奥の深い占術、四柱推命。この記事に辿り着いたあなたは、かなりコアな要素「十二運」を詳しく知りたい!と思ってみえるのでは?
この記事では、十二運の基本的な意味や活用法から、十二運を用いた無料診断までご紹介。十二運に詳しくなりたいあなたを、サポートします。
記事中には十二運の無料診断ツールもあるので、手元に命式がなくても、簡単に十二運を割り出すことが可能です。
目次
四柱推命の十二運とは
人間は、生まれて成長し、自立した後、社会で活躍して、老いを迎えるという、誰もが共通したパターンを持ちます。
その経過を十二個の要素で表すのが、十二運。「今どんな運気なのか?」を見るために使われるのですが、実はそれだけではありません。
「その人がどんな性質や行動パターンを持つのか?」を読み解けるのも大きな特徴です。
干支だけでは察しきれない特質を割り出すことができます。
詳しくは後ほど特徴とともにご紹介しますが、十二運の種類と読み方は以下の通りです。
- 胎(たい)
- 養(よう)
- 長生(ちょうせい)
- 沐浴(もくよく)
- 冠帯(かんたい)
- 建禄(けんろく)
- 帝旺(ていおう)
- 衰(すい)
- 病(びょう)
- 死(し)
- 墓(ぼ)
- 絶(ぜつ)
動物キャラ占いにも使われている
動物キャラ占いは、四柱推命から生まれたもの。
それぞれのキャラは、四柱推命の日柱の十二運に該当します。自分のキャラをご存じの方はここで、どの十二運に該当するか、確認しましょう。
ご存じない方は、次の項目の無料診断ツールで十二運を割り出してくださいね。
- 胎・オオカミ
- 養・こじか
- 長生・サル
- 沐浴・チーター
- 冠帯・クロヒョウ
- 建禄・ライオン
- 帝旺・トラ
- 衰・たぬき
- 病・コアラ
- 死・ゾウ
- 墓・ひつじ
- 絶・ペガサス
関連特集ziredの動物キャラ占い 無料完全版【生年月日・60種】
十二運の調べ方【無料診断ツール】
十二運を調べたい人の生年月日を選択してください。実行すると1秒であなたが該当する十二運が表示され、その特徴を解説したガイド記事をお読みいただくことができます。
十二運の意味や性格
お待たせしました。ここからは十二運の意味と性格をご紹介しましょう。基本的な意味と性格とを併せて見ることで、活用しやすくなるはず。
十二運の胎
天真爛漫という言葉がぴったりな人。物事に対して、経験から来る先入観がないのです。
また、赤ちゃんが何でも口に入れてどんなものかを確かめるように「とりあえず何にでも触る」という姿勢を持ちます。
そのため、最新のモノ・コトを追い続けることを好むでしょう。少しだけ、根気と周りを見る余裕を養うと、より大きな成長を見込めるはずです。
十二運の養
お腹の赤ちゃんに対して、邪険な態度をとる人はかなり少ないでしょう。むしろ、お母さんのお腹越しに「大きくなってね!」と声をかける人が多いはず。
養の人はお腹にいる赤ちゃんのように、周りから可愛がられる、天性のアイドル性を持つ人です。
常に人に甘えすぎなければ、助けは得られるはず。良好な人間関係を大切に、自立心を育みましょう。
十二運の長生
何時間でも積み木を摘んだり、虫と遊び続ける。ひたむきな幼稚園児のような性質を持つ人です。探求したいことができたら、誰よりも強いでしょう。
だからといって、人を顧みないようなことはありません。話しかければ親切に応じ、場の雰囲気を大切にします。
若干調子がいいとみられがちですが、調整役として活躍し、人間的成長を遂げるでしょう。
十二運の沐浴
10代の頃の、社会や周りの大人への理不尽さを感じながらも、無力感を覚える頃を表す十二運です。傷つきやすさや不安定さを自覚している人もいるかもしれません。
その分、感受性は人一倍強いはず。アートに関することが得意だったり、共感性が高かったりする人です。
良い面を社会の枠組みの中でどう使うかを、現実的に考えると発展が見込めます。
十二運の冠帯
現代では大学生か、社会に出たばかりの頃の若者。気力も学びを終えたという自負もあり、自信が滲み出ているような時期です。
そのためこの十二運に当てはまる人は、どんな状況にも立ち向かうガッツと、余裕とを感じさせるのが特徴です。
人にも親切に接し、いつでも力を貸す姿勢を見せるので、周りとの良好な関係を築き、成功を収めるでしょう。
十二運の建禄
目立つ成果は求めず、ひたすら家族や老後のために安定した収入を得ることに心を砕く。そのうえで、お休みの日は家族サービス。
建禄の人には、こんな風に安定・維持を心掛けたまっとうで誠実な性質が強く見られます。独身で年若い人にも、安定第一という質がみられるでしょう。
ただし、いざという時には、戦うことも辞さないという姿勢も持ちます。
十二運の帝旺
主任、課長、部長と昇進して経験を積み、これ以上昇進はなさそうな境地まで、行きつく頃を表します。
そのため、帝旺の人は年若くても、この年代の人にだけの匹敵する自信や、人を動かすパワーを持つはず。どこに行ってもトップになる人が多いでしょう。
周りの人の意見に耳を傾けること、新しいものを積極的に取り入れる姿勢が、成長のカギです。
十二運の衰
定年退職を間近に迎える頃の人を表す時期。知識も経験もスキルも充実した状態です。
衰を持つ人は、生まれながらにそんな人に匹敵する知恵を持つ人。なぜか初めてのことでもするっとできたり、年齢不相応なほどの知識を持っていたりする人です。
ただ若干、冷めた部分がありそう。可能な限り積極的な態度を見せることが、成功を勝ち取るコツです。
十二運の病
多くの人が80代頃には何らかの病を経験するもの。死や過去への思いをはせることも増えるはずです。
病の人は、生まれながらにその年代の人同様、体が弱いことが多いのが特徴。反面、ムダを嫌い、過去から現在、未来への流れを冷静に見極めてから動けるのが美点です。
体をいたわり、物事の明るい面を見るクセをつけることが、開運のカギです。
十二運の死
物騒な、と思われがちですがこれも魂のサイクルのひとつ。次の生へと移行する頃と考えます。今世との別れを受け入れる冷静さ、辛抱強さを持ちます。
この質を持つ人はひとつのことを突き詰め、悟ろうとする質が強い人。研究者向きです。
ただしブラックな環境にも、ひたすら我慢で応じようとする質には注意して。自分をいたわることを心がけましょう。
十二運の墓
生まれ変わるタイミングに向け、待機している時期。動きません。そのため、死ぬ直前の生で得た経験やスキルを表現しない質があります。
この十二運を持つ人は、性格的にも控えめであまり自分の感情を表さないはず。見えない部分で努力して、コツコツと成果を出すタイプです。
人に甘えすぎず、挑戦する気持ちを持ち続けることが、運を高めます。
十二運の絶
肉体がない分、社会の枠組みや常識、体裁といったものに囚われない状態を指します。そう、この十二運を持つ人は限りなく自由な人が多いのです。
データとにらめっこするよりも、パッと見て得た感覚で判断した方がうまくいくことが多い見込み。天才肌なのです。
縛りの少ない環境に属し、感情を発散できる場を持つと、能力を発揮しやすくなるでしょう。
十二運同士の組み合わせ相性
自分や誰かの十二運が分かったら、気になるのは相性ではないでしょうか?
気になる人や恋人との相性はもちろん、家族や友人、同僚との相性も知って損はないもの。
ここでは、十二運同士の組み合わせ相性を解説します。
あなた該当する十二運と、相手の十二運との相性をリンク先に一覧で記載してあります。ぜひご活用ください。