方もみえるでしょう。
しかし、先にお話しした通りとても大事なプロセスです。占い師になりたいなら取り組まない手はありません。活かさない手もありません。
難しそうに思えますが、手順さえわかれば案外取り組みやすいもの。ここでは、鑑定を実際に行ってアウトプットし、問題点や改善点を洗い出す方法をご紹介します。
ぜひ、積極的に取り組んでみてください。
無料で周囲の人を占ってみる
いきなり、見知らぬ人を占うのは「ハードル高っ!」と思いませんか?余談ですが筆者はスクールの方針でやったことがあり、すごいプレッシャーでした(汗)
でも身近な人、親兄弟や親しい友人を占うならハードルは下がるはず。
「練習台になってもらうのは申し訳ないんだけど、タダで占うから占わせてもらえない?」
こんなふうに声を掛けてみましょう。
なお、家族だけに声をかけていると「自分が占いをしている」とは他人に知ってもらいづらいもの。なるべく、友人や職場の人にも声をかけるのがおすすめです。
当たったかどうかを検証
当たったかというと、最終結果だけを気にしがち。でも、占いはそこだけを当てるものではありません。
占い師は「こう動いたら?」というアドバイスも求められる職業だからです。
「結果に対して私はどうすればいい?」に応える必要があります。だからこそ、最終結果とともにアドバイスが当たっていたか?確認しましょう。
できれば、そこに至るまでのプロセスや時期も当たっていたか?検証すると、より精度が上がります。
検証の時期は占った中身にもよりますが、1週間後、1か月後等キリのいいタイミングにするのがおすすめです。
答え合わせをしてもらえる人でないと無意味
ここまで読んでお気づきの方も多いでしょう。ノリよく「やって」と声をかけてくれても「どうなったか忘れちゃった」という方は、練習相手には向きません。
答え合わせとしてフィードバックをくれる相手こそ、ありがたい練習相手です。
答え合わせが得意な方なら、数回受けてもらって、前回と今回の鑑定を比較しながら感想をもらうこともできます。
答え合わせはしてくれなさそう、でも断れない人もいるでしょう。そういう方は鑑定の体験と、自分目線の反省を得る機会を頂く相手として割り切るのがおすすめです。
自分で「気づき・反省」を落とし込む
案外、耳から聞いたことは印象に残りづらいもの。答え合わせの中身や、鑑定の内容は書き留めておくのがおすすめです。
ノートを用意して書き込むか、スマホやパソコンなどに保存していつでも見返せる形にしておくといいでしょう。
なお、書き込む際に加えたいのが、自分の反省や気づき。答え合わせを聞いた時に思ったことはもちろん、その中身を書き出して見返した時に感じたことも書いておきましょう。
「ああすれば良かった」等、自由に書き留めるのがおすすめ。次の鑑定につながる気付きを、より鮮明に残せます。
番外:資金に余裕があるなら占い学校も選択肢
これは番外編ですが、安定した収入や貯金があるなら、スクールに通う・オンラインスクールを利用するのも1つの方法。
参考書や動画を選ぶ時間、勉強時間をこじ開ける手間が省けます。また、対面式で生徒が複数いるスクールならば、練習台を探す手間も省ける可能性が高まりますね。
さらに、プロの指導を受けることで自分の伸びしろを最短で発見して、伸ばすこともできるでしょう。資金に余裕があれば、検討するのもアリといえます。
関東と関西に分けておすすめの占い学校をまとめてありますので、必要な人は参考にしてみてくださいね。
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