丙(ひのえ)とは？丙日生まれの性格や相性【四柱推命】

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（ひのえ）とは何？性格や相性が知りたい！

このページでは「丙」の意味や性格、他の十干との相性や丙の十干十二支についても解説していきます。

丙（ひのえ）とは？

丙とは、四柱推命や算命学でもおなじみの「十干（じっかん）」のうち３番目にあたる要素で、「ひのえ」または「へい」と読みます。

持っている性質から、命式に当てはまる人の性格や特徴を読み解くことができるのです。

十干とは？十干一覧表

自分や周りの人の『十干』を調べてみよう

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丙が表す意味・キーワード

丙は「火の兄」を指す言葉。火の中でも、スケールや勢いの大きい炎を表し、特に太陽のことを指します。

季節でいえば夏。種から出た芽が小さな苗木になり、これからさらに大きく伸びようとしている様子を表しています。

丙日生まれの人の性格や特徴

なぜか人目を惹く人が多いでしょう。本人もそれを嫌がらず、積極的にトップに立ったり、仲間を率いる役割を引き受ける人です。

悩んだり、立ち止まっていることは嫌い。常に攻めの姿勢を取り続けます。

反面、熱しやすく冷めやすい面は否めません。しかし、立ち直りは早いので、常にポジティブな人という評価を受けるでしょう。

トップに立つことが多い

「この人にならついていける」と周りの人に思わせる要素を持ち合わせた人。

常にポジティブで、誰とでも仲良く、素直な気持ちで接することができるうえ、判断力や行動力にも優れています。

そのため「リーダーにするなら絶対この人！」と周りから思われることが多いでしょう。

丙＝動物や植物を育む太陽を表すだけのことはあって、人の目を惹き、人を自分の周りに集めることができる人なのです。

丙の人本人も、そんな自分の性質を自覚しているはず。「どこへ行っても目立つけれど、まあこれが当たり前だし」と受け止めている人が多いでしょう。

真夏の太陽並みの熱さ

丙の人の辞書に「淡々と」という言葉はないでしょう。何事もやると決めたらスピーディかつ圧倒的なパワーで道を切り開き、トップに立ちます。

そのうえ、感情表現も至って素直。好きは好き、嫌いは嫌いとわかりやすく表現することが多いでしょう。

そんな丙の人が周りの人に感じさせるのは、熱さ。常に内側から燃えているような、活気や熱さを感じさせるのです。

ただ、熱しやすく冷めやすい面があることは事実。「面白くない」と思うと、わかりやすく撤退しそうです。

もう少し粘り強さを見せると、より周囲からの信頼を集めやすくなるでしょう。

転んでも元気に起きてくる

丙の人は、基本落ち込みません。「悲しい！悔しい！」等、ネガティブな感情を思い切り発散させたら、それで終わり。立ち直りがものすごく速いのです。

うじうじと悩んで立ち止まっていたり、痛みを引きずることを良しとしない。そんな、丙の人だからこそできる、立ち直り方といえるでしょう。

「落ち込んでるんだからいたわってよ～」なんて口にすることはあるかもしれません。

でも、周りの人からすると「そんなにカラッと落ち込む人はいない」と見えるかも。

周りの人からは、いつ何があってもポジティブな人と思われていることが多いでしょう。

丙（火の陽）と他十干との相性

丙の人と相性がいいのはどんな十干の人？

丙の私と違う十干の、あの人との相性が気になる

こんな風に思われている方も多いでしょう。ここでは丙とその他の十干との相性を解説します。

恋人募集中の方から、気になる相手がいる方まで、ぜひ相性チェックにご活用ください。

甲（木の陽）との相性

丙は、太陽といえども炎であることに変わりはありません。燃料があると、余計に元気が出る人です。

その燃料になるのが木。特に枝の太い木や、木材に加工された木は火を、大きく燃やしてくれます。まさに甲はこんな性質を持つ人。

丙にやる気や元気を与えてくれる人なのです。

そのため相性は★４つの好相性。ただ、丙の人が甲の人に甘えすぎると、そっぽを向かれるので、注意しましょう。

乙（木の陰）との相性

乙の人は、物静かかつ気遣いのできる人。丙の人をいたわる存在になってくれます。

一方、自分を助けてくれる乙の人を丙の人がいとおしく思い、何かと守ったり、引き立てたりすることもあるでしょう。お互いに心地良く付き合える相手です。

ただし、乙の人に丙の人が甘えすぎるのは禁物。

たまには乙の人を王子様・お姫様扱いしてあげると、関係が長続きしやすくなります。相性は★４つ。

丙（火の陽）との相性

同じ性質をもつ者同士、わかりあえるのはありがたいところ。友達感覚での付き合いができるでしょう。

ただ、お互いトップにいるのが当たり前の者同士なので、マウントをとってしまいがち。そこからケンカに発展することも少なくないでしょう。

相性は★2.5個といったところ。役割分担をして、相手主導の場面では、相手を立てることを心がける等、付き合うには工夫が必要な相性です。

丁（火の陰）との相性

丙の人から見ると、子分や部下のような存在になりやすい相手。頼りがいのある人を求めている場合には、ちょっと物足りなく感じがちな人です。

一方、プライベートでも誰かを育成する意欲がある人には、良い相手かもしれません。

ただなぜか、互いに互いの地位や、友人を取り合いたくなってしまいがち。「相手の芝生が青く見える」時に注意が必要です。

相性は★2つといったところでしょう。

戊（土の陽）との相性

丙の人にとって、戊の人は「なぜか面倒を見てあげたくなる人」であることが多め。

面倒を見てもあまり苦にならず、むしろ一緒にいるとくつろぎを感じることも多いでしょう。

ただ、相手に手渡すものが多い、時間を取られてばかりで自分の得が少ないと感じやすい相手でもあります。

そのため相性は★３つ。相手にとことん寄り添ってOKと思えるかどうかが、付き合うか否かの分かれ目です。

己（土の陰）との相性

着実に進むことを良しとする己の人。丙の人とは正反対の性質を持っていますが、その分互いのないものを補い合える相手といえるでしょう。

ただ、己の人が丙の人のパワフルさに疲れてしまうことがあるかも。逆に、丙の人が己の人をリードすることに労力を使いすぎ、疲れてしまうこともあり得ます。

相性は★2.5個といったところ。互いに自立した付き合いができるかどうかがカギです。

庚（金の陽）との相性

庚の人が、何かと丙の人を気にかけて、世話を焼いてくれそう。アテにして良い存在になってくれる人です。

逆に庚の人にとって丙の人は、学ぶところの多い人。丙の人を尊敬のまなざしをもって見つめることも、少なくはないでしょう。

ただ、お互いの意思が強い部分がマイナスに働きそう。相手のわがままともいえる言動に疲れてしまいそうな気配です。相性は★2.5個といったところでしょう。

辛（金の陰）との相性

丙の人とは、お互いの能力を高め合えるカップルになれるでしょう。2人でいれば、2人の1番良いところを発揮しあえる関係なのです。

そのうえ、2人とも良い意味での丸さを身に着けられる関係になります。お互い、人付き合いが今まで以上に上手くなるかもしれません。

丙の人が口うるさくなりすぎないように気を付けるのが、上手に付き合うコツ。相性は★5の相手なので、頑張りましょう。

壬（水の陽）との相性

壬は川や海等、常に自然にある水を表します。ダイナミックでエネルギッシュなところは、丙との共通項。一緒にいて楽しく感じることが多いでしょう。

お互いに率直なので、遠慮のない関係を築けるはずです。

ただ、水だけに壬のクールな部分は、丙には理解しづらいところ。そこを認められるか否かが、2人の付き合いが続くか否かのカギを握っています。

相性は★2.5個といったところです。

癸（水の陰）との相性

おとなしすぎて物足りない。または、自分の言動を阻む強烈さを持っている。

癸の人はこんな人として、丙の前に現れることが多いでしょう。一緒にいることを不快に感じる場合がほとんどです。

癸の人も、丙の人を怖い人と感じてしまったり、少し我が強すぎる人と受け取るため、うまくはいかないでしょう。

相性は★１つ。反面教師的な存在として、遠巻きに見ておくのがおすすめの相手です。

丙の十干十二支（六十干支）一覧

丙は十干のひとつ。このうしろに一定の法則に基づいて十二支を組み合わせると、六十干支になります。

といっても、子から亥までのすべての十二支が組み合わせられるわけではありません。丙に組み合わせられるのは、寅・子・戌・申・午・辰と6つの十二支になります。

ここでは、丙の十干十二支、6つの特徴を解説しましょう。

丙寅（ひのえとら）

勉強も運動も何でもできる、天才肌で能力の高い人が多いでしょう。

性格のエネルギッシュさやポジティブさも相まって、どこへ行っても目立つ丙の傾向がひときわ強い、十干十二支です。

ウイークポイントは、衝動的に大局だけを見て動きがちなところ。ブレーンを見つけて、着実さや堅実さを補ってもらうと良いかもしれません。

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丙子（ひのえね）

どこまでも素直。ただ、マナーは欠かないので、目上の人からの覚えもめでたい人が多いでしょう。

時代や分野の先端を走ろうとする傾向が強く、大きな成功を収める可能性も秘めた人です。

ただ、物事を途中で投げ出しがちな点には注意を。着手したことは最後までやりきる習慣をつけると、今まで以上の信頼を得られるでしょう。

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丙戌（ひのえいぬ）

行動しながら考えることが多い丙の人としては、珍しい人かもしれません。堅実で、石橋を叩いて眺めて見極めることも忘れない人です。

さらに、のんびりとしていて、周りが思わず手を貸したくなる人でもあります。

勉強が得意なのですが、早くから働き始めたほうが運が安定しやすく、結婚もうまくいきやすくなるのが特徴です。

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丙申（ひのえさる）

あっけらかんとした言動が魅力。ウェットな部分を感じさせない人柄で、周りの人をひきつけます。

ただ、実はデリケートで傷つきやすい部分も。傷つきたくなくて、計算ずくで動くような部分も持っています。

ボランティア精神は強い人なので、普段から人にやさしくすることを心がけて吉。いざというときに助けてもらえるでしょう。

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丙午（ひのえうま）

丙の中でも特に、好みや考えがハッキリしている人。自分の意にそぐわないことは絶対と言っていいほどせず、やると決めたことはどこまでもやりきるでしょう。

どうしても、自分の思うままにやりたい傾向が強いので、周りを置いてけぼりにしがち。

自分の意図を周りに説明する習慣をつければ、人間関係もさらに良くなるでしょう。

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丙辰（ひのえたつ）

穏やかでやさしく人に接するので、好かれることが多いでしょう。

洗練された振舞いや外見の下に、燃えるようなエネルギーを蓄えている人。人知れず、努力を重ねて大きな夢を叶えます。

ただ、他人に自分の意見を押し切られることが多め。自分の考えに自信を持ち、持久戦を闘う姿勢を養えば、さらに大きな成功もつかめるでしょう。

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