監修者畑田明愛栞(はただめあり) -フェアリーローズハウス代表- |
最近、シャーマンという言葉を耳にする機会、増えていませんか?どんな存在なんだろう?占いはしてもらえるんだろうか?など、疑問を募らせている方も多いかもしれません。
謎多きシャーマン。本当のところはどんな存在なのか?どんな資質を持った人がなれるのか?といった疑問を紐解きます。
また、現代に生きるシャーマンについても詳しく解説。占いを受けられるシャーマンの情報もご紹介します。
目次
シャーマンとは?
シャーマンとは、神や霊魂、精霊など、目には見えない存在からメッセージを受け取る人のことです。
ただ、これだけだと、それを行うことで、どんなメリットを利用者にもたらすのか?イメージしづらいですよね。
具体的にどのような役割を果たすのか?また、メッセージを受け取ること以外の役割もお話ししましょう。
役割1.目に見えない存在からメッセージを受け取る
上でお話しした内容です。身近なところでは悩み事を解決するヒントを受け取ることに活かせます。
また、亡くなった方に思い残したことはないか?悩む方もいるでしょう。こういった方に亡くなった方からのメッセージを伝えることも役割としています。
古代では、神の声を聴くところから部族を統治するためにも活用された能力です。
役割2.祈祷やお祓い
祈祷もシャーマンが果たす役割の1つです。神の声を聴けるなら、こちらの声も届けてね、ということですね。
現代でも海外には、雨ごいや安全祈願を行うシャーマンが存在します。さらに、利用者に害をもたらす霊魂を落とすためのお祓いを行うことも。
除霊ができる占い師も、ある意味シャーマンといえるでしょう。
役割3.占い
目に見えない存在のメッセージを聴く。これだけでも、現代の霊視やチャネリングと言えますよね。でも、シャーマンと占いとの縁はそれだけではありません。
現代でも、沖縄のユタや韓国の巫堂(ムーダン)等のシャーマンも占いを行います。現役シャーマン占い師や、シャーマンの末裔として占いを行う占い師もいますよ。
由来と歴史
シャーマンの名前の由来は、満州やシベリア等に住むツングースの言葉「サマン」と言われています。ただ、語源はサンスクリット語など他の言語という説もあります。
それだけ、シャーマン文化は世界中にあるということ。アジア・アメリカの他、ヨーロッパやオセアニアでも確認されています。
歴史的文化も深く、古代ギリシャにも歴史が残るほど。日本では卑弥呼がシャーマンだったという説もあります。
どんな服装なの?
これは、地域やシャーマンごとに違うとしか言いようがありません。
青森のイタコやメキシコのシャーマンは白装束。韓国の巫堂は色鮮やかで華やかな衣装をまとっています。モンゴルのシャーマンやシベリアのシャーマンは厚手の上着に飾り紐が付いたような衣装。
シャーマン自体が地域の暮らしに密着した存在。そのため、地域の文化ごとに服装は違うと思ったほうが正解でしょう。
現代におけるシャーマン
過去、アメリカでは隠れシャーマンともいえる存在が増えたそう。ストレスマネジメントとして、シャーマンの使う技術を学んだ人が増えたといいます。
では、日本ではどうでしょう?実は身近なところにいたり、聞いたことがある存在だったりするのがシャーマン。ここからは、現代のシャーマン像に迫っていきましょう。
巫女や祈祷師
神社で出会う巫女さんも、古くはシャーマンの1人として、祈祷や占いを行っていました。現代でも、まれに古来の役割を果たす巫女さんもいるようです。
また、祈祷師は祈祷に特化したシャーマンと言えます。
ユタなどの占い師
占いによって、より具体的にお悩み解決を目指すシャーマンも存在します。
その一角を担うのが沖縄のユタ。地元の方には医者と並んで頼りにされる存在。ちなみにペルーにはコカで占いができるシャーマンも存在するようです。
イタコなどの霊媒師
シャーマン=霊媒師という訳もあるほど、霊媒はシャーマンの代表的な仕事。
イタコは利用者にとって、身近な亡き人や生きている人の霊魂のメッセージを受け取る専門家ともいえるシャーマンです。
ヒーラー
古代マヤのシャーマンは、魂を癒すスキルを持っていたそう。現代でもバリなどに体や心、魂の癒しを行うシャーマンがいます。
現代では癒しを行う人をヒーラーと呼びますね。そう考えるとヒーラーもシャーマンの1人です。
呪術師
かつては部族の願いを、神や霊魂に伝えて叶える存在だったシャーマン。このスキル自体が、呪術でした。
現代でも、縁結びなど願いをかなえるための呪術は存在しますよね。こういったスキルを使う人もシャーマンといえるのです。
どこに多いの?
現代でも、シャーマンは存在します。ただ、どこにいるのか?が探しづらいもの。
シャーマンに会ってセッションを受けたいと思う方には、どこからどう探そう?という悩みが生まれますよね。むしろ、会えるのかどうかさえ心配、という方もいるかも。
どんなところにシャーマンがいるのか?お話ししましょう。
国内では沖縄のユタ・青森のイタコ
沖縄のユタは、数多く情報が出ています。ただその分、誰に依頼すべきか?迷いますよね。参考までにこちらの記事をどうぞ。
関連特集沖縄のよく当たる占い師、ユタに会う【2023完全ガイド】
イタコは激減していますが、会える方法があります。こちらの記事を参考になさってください。
韓国
先に登場した巫堂(ムーダン)は舞の入った大掛かりな儀式を行うシャーマン。悩みごとのアドバイスだけでなく、病気に関するおまじないも行います。
実は日本でも巫堂の鑑定を受けられる場所があるので、後程ご紹介しましょう。
ハワイ
古代は神職を務めた、カフナと呼ばれるシャーマンが現在でもいます。
何種類かに分かれているのが特徴。占いにかかわるところでは、祈祷や儀式を行うシャーマン、ヒーリングを行うシャーマンがいます。
シャーマンの素質
シャーマンって、どんな人でもなれるの?という方もいるでしょう。答えは千差万別。
血のつながりを重視するユタのようなシャーマンもいれば、修業によって育成されるイタコのようなシャーマンもいます。
ここからはできるなら、シャーマンになってみたい方のためにシャーマンに適した素質をお話ししましょう。
素質1.勘が鋭い
意識せずとも、予知的な発言をしてしまうことがある。他人にはわからない存在を感じることがある。
つまり、何もせずともシャーマン的なことができる人はシャーマンに向いている、と考えられるのです。
素質2.傷つきやすい
シャーマンが霊媒や儀式を行う時は普段とは違う意識の状態に入るといわれます。そのような意識になりやすい人は、一言で言えば「傷つきやすい」そう。
シャーマンを目指せば傷つきやすさを特質として生かせるかもしれませんね。
素質3.ある種の罪悪感がある
自分には何かしらの能力があるはずなのに、生かし切れている気がしない。何となく、お役目を果たし切れていない気がする。
こんな罪悪感は本来、シャーマンのお仕事をする人だからこそ抱いている可能性があるそうです。
能力覚醒のキッカケ
あまり喜ばしいことではないですが、病気を経て覚醒するシャーマンが多いそう。日本では巫病(ふびょう)と呼ばれ、精神的な病に似た形や突然の高熱などで現れることがあります。
また、シャーマンになるべき人がならないでいる、なる決意がつけられない場合も同様の症状が起きることがあるそう。最悪、命の危険にさらされることもあります
シャーマンになると受け入れて、必要な知識やスキルを身に着ける。これが、1番平和な覚醒の仕方です。
シャーマンの占いを受ける!当たる占い師
お待たせしました。ここからは、シャーマンの占いを受けたい方におすすめの占い師・シャーマンをご紹介します。
シャーマンの血を受け継ぐ占い師や、生まれながらのシャーマンなど3人とも実力派。また、タイプも全く違う3人の占い師をピックアップしました。
自分にはどの人が合うかな?と意識しながら読んでみてくださいね。
占いの館千里眼新宿西口店・天河
ズバリ、シャーマンの家系に生まれた占い師。利用者の霊的なガイドや、身近な方の潜在意識にアクセスする能力が高く、利用者から驚きの声を集めるほどの的中力を誇ります。
自分の潜在意識からの声をズバリ、聞かせてもらったという声もありますよ。
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さらに、アドバイスの具体性が高いのも特徴です。男性ファンも多く、老若男女から支持を集めています。
以下のページでは、家族に関する悩みで鑑定を受けた方のレポートを見ていただくことが可能です。ぜひ、鑑定前に参考になさってくださいね。
関連特集占い千里眼 新宿西口店 体験ガイド【特徴解説・占い潜入レポ】
新大久保の母・妙月
韓国のシャーマン・巫堂をご紹介した際、日本でも巫堂の鑑定を受けられる場所があるとご紹介しました。それが表参道。もともと新大久保で鑑定をしていましたが、現在は神宮前で鑑定を行っています。
その妙月さんは、日本で唯一の巫堂。韓国で人間国宝と呼ばれる巫堂に師事し、日本で30年以上活躍しています。
鑑定はまず、神や利用者の先祖からお告げを受け取るところからスタート。ここでアドバイスがもらえることもあるそうですよ。
加えて四柱推命や干支も利用して、多角的に悩みを聞くことを得意としています。恋愛や仕事、金運など様々なお悩みに対応可能。
鑑定を受けたい方は、以下の公式ページを参考になさってください。
【監修者】
畑田明愛栞(はただめあり)
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