観相学(人相学)では、耳の形や付いている位置、耳たぶから、その人の性格・金運・知性・他者との関わり方などが分かります。最近では「耳占い」とも呼ばれ、テレビで取り上げられることも増えましたよね。
耳が大きいか小さいか、薄いか厚いかといったことから、自分や相手に関する詳しい情報を知ることが出来るのです。
様々な耳のパターンと、それらが表す意味について紹介しましょう。
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目次
人相学で耳は性格・金運・知性を表す
観相学(人相学)では、耳は主に、その人の性格的特徴や周りの人との関わり方、知性を表す部位だとされています。
耳の形・位置や耳たぶを見ることで、その人がどういう性格をしていて、どのような人付き合いをするのか、知性的な人なのかといったことが分かります。
また、耳からは、金運についても知ることが出来ます。金運が良いのか悪いのか、耳から分析出来るのです。「耳占い」とも呼ばれ後藤恵さんがメディアに登場してさらに広がっています。
耳は様々なパーツに分けられる
耳は、複数のパーツに分けることが出来ます。また、それぞれのパーツには、次のような意味があります。
耳のパーツの名称 | 意味 |
---|---|
耳廓(耳の内側の上部分) | 自我の強さと弱さ・積極性 |
耳輪(耳の外枠) | 幼少期の出来事・社会との関わり方 |
風門(耳の穴の周りのくぼみ) | 知性 |
耳孔(耳の穴) | 性格的特徴・金運 |
耳絃(耳孔と顔の境目にある突起) | 金運・現在の運気の状態 |
垂珠(耳たぶ) | 財運・愛情・バイタリティー |
耳たぶが大きかったり、耳が尖っているなど、耳の様子を見ることで、その人の本質・本性について詳しく知ることが出来るのです。
耳の形や特徴でわかる人相・性格【耳占い】
耳が大きい・小さい、尖った耳に立ち耳など、耳の形や特徴から、その人の性格・運気が分かります。
自分に備わっている才能を知りたい時、相手の本当の性格を知りたい時は、耳に注目してみましょう。
様々な耳のパターンと、それらが表す意味を解説していくので、参考にしてください。
耳たぶが大きい福耳
福耳とは、七福神の一柱である大黒天のように、大きくてふっくらと肉厚な耳たぶをしている耳のことです。
福耳のポイントは、耳たぶ。米粒が乗るくらいに耳たぶが上を向いている形が、とくに縁起の良い福耳とされています。
大きくて肉厚な耳たぶが上を向いている福耳は、社会的な成功者に多い、お金持ちの相です。この耳たぶの人は金運があり、お金に困らない人生を送りやすいでしょう。
また、お金を稼ぐ能力が備わっているだけではなく、センスが良いので、思い付いた物事をどんどん形にしていくと運気の巡りが良くなります。
大きな耳たぶがだらんと下に垂れている場合は、同じ福耳でも、偉人の相となります。
耳たぶがない
耳たぶが薄く、そして小さいことから、耳たぶがないように見える人もいます。このような耳たぶの人は、人相学的に金運がないと言われています。
頑張って稼いでも、トラブルから思わぬ出費があったり、騙されて取られてしまうなど、お金と縁がない人に多い耳たぶです。
お金がなかなか巡ってこないので、運任せの仕事には向いていません。地味であっても、確実にお金が入ってくるような地に足がついた仕事を、おすすめします。
とくに気を付けて欲しいのが、全体的に小さくて肉が薄く、耳たぶがない人です。
この耳をしている人は、お金の使い方が荒くて、貯金が出来なかったり財産を残せない人相とされています。
耳が小さい
耳が小さい人は、小心者です。自分に自信がなくて恥ずかしがり屋なので、思い切った行動が取れません。
しかし、悪いことばかりではなく、この耳の人は慎重な性格をしていて、よく気が利きます。
その為、選択を誤ることが少ないですし、細やかな気遣いにより周りから頼られることが多いでしょう。
また、耳が小さい人は、こだわりが強い性格でもあります。自分だけのルールがあり、出来る限りそれを守ろうとするのです。
こだわりが強いことから、1つの物事を極めるタイプなので、集中して仕事が出来ます。真面目に仕事をするので、目上の人から好印象を持たれるでしょう。
ただ、耳が小さい人は貯金が苦手な傾向があるので、頑張って働いても思うようにお金が貯まりません。
耳が大きい
耳が大きい人は、どんなことでも受け止められるくらい、大らかで愛情深い性格をしています。
また、社交的な性格から自分に自信があり、いつも堂々とした態度で過ごしているでしょう。
大きくて厚みがあり、触ると硬さが感じられる耳の場合、その人が大器晩成であることを表しているでしょう。これはとても縁起が良いとされる耳です。
若いうちはどれだけ頑張ろうとあまり目立てませんが、年齢を重ねていくごとに実力も人気もついてきて、やがては大成出来るでしょう。
ただし、耳が大き過ぎると、今度は人や物事に無関心な性格になると言われています。
無関心な人は、他人の言葉に振り回されにくい反面、周りとの縁が薄くなりやすいです。
尖った耳
耳の上部分が尖っている人は、頭の回転が速く、物事を判断・決断する能力が高いでしょう。
知性が高く、創造力豊かな人なので、仕事で大成します。しかし、人より頭が良くて先読みする力がある分、自分と話しのテンポが合う人を見つけにくい悩みがあります。
また、尖った耳の人は、心の安定を保つ為に、誰かに依存してしまう傾向があるでしょう。
心の安定剤にしている程度ならまだ良いですが、依存し過ぎてキツく束縛したり、パートナーがいるのに略奪してしまうなど暴走しやすいタイプです。
尖った耳の人は、好きな人が出来ても、その人にのめり込み過ぎないように注意しなければなりません。
立ち耳
立ち耳とは、顔の正面から見た時に、耳の全体が分かる耳のことです。この耳の人は積極性があり、考えるよりも先に行動に移す直感的なタイプです。
思い付いたらすぐ行動出来るフットワークの軽さは素晴らしいですが、リスクを考えずに動いてしまうので、失敗が多いでしょう。
また、自分の思うように動きたいので、人の意見や価値観を素直に聞き入れられないという特徴があります。自分とは違う考え方に、拒否反応が出てしまうのです。
言葉も行動も情熱的で、思っていることはそのままハッキリとストレートに伝えようとします。
その為、立ち耳の人の言葉が強過ぎて、人間関係がこじれてしまうことが少なくないでしょう。
薄い耳と厚い耳
薄い耳の人は、冷静な性格をしているので、物事を客観的な視点で見ます。その為、周りから、「落ち着いていて大人な人」といった印象を持たれやすいでしょう。
また、この耳の人は、人の言いなりになることが嫌で、集団行動を苦手に感じています。1人で自由に動き回っている方が上手くいくタイプです。
厚い耳の人は、愛情深い性格をしていて、周りの人を大切に思っています。見た目や立場で人を差別することがなく、どんな相手にも優しく親切に接しているでしょう。
この耳の人は、誰もが嫌がることを率先して行う、リーダーシップがある人です。
ただし、厚さはあるものの柔らかい耳の場合、人付き合いが上手ですが、相手の意見に少し流されやすい傾向があります。
正面から見える耳と隠れる耳
顔の正面から耳がよく見える人は、友人・知人の噂話しからネットニュースまで、様々な情報に敏感です。
しかし、色んな情報がひっきりなしに入ってくるので、根拠のない噂話しに振り回されたり、人の意見に流されてしまいやすい特徴があるでしょう。
こうした流されやすさは、細かいことまで気にするせいで判断力が鈍ってしまう、神経質な性格も関係していると考えられます。
顔の正面から見えない、隠れているような耳を持つ人は、他人の言葉をあまり聞き入れません。
この耳の人は、自分の世界の中に閉じこもっているので、新しい情報に疎いでしょう。
人の意見に流されず、自由に生きられるというメリットがありますが、その反面、柔軟性に欠けるというデメリットも持ち合わせています。