恋をしているとことあるごとに思うのが、「相手の気持ちが知りたい!」というもの。
これは、片思いや両思い、失恋後など、状況にかかわらず同じですよね。
とはいえ、彼の気持ちを直接本人に尋ねるわけにはいかないし、たとえ聞いたところで本音が返ってくるとはかぎりません。
そんなときはどうしたらいいのでしょうか。それはもちろん、彼の心をだれかに代弁してもらうこと。
そのためには占いが一番適しているといえるでしょう。
目次
相手の気持ちを知るのに『タロット占い』が最適な理由
一口に占いといっても、たくさんの種類があります。
誕生日(十二星座)占いや血液型占いといったとても身近なものから、ダウジングやタロットといった道具を使うもの、手相や夢占いなど本人からの情報により占うもの等。
しかし、「彼の気持ちが知りたい」という場合には、やはりタロット占いが一番。
なぜなら、ほかの占術と違って、タロットはその瞬間、その物事をピンポイントで占うことができるから。
たとえば、「今の彼の気持ちは?」と占ったあとにプレゼントを渡して「今の気持ちは?」と再度占い、その変化を知ることもできるのです。
このように、あなたと彼の事情に特化した占いができるのですから、気持ちを知るためにはやはりタロットが適しているといえるでしょう。
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【タロット占い】別れた彼の気持ち 今あなたをどう思ってる? あの人の本音
シャッフルから占いは始まっています ゆっくりと占いたい内容をイメージして 心を落ち着けてカードを選び …
彼の気持ちは一枚のタロットカードでわかる!具体的方法
タロット占いとは、カードを並べてめくり、出たカードの意味で占うものだというのは大抵の人が知っていると思います。
また、実際にタロット占いをしたことがある人は、質問によってカードの並べ方が違うというところにも気づいたのではないでしょうか。
タロットの並べ方のことをスプレッドといい、スプレッドにはいくつかの種類があります。
占い師は、質問の内容によってもっとも適したスプレッドを選び、カードを並べていくのです。
相手の心は『ダイヤモンドクロススプレッド』で読む
上で述べたように、スプレッドにはたくさんの種類があり、それぞれ適した分野があります。
その中で、相手の気持ちを知りたい場合、もっともよく用いられるのがダイヤモンドクロスという形。
これはタロットを4枚使い、本人の気持ち、相手の気持ち、現状、未来を占うスプレッドです。
ダイヤモンドクロスを用いた占い方
まずタロットを裏向きにしてよくシャッフルします。
このとき、好きなように混ぜたり、一定の方向に円を描くようにしたり、カードを広げずにきるだけだったりと、占い師によってさまざまな指示があると思います。
基本的にはその占い師の指示にしたがうのですが、自分で占う場合は好きなように混ぜるといいでしょう。
相手のことを思い浮かべながらカードを混ぜ、切り、一つの山にしたら、上からカードを四枚引きます。
上から順に、左、右、下、上と並べましょう。
そのカードはそれぞれ
- 本人の気持ち(左)
- 相手の気持ち(右)
- 現状(下)
- 未来(上)
を表しています。カードをめくるときは下記のように上下がひっくり返らないように気をつけてください。
カードの解釈は直感でもOK
占い師に占ってもらった場合はともかく、自分で占った場合は解釈に困りますよね。
とくに初心者の場合、カードをめくるたびにタロットカードの解釈本等と照らし合わせなくてはなりません。
そして、カードをめくった瞬間は「あ、なんか良さそうだ」と喜んだのに、いざ解説を読むとがっかりしてしまったということにもなるでしょう。
しかし、タロットは基本的に、イラストからイメージを取り込んで解釈するもの。
それぞれのカードに意味があるのは確かですが、それだけにとらわれる必要はなく、見た瞬間に感じたイメージも立派な解釈の一つであることに変わりはないのです。
これは初心者に限らず、プロの占い師でも同じ。
実際、占い師はそれぞれ、カードに対して独自の解釈を持っていることがほとんどです。
そのため、同じカードを引いても占い師によって違う解釈をされる場合もあるでしょう。
この差が、当たる占い師とそうでない占い師をわけるのです。
ダイヤモンドクロスを使わない占い師もいる
繰り返しになりますが、恋愛や金運、仕事など、悩みの種類等によって、それぞれ適したスプレッドがあります。
しかし、占い師が必ずしもそのスプレッドを使うかというと決してそうではありません。
これは、占い師によって得意なスプレッドがあるというのもありますし、スプレッドによって使う枚数が違うというのもあるでしょう。
すなわち、同じ「彼の気持ちを知りたい」という悩みでも、占い師が「もっと多くのカードを引いたほうがいい」と感じた場合はダイヤモンドクロスは使わないのです。
また、占い師によっては独自のスプレッドを持っている場合もありますし、
そのほうが集中できるという理由から、どんな相談であってもその形通りにカードを並べることも珍しくありません。
さらに言えば、「相手の気持ちを知りたい」という相談に対して、カードを一枚だけ引いてそれを答えとする場合もあるでしょう。
基本的には一枚のカードで問題なし
一枚のカードを引いて、それをそのまま相手の気持ちとする占いを、乱暴だと思うでしょうか。
しかし、基本的にはそれで問題ありません。
なぜなら、ダイヤモンドクロスでも、四枚のカードが表すのはそれぞれ「自分の気持ち・相手の気持ち・現状・未来」であり、彼の気持ちを反映しているのは一枚のカードでしかないのです。
とはいえ、占い師にみてもらう場合、よほどの事情を除き、一枚引きでの占いはおすすめしません。
なぜなら、タロットにより相手の本音を読み取るのと同時に、あなた自身の本音も引き出すことに意味があるから。
ダイヤモンドクロスも相手の気持ちとともに自分の気持ちも占いますが、よって、自覚していなかった自身の本音に気づく場合も多いのです。
また、こうやって自分の本音を自覚することで、希望が湧いてくる場合もあるはず。
たとえば、現状や相手の気持ちに「望みなし」のカードが出たとしても、自身の本音が「心のどこかでどうせダメだろうと思っている」だった場合。
その意識を変えれば可能性が出てくることはじゅうぶん考えられるのです。
それなのに、カードを一枚だけ引いて「望みなしだから」と諦めてしまうのは、あまりにももったいないといえるでしょう。
自分で占う場合は大アルカナだけでもじゅうぶん
タロットカードには22枚の大アルカナと56枚の小アルカナがあります。
違いは、表すものの強さや意味合い。例えば、大アルカナは、
- 「喜び」
- 「悲しみ」
だったりするものが、小アルカナのカードには
- 「心が温かくなるような小さな嬉しい出来事」
- 「思いがけない喜び」
- 「精神的に疲労して落ち込んでしまう状態」
- 「むなしさで心がいっぱいになる」
というものがあるのです。
そのため、小アルカナも加えたほうがより細かな結果が出るのですが、初心者の場合は大アルカナのみでも十分でしょう。
これは、あまりにも幅が狭い意味合いのカードを引いた場合、初心者では解釈に困ってしまうため。
慣れるまでは、大アルカナのみで占い、意味合いやカードの雰囲気で結果を読み取る練習をするのがいいでしょう。
悪い結果が出た場合はそこで止めないこと
タロットは、基本的に一問一答です。
つまり、彼の気持ちを尋ねて「無関心です」という結果が出たとしても、それは現状を前提とした答えでしかありません。
タロットは、「このままなにもしなければ、彼が振り向いてくれることはないでしょう。
しかしながら、あなたが勇気を出して行動を起こせば、彼を振り向かせる可能性はじゅうぶんあります」とはいってくれないのです。
つまり、現状で無関心だと言われたのなら、
- 「自分から積極的にアプローチしたら、好印象を与えられますか?」とたずね、
- 「手作りのプレゼントはよろこんでくれますか?」とたずね、
- 「今は告白のタイミングですか?」とたずね……
と、自分がすべきことを探っていくことが大事なのです。
どんな状況でも、すべきこと、できることが何一つないわけではないというのを忘れないようにしましょう。
まとめ
このように、タロットカードはあなたと相手の事情に特化して占え、しかも占ったそのとき、そのタイミングでの結果が得られるもの。
相手の気持ちを知りたい場合に最適な占術だといえるでしょう。
また、占い師に占ってもらう場合、一枚引きはおすすめしませんが、
自身の気持ちや現状を把握した上でなら、自分でことあるごとにカードを一枚引いてみるのもいいでしょう。
そうやって相手の気持ちをはかりながら恋を育てていくことができれば、安心ですよね。
ぜひ、大アルカナだけでも手元に置いておくことをおすすめします。