タロットカード 小アルカナの意味解説と覚え方【タロット占い】　

今回の記事ではタロットカードの小アルカナについて紹介いたします。小アルカナ56枚のカード解説とそれぞれのカードの覚え方について詳しくまとめました。

タロットカードの勉強をしている人やタロット占いに興味がある人は、一緒にみていきましょう。

小アルカナとは？

小アルカナとはタロットカード78枚のうち、「補助的に使う56枚のカード」のことです。

タロットリーディングにおいて、大アルカナだけを使う人もいれば、小アルカナを含む78枚の全てのカードを使って読む人もいます。

次の章では大アルカナと小アルカナの違いや、タロットリーディングに小アルカナを取り入れるメリットについてまとめました。

　

大アルカナと何が違うのか？

大アルカナと小アルカナの決定的な違いは「カードが伝えるテーマ」です。

大アルカナは人間の内なる成長段階を表しており、私たちが人生の中で経験する普遍的な出来事を象徴するものだとされています。

リーディングの中で大アルカナが出た時は特別に大きな意味があり、問題となっている事柄は一時的なことではありません。

悩みの根本的な原因だったり、本質的なことを表しているので、人が大きく成長するために長い期間をかけて取り組まなけばいけない場合もあるでしょう。

一方で小アルカナは日常的な細かい出来事や短期的に解決するような事柄を表しています。

毎日の生活の中でよく起こりうることや、その人の行動や感情の変化などを示すのが小アルカナです。

　

小アルカナを加える占いのメリット

小アルカナを取り入れるメリットは細かな感情の動きが読み取ることができたり、実践的なアドバイスを導き出すことができることです。

例えば、人の気持ちをリーディングする場合、過去にペンタクル7、現在にソードエースが出た場合「以前は退屈に感じていたが、今はそれを打破しようと決意する」というように心境の変化を知ることができるのです。

悩みの解決のアドバイスにコイン3が出た時は「とにかく第三者に相談してみること」と解釈するので今すべきことが明確にわかります。

このように日常的なことやアドバイスがわかるので、相談内容についてのリーディングに幅ができたり強弱をつけることができるのです。

　

56枚の小アルカナ 覚え方・暗記のコツ

小アルカナ56枚のカードを覚えるのはとても大変ですよね。覚えることが多すぎて、途中で諦めてしまう人も少なくありません。

4種類のスート、数字、人物カードの意味や解釈について詳しく解説いたします。

　

4つのスート×14枚のカードで56枚

小アルカナは、14枚のカードが4種類に別れており、合計56枚のカードで構成されています。それぞれのスート（タロットに描かれたマーク）が持つ性質について見ていきましょう。

ワンド （情熱、行動力、男性性）		火のエネルギー
カップ （感情、想像力、女性性）		水のエネルギー
ソード （思考、情報、知性）		風のエネルギー
ペンタクル （お金、物質的価値、安定性）		地のエネルギー

リーディングで特定のスートが多い場合はその性質が強すぎる、または不足していると解釈することができます。

例えばカップのカードの逆位置がたくさん出ている場合は、「その悩みに対して感情的になりすぎている」、恋愛の占いでソードばかり出てくる場合は「サバサバしていてドライな恋愛価値観」という質問者の深層心理が分かるのです。

　

10枚の数字カードの解説

小アルカナは各スートに14枚のカードがあります。そして、そのうちの10枚が数字のカードになります。まずは数字カードの意味をご覧ください。

カードの数字が大きくなるほどエネルギーが成熟していきます。エースの1番で始めた事を試行錯誤しながら、さまざまな葛藤を乗り越えて10番の完成に向かいます。

　

4枚の人物カードの解説

人物カードの意味を見ていきましょう。

人物カードは、実際にリーディングの相談に絡んでくる人物を表していることがあります。

問題点でペイジが出た場合は、見習い段階の若い人物なのでまだ未熟さが原因となってしまう、などです。

好きな男性を表すポジションに女王のカードが出ていれば、女性のような共感力や優しさを持っている男性だったり、ネガティブな意味では女々しくて感情的な男性という解釈になります。

経験値や位が高いことを表すキングが「逆位置」で出た場合は、ステータスや権力を悪用してしまう、立場が確率しすぎてプレッシャーを背負っているなどの心境を表しています。

　

暗記のコツまとめ

では実際に「数字の意味」「スートが持つ性質」を組み合わせてみましょう。

コツを覚えれば楽しみながらタロットの理解を深めることができます。みなさんも気軽にタロットに触れてみてください。

　

小アルカナ ワンドの意味解釈・絵柄

ワンドのエース

カードの画像	キーワード
	情熱 意欲 生命エネルギー 健康 本能 アイデア 前向きな力 勇気

雲の中から出てきた手が1本の棒を握っている様子が描かれたワンドのエース。その棒からは新たな芽が出ていることから、生命力・生命のエネルギーを感じさせます。

ワンドの2

カードの画像	キーワード
	主導権 計画性 独立 野心 前進 第一歩 目標 選択 成功

ワンドは「情熱」や「生命力」を表しており「2」の数字は調和やバランスという意味があります。

カードの人物の右手には地球のボールを持っていることから、その人から湧き上がる強い気持ちや独立心を表しています。

ワンドの3

カードの画像	キーワード
	発展 拡大 挑戦 チーム 旅立ち 向上

ワンドは生命力を表しています。そのエネルギーに「3」という発展性を表す数字が加わることで、獲得した成果を踏まえて次のステップへ進むことを意味しています。

ワンドの4

カードの画像	キーワード
	安定 満足 順調 喜び 成功 調和 幸福 安心

ワンドは「生命エネルギーや情熱の象徴」、数字の4は「安定や繁栄」を意味しています。

カードの色も明るく、4本のワンドには花が飾られています。全体的にポジティブで華やかな印象があるカードです。

ワンドの5

カードの画像	キーワード
	対立 議論 争い 妥協 混乱 葛藤

ワンドが象徴する「情熱」に5の数字の「開放」や「放出」という意味が加わることで、安定していた状況から変化を起こそうとして混乱するなどの意味があります。

ワンドの6

カードの画像	キーワード
	勝利 達成 獲得 統制 支配 主導権

ワンドの棒は「生命エネルギー」や「情熱」という意味があり、6の数字には「結びつき」や「調整」という意味があります。

その人が持つ情熱が誰かと結びついたり環境と結びつくことで物事が良い方向に進むカードです。

ワンドの7

カードの画像	キーワード
	抵抗 奮闘 立場を守る 闘う 達成

ワンドは「情熱、生命力」を象徴しており、数字の7は「行動力」を意味しています。

ワンドの8

カードの画像	キーワード
	好転 変化 新展開 チャンス到来 結果が出る 急展開

ワンドの「情熱」の意味と数字の8の「集中」や「凝縮」というエネルギーが組み合わさることで強い力が一気に溢れ出すような意味があります。

ワンドの9

カードの画像	キーワード
	慎重 防衛 備え 警戒 守備体制

ワンド9は「情熱」を象徴するワンドと数字の9の「統合」「成熟」という意味を掛け合わせたエネルギーを持っています。

ワンドの勢いを感じながらもそれを調和したりうまくバランスを取っていくというカードです。

ワンドの10

カードの画像	キーワード
	重圧 圧迫 苦難 抑圧 責任 前途多難

ワンドの象徴する「やる気」「情熱」に数字の10の「完成」「終わり」という意味が加わります。

カードの人物はこれまで情熱を向けていたことを抱えすぎて、仕事を増やしてしまったのでしょう。責任や余計な物事まで引き受けて重苦しい雰囲気が表れています。

ワンドのペイジ

カードの画像	キーワード
	自信 誠実 信念 挑戦 野心 楽しみ

ワンドのペイジの人物像は若くてエネルギッシュな男性の象徴です。

ワンドの情熱の意味とペイジが持つメッセンジャーの役割があるので、気持ちを伝える、連絡をするなどの意味があります。

ワンドのナイト

カードの画像	キーワード
	冒険心 出発 前進 野心 飛躍 向上心

タロットカードの小アルカナには4枚の人物カードがあります。ワンドナイトに描かれた馬はパワーやスピードの象徴、馬に乗る人物は20代から30代くらいの男性を表すカードです。

ワンドの情熱の意味を組み合わせると「若くてパワフルな男性」という意味があります。

ワンドのクイーン

カードの画像	キーワード
	精力的 魅力 快活 自信 元気

小アルカナの人物カードのなかで女王のカードが占いで出た時は実際にあなたの周りにいる女性を指していることがあります。

クイーンの地位にいることから、あなたより少し年上の元気な女性を指していることが多いです。

ワンドのキング

カードの画像	キーワード
	自信 権力 大胆 男性性 誇り高い 意欲的

ワンドのキングは「力強さ」や「社会的立場」を表しています。年齢でいうと40代〜50代くらいの男性を指しています。

小アルカナのキングのカードは「力」を象徴しているので周囲を統率していくパワフルな人物です。

　

小アルカナ ペンタクルの意味解釈・絵柄

ペンタクルのエース

カードの画像	キーワード
	豊かさ 始まり 繁栄 行動力 発展 出世

ペンタクルのコインは「現実的、物理的な世界」の象徴でエースは始まりやスタートを表しています。仕事や恋愛など、実際的なことが始まろうとしていくカードです。

ペンタクルの2

カードの画像	キーワード
	適当 柔軟 臨機応変 器用 協調性 バランス

ペンタクルは「仕事・お金・人間関係」を意味しており数字の2は「調和」の象徴です。

ペンタクルの3

カードの画像	キーワード
	才能 熟練 技術 ビジネス 発展 組織

ペンタクルのコインは「ビジネス・お金・物質的な世界」を表しており、数字の3は「発展・創造性」を意味しています。

カードの絵柄には協会を作る技術者、設計者、それを指導する現場監督、この3人が揃うことで大きなことを成し遂げるカードです。

ペンタクルの4

カードの画像	キーワード
	管理 節約 義務 安定 独占欲 社会的地位

ペンタクル4のカードは王冠を被った人物が手にコインを抱きしめ、左右の足でコインを押さえつけています。このコインは自分が積み上げてきたプライドや権力を象徴しています。

ペンタクルの5

カードの画像	キーワード
	損失 困窮 落胆 痛手 失望 損害 失敗

ペンタクルは、「物質的な豊かさやビジネス、お金」などの象徴で、数字の5は「自由や変化」を表しています。

カードの人物は怪我をしていて雪の中をさまよい歩いており、精神的にも肉体的にもとても苦しそうに見えます。

ペンタクルの6

カードの画像	キーワード
	公平 評価 優位性 寛大さ 救済 援助

ペンタクルは「物質世界」の象徴で数字の6は「選択や結びつき」を意味しています。このカードには施しを与える人物と施しを受ける人物が描かれています。

ペンタクルの7

カードの画像	キーワード
	実績 評価 才能 技術 物質的財産

ペンタクルは「お金や仕事、物質的豊かさ」を表しており、数字の7は「行動や挑戦」を意味しています。ペンタクル7のカードに描かれた人物はこれまでの収穫物を見つめて浮かない表情をしています。

ペンタクルの8

カードの画像	キーワード
	熟練 技術の習得 職人 集中 スキルアップ

ペンタクルは「物質的な豊かさやビジネス、仕事、対人関係」、数字の8は「集中力や凝縮」を意味しています。

ペンタクルの9

カードの画像	キーワード
	成功 達成 金 援助 心の余裕 地震

ペンタクルは「お金や仕事、豊かさ」を表しており、数字の9は「調和や統合」を意味しています。カードの色は黄色で明るく、女性が成功を勝ち取って優雅に立ち振る舞う様子が描かれています。

ペンタクルの10

カードの画像	キーワード
	発展 継承 伝統 結婚 家族 財産 成功

ペンタクル10の意味は「物質的な価値やお金」を表しており、数字の10は「完成」という意味があります。カードには充分な富や財産を得て裕福な暮らしをする家族が描かれています。

ペンタクルのペイジ

カードの画像	キーワード
	努力 安定 勤勉 堅実 現実的な感覚 達成

ペンタクルは物質的な豊かさやお金、ビジネスを象徴するものですが、ペイジのカードは見習いの人物を表しています。

社会的成功に向けて着実に成果を出しつつある将来性のある若者というようなポジションです。

ペンタクルのナイト

カードの画像	キーワード
	前進 実力 評価 成長 技術 才能

ペンタクルのナイトはカードは馬に乗りコインを持った若い男性が描かれています。

馬は黒く重厚感があり男性も鎧をつけているので、今起きている物事に対してどっしりと構えている様子です。コインを持った青年は冷静にまっすぐ未来の方向を見つめています。

ペンタクルのクイーン

カードの画像	キーワード
	寛容 成長 優しさ 慈悲の心 穏やかさ

このカードには穏やかな表情で膝に置いたペンタクルを見つめるクイーンのが描かれています。ペンタクルの「富や幸福」の象徴とクイーンの「母性や女性性」が組み合わさるカードです。

ペンタクルのキング

カードの画像	キーワード
	貢献 成功 知識 能力 包容力 権力

幸福や富の象徴であるペンタクルのトップの人物であるキングは、大きな玉座に落ち着いて座っています。

キングが座る玉座の周りに描かれたたくさんの植物や花は、これまでの努力の成果を描いていると言われています。

　

小アルカナ ソードの意味解釈・絵柄

ソードのエース

カードの画像	キーワード
	開拓 スタート 分析 計画 決断 知性

ソードのエースのカードは真ん中に描かれている大きな手が剣を力強く握り締めています。1番目の数字は始まりを表し、ソードの剣は論理的思考や知性の象徴です。

ソードの2

カードの画像	キーワード
	警戒 身長 消極性 内向的 葛藤

ソードは「知性」や「情報」の象徴。数字の2は「受動性」や「バランス」を表しています。

カードに描かれた人物は両手に2本の剣をクロスさせています。目隠しをされた人物は外の様子を伺うことができません。

ソードの3

カードの画像	キーワード
	傷心 後悔 ショック 心配 不安 喪失感

ソード3のカードには「愛情」を表すハートに剣が3本刺さっている絵が描かれています。ソードは「情報」や「言葉」を意味しており数字の3は「発展」を表しています。

ソードの4

カードの画像	キーワード
	休憩 休止 休息 入院 援助 独断

ソード4のカードは戦士が戦いの合間の休憩をするように横たわっています。その様子はとても静かで体をじっくりと休めているようです。

ソードは知性や思考の象徴なので、肉体だけでなく思考や考えも休めていることを意味しています。

ソードの5

カードの画像	キーワード
	混乱 争い 不正 悪意 裏切り

ソードの5には戦いを表す絵が描かれています。カードには戦いに勝つ者と負ける者両方の姿を映し出しています。ソードの剣は「言葉や情報、知性」、数字の5は「変化や混乱」の象徴です。

このカードにはネガティブな意味が込められています。

ソードの6

カードの画像	キーワード
	出発 旅立ち 別れ 方向転換 変化 卒業

ソード6のカードは、人物が船に乗り6本の剣とともに今ある場所から船を漕いで立ち去ろうとしているいる絵が描かれています。

手前に描かれた波が荒々しいことから、苦しい状況から逃げ出すというようなメッセージを表すカードです。

ソードの7

カードの画像	キーワード
	策略 不正 矛盾 私利私欲 駆け引き

ソードの7のカードは人物が戦いの陣地から剣を持ってその場から立ち去ろうとしています。

カードの人物は忍び足でコソコソとその場を立ち去ろうとしているので、おそらく誰にも見つかりたくないのでしょう。

ソードの8

カードの画像	キーワード
	停滞 閉塞感 無気力 囚われ 抑圧

ソード8のカードの人物は目隠しをされ身体を縛られて苦しそうです。人物の周りには8本の剣が刺さっており、全く身動きが取れない様子が描かれています。

ソードの9

カードの画像	キーワード
	不安 心配 葛藤 恐怖心 失望 後悔

ソードの9のカードは背景が黒色で暗い雰囲気があり、ベッドの上で嘆く人物が描かれています。人物は手で顔を覆っていて、その姿はとても悲しそうでもがき苦しんでいるようです。

ソードの10

カードの画像	キーワード
	不幸 絶望 挫折 破滅 失敗 破産 心の痛み

ソードの10のカードは10本の剣が男性の身体に刺さっています。とても恐ろしいカードに見えますが、数字の10は完成や終わりなどの意味があるので悪い運気が終わろうとしているカードです。

ソードのペイジ

カードの画像	キーワード
	戦略 鍛錬 情報収集 素早さ 頭脳明晰

ソードのペイジのカードは見習いの若い人物を表しています。思考や言語、情報の象徴であるソードを振りかざし、鋭い眼差しで周囲を伺っているようです。

これは精神を集中させて今必要なことが何かを見極めている様子を表しています。

ソードのナイト

カードの画像	キーワード
	行動力 論理性 知性 判断力 合理的

ソードナイトは馬に乗った若い人物が素早く駆け抜けていく姿が描かれています。鍵を振りかざし的に向かっているようです。

ソードのクイーン

カードの画像	キーワード
	冷静 判断力 厳しさ 分析力 率直さ 的確さ 理性

ソードのクイーンのカードは、右手に剣を持った女性が少し険しい表情をして玉座に座っています。左手を前に差し出していることから他者を受け入れようとしているカードです。

ソードのキング

カードの画像	キーワード
	指導力 威厳 厳格 理性 現実主義 権力

ソードのキングのカードは険しい表情で真正面を向き、玉座に座る男性が描かれています。とても威厳のある人物で、妥協することなく現実をありのまま見ている様子を表すカードです。

　

小アルカナ カップの意味解釈・絵柄

カップのエース

カードの画像	キーワード
	愛情 慈悲 愛情の始まり 精神的満足 素直さ

カップのエースのカードは雲から出た手が大きなカップを持っています。そのカップからはたくさんの水が溢れ出しています。

カップは愛情や感情の象徴、エースは始まりを表すので、自然と愛情が溢れ出したり愛が芽生えていくことを意味するカードです。

カップの2

カードの画像	キーワード
	相互理解 分かち合い 愛情 思いやり 信頼関係 交流

カップのカードは男女が自分のカップを相手に差し出そうとお互いに近づく様子が描かれています。

カップは愛情や感情、数字の2は共感や調和の象徴です。このカードはお互いの愛情や思いやりを共有しようとしていることを表しています。

カップの3

カードの画像	キーワード
	協力 楽しさ 喜び 祝杯 歓喜 連帯感 チームワーク

カップの3のカードには3人の女性が祝杯をあげて踊っている姿が描かれています。カードの色も明るく、3人はとても楽しそうです。

カップの4

カードの画像	キーワード
	無気力 虚しさ 拒絶 倦怠感 退屈

カップの4のカードの人物は木陰に座って休んでいます。うつむいて腕組みをしており、人物の前に差し出されたカップには見向きもしていない様子です。

カップの5

カードの画像	キーワード
	虚無感 悲しみ 喪失 後悔

カップの5のカードは後ろを向いた人物がうなだれている様子が描かれています。

人物は倒れている3つのカップを見つめていますが、その後ろには立ったままの2つのカップが残されていることに全く気づいていないようです。

カップの6

カードの画像	キーワード
	過去の思い出 故郷えの気持ち 子供心 懐かしさ 家族愛 幼なじみ

カップの6のカードにはお城の前に2人の子供が描かれています。少年が少女に花を差し出す姿はとても微笑ましいものです。

カップは「愛情」の象徴で数字の6は「調和やバランス」を意味しています。

カップの7

カードの画像	キーワード
	幻想 現実逃避 虚栄心 甘い考え 妄想 迷い

カップの7のカードには背を向けた人物と7つのコップが描かれています。目の前のカップには魅力的な宝物が並んでいますが、選択肢が多すぎてこの人物は混乱しているようです。

このカップは雲の上に浮かんでいることから、現実に宝物はなく全て「妄想」であることを表しているのです。

カップの8

カードの画像	キーワード
	旅立ち 出発 転換 新しい視点 別れ

カップの8のカードには、その場から立ち去ろうとしている男性が描かれています。

カードの手前には8個のカップが置かれており、今いるところから離れて新しい場所へ向かっている様子を表しています。

カップの9

カードの画像	キーワード
	幸福 充足感 幸せ 豊穣 喜び

カップの9に描かれた人物は、カードの真ん中に座って手に入れた収穫物をきれいに並べて満面の笑みでこちらを見ています。

飾られた9個のカップはこれまでの努力の成果を表しており、人物は幸福に満ちていることを表しています。

カップの10

カードの画像	キーワード
	幸福 家族 幸せ 仲間 完成 祝福

カップの10のカードは家族4人が楽しそうに過ごす様子が描かれています。遠くの方には小さい家があり、空の上にはカップで虹を形作っています。

カードの色も明るくポジティブで、家族みんながとても楽しそうに過ごしています。

カップのペイジ

カードの画像	キーワード
	想像力 希望 喜び 楽しみ 個性 ユニーク

カップは「愛情」の象徴で、ペイジの人物は「想像力や無邪気さ」を表しています。ペイジの人物は手に持ったカップから出てくる魚を見て無邪気に喜んでいます。

「この魚は何の種類だろう？」「そうだ、魚に話しかけてみよう」と色々な想像を膨らませて楽しんでいるようです。

カップのナイト

カードの画像	キーワード
	理想 達成 憧れ 希望 ロマンス 恋愛

カップのナイトのカードは白い馬に乗った男性が愛情を表すカップを持ってゆっくりとこちらへ近づいてきています。

凛々しく美しい青年の姿は女性にとっては理想の男性と捉えることができるでしょう。

カップのクイーン

カードの画像	キーワード
	慈悲 愛情 母性 思いやり 奉仕精神 芸術性 直観

カップのクイーンは椅子に座って自分の膝に置いたカップをじっと見つめています。カップは「感情や愛情」を表しているので、クイーンは自分の心の中と対話しているようにも見えます。

カップのキング

カードの画像	キーワード
	温厚 マイペース 親切 思いやり 誠実 優しさ

カップのキングは荒波の上に置かれた玉座の上にどっしりと座っています。海は荒れていますがキングはいたって穏やかな表情でその状況を受け入れています。

カードの背景にはイルカが描かれており、キングの遊び心や寛大さを表しているようです。