海外で独身時代に働いていた時
私(女性)は独身でしたが、周りの日本人男性には単身赴任者が多くいました。
現地人の女性と適当に遊んで任期を終えて帰任する日本人男性もいれば、本気で私のような日本人女性と不倫関係を結ぶ男性もいました。
私も相手も一人暮らしでしかも海外で日本人同士色んな情報交換をしながら生きていっている共感もあってか、簡単に恋愛に発展します。私以外の友達も単身赴任者と不倫していた女性は多くいました。
その中で、最終的に結婚した女性はいません。
つまり、不倫をしている男性はいずれ帰任し、日本の家族のもとに帰っていくのです。
わかっていてもいずれ
日本の家族の元にかえって行くとわかっていても、やはり2人とも土日は暇、一人暮らし、お互い不倫はやめられないのです。
女性の方がそれを割り切っていてお付き合いしているならまだしも、男性がいずれ離婚してくれると思ってつきあっていたら、修羅場になることは間違いありません。
私の場合には、相手の男性が帰任だとわかれば他の国に移動して働くようにしました。
そういう付き合いになるということは、最初からわかっていたことなので、セフレ感覚で本気にならないように気持ちを切り替えていたのです。
それでも悲しいや寂しい恋しいという気持ちはお互いありましたので、日本に一時帰国した時にはまた会ったり、食事をしたり、連絡をとりあったりもしました。
現地の男性につかまると
海外で働く女性に多いのが、上記のような日本人同士の不倫ですが、次が現地の男性に言い寄られ、日本では味わうことのないお姫様扱いを受けて、そのまま恋愛に発展することです。
相手が独身ならいいのでしょうが、妻子がいる人なら大変です。
それこそ会社から解雇を言い渡されたり、相手の家族が会社に乗り込んできたりして大乱闘になったりするのを見たことがあります。
おいはぎ?
現地の男性と日本人の女性が一人で海外で働いていた場合、日本人女性は洗練されていますし、外国人男性からもてもてです。
でも、それ以上にお金を持っています。それを狙う男性もいるということを忘れてはいけないと思います。
不倫で思いっきり恋愛をして、相手にどっぷり異存しつつ、結婚を夢見ていたのに、ある日突然不倫相手の男性がお金を持っていなくなっているということもありました。
この場合は失恋と、詐欺にあってしまった、傷ついたというので相当なショックを受ける女性もいて、それを機会に帰国して一から日本でやり直すという女性も多くいました。
私の場合は
私は1年程度妻子のいる男性と海外で不倫としてお付き合いし、私も不倫割り切ってお付き合いしていたので、お互いにさらりとお別れできたのはラッキーだったと思います。
男性は恋愛が結婚に至ると、それを簡単に元に戻せないということを、最初から女性も知っておくべきだと思います。そういう意味ではW不倫の方がお互い家庭がありますので、余計に深入りするとややこしくなりますね。
だから私は結婚してからは不倫する気もないですし、相手が不倫していてもいずれは戻ってくると思ってあまり気にしなくなりました。当然今の主人には、過去に不倫していたことは内緒です。
でも、だからこそ男性の気持ちや不倫に対しても寛容になれると思うのです。
何も知らないのが一番
結婚していて相手が不倫していてもしていなくても、知らなければ何もなかったと同じなので知らないのが一番なのです。
疑っても、縛っても、束縛しても結局恋愛体質の女性も男性も不倫をする時にはします。
それは男女の縁なので、結婚してようがあまり関係ないような気がします。
それを家庭を壊すまで続けるのか、もしくはお互い恋愛ととらえ、一定時期がきたら分かれるのかの違いではないでしょうか?だから、お互い何も知らないのが、傷つくこともなく一番いいと思います。
それに、最後に家庭にかえってきているのだから、いくら不倫をして家族を欺いていたとしても、それは結局家庭が大事だからという理由だと思うのです。
大事でなければすぐに離婚の話をしているか、堂々と不倫を宣言して慰謝料を払って別れるでしょう。
そうではなく一生懸命隠す。
何もなかったことにするのは家庭を大切に思っているからだと思います。
経験がないとわからないこと
不倫もそうですが、男女ともに経験がないとわからないことが多くあります。不倫も一度や二度経験するからこそ、男性の気持ちや男女の生きざまの違い、恋愛観などを実感できるのではないでしょうか。
何も知らずに最初にお付き合いした人と結婚して、自分が大切にされないわけがないと思い込む女性は多いと思います。
男性もしかりですが、それでは何かあった時に「親に頭を下げて」「結婚式の誓いは何だったの」などと一方的に不倫した人を攻めることになると思います。
人は変わりますし、時代も変わります。その中の一つの出来事(人によっては悪夢)として捉えるのが不倫ではないでしょうか。