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風水的によい家相・間取りのお家選び【開運風水ガイド】

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風水的によい家相・間取りのお家選び【開運風水ガイド】

著者・監修者:zired この記事の著者・監修者
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家選びに重要な『家相』

家相と間取り

実家を出て1人暮らしを始めたとき、引っ越ししたり、新築の家を建てた時に「この家はすごく落ち着く」と思ったり、反対に「この家に住んでからやたら疲れる…」と感じたことはありませんか?

家にも“運気が上がる家”と、“運気が下がる家”があります。運気が上がる家に住めば肉体的にも、精神的にも安定した暮らしを送れるでしょう。

しかし運気が下がる家に住むと、肉体的疲労が取れない、精神的に落ち着かない生活となりやすいのです。

どのような家が運気が上がる家なのか、運気が下がる家なのかは“家相”が教えてくれます。家選びに重要な家相の見方について、詳しく解説していきましょう。
  

家相とは?

家相とは、その家の位置や方位、そして間取りを見て、“この家は住めば運気が上がる家”か、それとも“この家は住むと運気が下がる家”なのか、吉凶判断をする方法です。

風水的に良いとされる吉相の家に住めば、その家に満ちる良いエネルギーをたっぷりと吸収して運気を上げることができます。

しかし風水的に悪いとされる凶相の家に住むと、運気の流れが滞るせいで上手くエネルギーを吸収できず、元気がなくなってしまったり運気も下がると言われています。

それ程、家相が与える影響力は大きいのです。

家相は中国に古来より伝わる陰陽五行説を基にして生まれました。

現在の日本で親しまれている家相とは、日本の気候や風土、そして暮らし方に合うように発達した、日本独自のものとなります。
 

まずその土地の相(地相)を見る

家相を見る前に、実は重視しなければいけないもの、それは土地の相「地相(ちそう)」です。

家が良くても、その土地自体が悪いと、どうしようもありません。そんな土地の吉凶を見極めるポイントは、実にたくさんあります。その辺りをまとめ上げた記事を下記にリンクしておきますので、見ておきましょう。

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家相の見方

家相の見方を簡単にまとめると、

  • 家の間取り図を用意して、その家の中心となる場所を決める
  • その家の中心から方位をあてはめていく
  • 家相に重要な正中線と四隅線、鬼門や裏鬼門、 欠けや出っ張りなどをチェックする

という流れとなります。

家相を見る上で必要不可欠なのが、“方位(家相方位)”です。

家相の方位は北から始まり北西までの8方位+中心部分で、以下のように9方位あります。

  • 東北
  • 東南
  • 南西
  • 西
  • 北西
  • 中心

方位(家相方位)

これら8方位+中心部分の9方位は、それぞれが違った特徴、エネルギーを持っています。

また家相を見る際には、以下のような方位盤を使います。方位盤を持っている方は、是非そちらを使いながら家相を見ていきましょう。

方位(家相方位)
  

間取り図を用意

家相を見るために、まずはその家の間取り図(平面図)を用意しましょう。

手元に建築図面があるならばそれをコピーして、コピー分に書き込むなどして使ってください。

マンション住まいの方なら自分の住んでいるマンション名で検索すると、賃貸情報サイトに部屋の間取り図が掲載している場合があるので、そちらを参考にしてもいいですね。

建築図面がなく、手描きで間取り図を紙に書く場合、使用する紙は真っ白で何も線が入っていない紙よりも、方眼紙が書きやすくておすすめです。

定規を使いながら、丁寧に今住んでいる部屋の間取りを書いていきましょう。

   

その家の中心を決める

間取り図(平面図)が用意できたら、次はその家の中心がどこになるのかを決めましょう。古来より家の中心の決め方として、様々な方法が伝わっています。

まずメジャーなのが、その家の中にある大黒柱を中心とする方法。

築年数の長い日本家屋だと、家の中央あたりに、その家の中で最も太い柱が立っているでしょう。それが大黒柱です。

あるいはその家の中で居間となる部屋や、その家の主人が使用する寝室を家の中心であると考える場合もあります。

他には井田(せいでん)法といって、家を井の型に区分けすることで中央部分を求める方法。そして平面図上での中心を、その家の中心とする方法があります。

またその家の中央を決める方法は正方形や長方形の家なのか、それとも複雑な形の家なのか、家の形によっても違うのです。

   

正方形・長方形の家は対角線の交差点

もしもその家が凸凹していない綺麗な正方形、あるいは長方形の間取りをしているのであれば、家の中心は“対角線の交差点”から求めることができます。

まずはその家の間取りへ、以下のように線を引いてみましょう。

間取りの四隅に線を引

間取りの四隅に線を引くと、対角線の交わる部分が出てきますよね。そこがその家の中心であると考えます。

   

複雑な形の家の場合は重心でもとめる

綺麗な正方形や長方形ではなく、凸凹のある複雑な形をした家の場合は、重心からその家の中心を求めてみましょう。

家相では、“間取り図(平面図)のつりあいが取れた位置が重心=家の中心”であると考えます。

こちらの方法で簡単にその家の中心を決めることができるので、是非試してみてください。

  1. 間取り図に書かれている出窓や玄関ポーチ、ベランダ、バルコニーといった部分を切り落とす
  2. その間取り図の裏面に厚紙を貼り付ける
  3. 厚紙を貼った間取り図を針などの先が尖ったものの上に乗せて、バランスの取れる部分を探す
  4. バランスが取れた(つりあいが取れた)部分がその家の中心(重心)となる

複雑な形の家の場合は重心でもとめる

   

中心から方位をあてはめる

家の中心が決まったら、次は中心から方位をあてはめていきます。

方位磁石(スマホアプリでも可)を使って、家の中心などから北方位を確認しましょう。そして間取り図へ、北と家の中心と南を結ぶように、縦線を引きます。

次に家の中心から、先程引いた北・南の縦線と垂直に交わるように、東と西を結ぶ横線を引きましょう。

中心から方位をあてはめる

北・南の線、そして東・西の線という、この2本の線を“正中線”と呼びます。

ここまでで間取り図のどこが北、東、南、西になるのかがはっきりしましたね。

    

Nが「北」 -時計回りに東・南・西-

間取りの中で北はどこかを調べようと思ったら、地図ではなく、方位磁石が指し示す方位を参考にします。

多くの場合は地図の真上が北(真北)にあたります。しかし風水の家相では、方位磁石が指し示す北(磁北)を“北の方位”とするのです。

もしもその土地の中、あるいは家の中に磁気を乱してしまうものがある場合、磁針が正確に北を指さないことがあります。

そのため家の中で方位を調べたあとは、念の為に家の外に出て、もう一度北はどこか調べてみましょう。

家の中心をちゃんと取ることが、正しい家相を見るためのポイントです。

ちなみに方位磁石に書いてある“N”が北で、時計回りに東、南、西となります。また、今ではスマホのコンパスアプリで簡単に北をとることができますね。
    

Googleマップで見ることも

もしも間取り図に方位がない場合、Googleマップから北を調べることができます。

Googleマップで自分の住んでいる建物をズームしてみましょう。

基本的にGoolgeマップをはじめとした地図は真上が北になるように作られていますから、自分の家にとってどこが北かはこのやり方で確認することもできるでしょう。

   

方位盤を重ねる・なければ書き込んでみる

手元に方位盤があるなら、間取り図と方位盤を重ねてみましょう。そうすると簡単にその家の方位を知ることができます。

方位盤を持っていない場合は、間取り図へ直接、方位を書き込んでください。

家相の方位は北、東、南、西と、そして東北、東南、南西、北西があります。

またこれら全部で8つの方位は、以下のようにそれぞれ範囲を取って、間取り図へあてはめることができるのです。

方位盤がなければ書き込んでみる

  • 正中線の両脇へ15度ずつ振り分けた線を引く
  • 北、東、南、西…それぞれ30度の範囲にあてはめる
  • 東北、東南、南西、北西…それぞれ60度の範囲にあてはめる

方位盤を重ねる

 

間取りを見る上で重要な場所

間取りを見る上で最も重視されるのが、正中線と四隅線、そして鬼門と裏鬼門、欠けや出っ張りです。

これらについて知識としてしっかり頭に入れておくことで、より運気の良い家相、運気の悪い家相とはどういう家相なのかがわかってきます。

正中線と四隅線は一体家相にどのような影響を及ぼすのでしょうか。そして鬼門と裏鬼門、欠けや出っ張りにはどんな意味があるのか、それぞれについて詳しく解説していきましょう。

  

正中線(北・南と東・西を結ぶ線)

正中線(せいちゅうせん)とは、北・南と東・西を結ぶ線のことです。

こちらの図に書かれている赤い線のように、正中線は北・南と東・西を結ぶ、十字ラインの線となっています。

正中線

風水の家相的に、正中線上にはとても強力なエネルギーが通っているとされているのです。

そのため正中線上に置いても問題ないとされるものがあれば、正中線上にはなるべく置かない方がいいとされているものもあります。

例えば正中線の上に適さないものを置いてしまうと、それが原因となって知らないうちに運気を下げてしまうことも。

風水で家相を見る際には、この正中線を忘れずにチェックしましょう。

  

四隅線(東北・南西と東南・北西を結ぶ線)

四隅線(しぐうせん)とは、東北・南西と東南・北西を結ぶ線のことです。

以下の図に書かれている黒い線のように、四隅線は東北・南西と東南・北西を結ぶ、×ラインの線となっています。

四隅線

正中線と同様に、風水の家相的に四隅線もかなり強いエネルギーを持っています。

ですから四隅線にも、“線上にかかってしまうとよくないもの”があり、気を付けなければ凶相となってしまうのです。

風水でその家を吉相の家相にしたいときや、あるいはその家が凶相の家相じゃないか確認したいときには、十字ラインの正中線と一緒に、×ラインの四隅線についてもしっかりとチェックしておきましょう。
  

鬼門・裏鬼門

方位を見る上で、ひとつ頭に入れておきたいのがこの「鬼門(きもん)」「裏鬼門(うらきもん)」の存在です。

実は、この鬼門という考え方は日本独自で育った概念なんです。日本列島の上のほう、つまり北東から鬼が通り、南西に通り抜けていくことでこう呼ばれるようになりました。

この鬼門・裏鬼門にあたる場所に家の水回りあると良くないとされていたり、他にもさまざま注意しなければならないことがあります。その辺りも下記にページで押さえておきましょう。

鬼門・裏鬼門の方位・調べ方【開運風水ガイド】
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欠けや出っ張り

敷地や間取りの欠けている部分のことを“欠け”、そして出っ張っている部分については“張り(出っ張り)”と言います。風水の家相では、欠けや出っ張りは重視するべきポイントです。

例えばその敷地や家の間取りに欠けがあると、欠けている方位のエネルギーが下がってしまいます。

エネルギーが下がることで運気が落ちるなど、マイナスの作用が出てしまうのです。

欠けとは反対に、敷地や家の間取りに張りがあると、その出っ張っている方位のエネルギーが2~3倍に増えると言われています。

エネルギーが増えることで運気が上がるといったプラスの作用が働くのです。

ただし張りは大きく出っ張っていればいいというわけではありません。張りの条件は、“一辺の長さの3分の1を越えない範囲”とされています。

 

方位別の家相・間取り解説

例えば玄関がどの方位にあると風水的に吉相とされているか、あるいは風水的に凶相となってしまうのか、あなたはご存知ですか?

玄関以外にも、居間・リビング、寝室、そして台所・キッチンにお風呂・洗面所、トイレといったそれぞれの部屋の方位別家相について解説していきましょう。

また風水・家相的に良いとされている理想の間取り例と、 風水・家相的に悪いと言われているダメな間取り例についても画像を交えながら詳しくご紹介します。

  

玄関の方位

玄関のある方位別に風水的な吉凶が存在しています。

その評価を確認し、その玄関にふさわしい「玄関マット」をチェックして対策をすればバッチリです!

  

居間・リビングの方位

  

寝室の方位

  

台所・キッチンの方位

  

お風呂・洗面所の方位

  

トイレの方位

  

風水・家相的に良い!理想の間取り例

家相を見たときに、良いとされるお手本の間取りを一例としてご紹介しておきましょう。

戸建て・2階建てのOK間取り

戸建て・2階建てのOK間取り

※クリック・タップで大きく表示できます

最低限、鬼門や裏鬼門の水回り(お風呂やトイレ・キッチン)は避け、運気が入り込む場所とされる玄関の場所も無難におさめてあります。

2LDKマンションのOK間取り

2LDKマンションのOK間取り

※クリック・タップで大きく表示できます

吉相といわれる北西の玄関、配置が難しい水回りを無難方位である東にぎゅっと集めてあります。
  

風水・家相的に悪い!ダメな間取り例

逆にダメな間取りを例として挙げるのであればどうなるでしょうか。つまりはOK間取りの真逆が「NGな間取り」ということになります。

風水・家相的に悪い!ダメなNG間取り例

※クリック・タップすると大きく表示されます。

玄関付近の欠け、鬼門に水回りが集中してしまっています。そして欠けや張りが多く、全体的にデコボコした間取りです。これらのNGは、極力避けるようにしたいですね。
 

マンション(アパート)の場合の選び方

また、もちろん家相が重要なのはマンションやアパートも一緒。でも、数多くの住まいがひとつの建物のなかに集合しているため、独特の読み解き方があります。

一軒家と共通することも多いですが、そういった集合住宅を考えている人は、マンションならではの家相も学んでおきたいところです。

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