監修(動画解説) Jupiter(ジュピター) -横浜Nukumori代表占い師- |
生命線、感情線と合わせて、三大基本線といわれる残りの一つがこの知能線(頭脳線)です。
知能線は大きな三本の線のうち真ん中にあたり、手の平を二分するように中央を走っています。
◆jupiter先生の知能線解説
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目次
知能線(頭脳線)は何を表す?
知能線というと、その名前から、長ければ長いほど頭がいいというイメージを抱きがちです。
たしかにそれも間違いではないのですが、知能線は知識や知恵だけでなく、判断力や発想力など、頭の回転の良さもあらわす非常に重要な線だといえます。
また、それだけではなく、生活力や運気のよさなど、人生に直結する部分にも大きく関係しているのです。
線の状態
とても重要な知能線ですが、もちろん長短以外にも見るべき特徴はたくさんあります。
知能線が以下のようになっていた場合、はたしてなにを意味しているのでしょうか。
線が2本!二股に枝分かれ
二股に枝分かれした知能線は、その人が二つの能力の持ち主であることを示しています。
ですから、この線がある人は、仕事で成功して趣味でも認められて……ということになりやすいです。
知能線が二重
二本ある知能線は“二重知能線”と呼ばれ、その人が天才的な頭脳の持ち主であることを示しています。
難解な問題を即座に理解したり、どん詰まりから突破口を見つけ出したりすることも珍しくありません。
線が短いけど…「ない」人も
線が二重、つまりたくさんある人は能力がとても高いようです。
ではその逆、知能線が短い場合やまったくない場合はいったいなにをあらわしているのでしょうか。
知能線がない場合
知能線がない……一見そう感じられる手相は確かにあります。
しかし、これまでに、本当に知能線がない手相の持ち主は一人も確認されていないのです。
知能線がないように見える場合、もっとも多いのはマスカケ線の持ち主である場合。
マスカケ線とは、感情線と知能線が合体して一本になっている線で、この相の持ち主は天才だといわれています。
生命線と合わせて、まるで平仮名の“て”のように見える(左手の場合は“て”の対象)手相であれば、このマスカケ線である可能性が高いです。
短い知能線はおバカなの?
イメージとして、知能線が短いと頭が悪いのではないかと感じている人も多いと思います。
しかし、それは間違い。知能線が短い場合、たしかに思考力はそれほど高くありませんが、そのかわり直感力にすぐれているのです。
そのため、パッパッと素早い判断で物事をこなしていくことも可能。
さらに、長く思考しないので、考えすぎて動けなくなってしまうようなこともありません。
さまざまな知能線(頭脳線)
そのほかにも、線にはさまざまな特徴があるものです。
それぞれにどんな意味があるのか、考えられるものをいろいろと集めてみました。
あなたはどれ?ケース別にイラスト解説
知能線の特徴としてよく見られるのは以下のとおりです。ぜひ自身の知能線と見比べてみてください。
知能線の先端が上向き
知能線の先が上向きになっている場合、その人の物欲が強く、打算でものを考える傾向にあることを示しています。
社交的ですが、その実、自分にとって得になる人との関係をそつなく築いていることも少なくないでしょう。
知能線の先端が下向き
知能線の先が下向きになっている場合、その人に物欲がほとんどないことを示しています。
目に見えるものよりも形のないものに価値を見出すタイプなので、芸術的なセンスに優れていることが多いです。
横に直線的な知能線
横にまっすぐな線が伸びている知能線の持ち主は、徹底的なリアリストです。
夢や希望を抱くことはもちろんありますが、それも、自分の努力しだいで確実に叶えられるものがほとんどでしょう。
感情線と一体化したまっすぐな知能線
同じ横にまっすぐ伸びる線でも、感情線と一体化して手の平の端まで伸びている場合は、マスカケ線、もしくは百握りと呼ばれ、強運の持ち主だとされています。
物質運に恵まれ、生涯困窮することはありません。
また、個性が強く、独特のアイディアで天下を取る相だともいわれています。
横に伸びて感情線に接する
知能線が横にまっすぐ伸び、薬指の下あたりで感情線に接している場合、その人が金銭に強い執着をもっていることを示しています。
結婚も、愛情よりも金銭を基準にして相手を選ぶ傾向にあるようです。
横に伸びて最後に跳ね上がる知能線
まっすぐ横に伸び、最後に跳ね上がっている知能線は、その人が金銭感覚にすぐれていることを示しています。
そのため、経理や貴金属を扱う仕事などにつくと成功しやすいでしょう。
横に伸びて最後に下に折れる知能線
まっすぐ横に伸び、中指の下あたりで折れ下がる知能線は、その人が怠惰であることを示しています。
頭が良く、才能はあるのですが、それを生かすための行動を面倒だと感じるので、自身の能力が宝の持ち腐れとなってしまうことも少なくありません。
中指と薬指の間まで届かない短い知能線
短い知能線の持ち主が直感力に優れていることは既に述べましたが、中指と薬指の下あたりまで届かない場合、それに加えてその人が几帳面な人であることも示しています。
そのため、直感で行動してもきっちりと処理をするなど、失敗が少ないです。
緩いカーブで月丘に向かう知能線
小指の下の、手首に近いふっくらしたあたりを月丘というのですが、緩やかなカーブを描いた知能線がこの月丘に伸びている場合、その人が明るくてユニークであることを示しています。
発想力や想像力も豊かなので、クリエイティブな才能があるといわれています。
>>月丘とは?
生命線に沿うような知能線
知能線が生命線と同じようなカーブを描いて下に伸びている場合、その人が現実社会になかなか適応できないことを示しています。
この相の持ち主は妄想癖が強く、夢見がちで、あまり地に足がついていないといえます。
月丘に向かってまっすぐ伸びる知能線
小指の下のふっくらした部分に向かってまっすぐ伸びる知能線は、その人が行動力や支配力に長けていることを示しています。
そのため、どの道に進んでもトップを取るか、相当高い位置までいくことができるでしょう。
生命線との分岐点が人差し指の下
知能線と生命線は、始点がくっついている場合が多いです。
そしてもちろん、二つの線が分岐しはじめるのがどのあたりなのかによっても、さまざまなことが読み取れるのです。
たとえば、人差し指の下あたりで分岐する知能線は、その人が良識者であることを示しています。
モラルやマナー意識も高く、人のお手本となれる生き方をしています。
生命線との分岐点が人差し指と中指の間
知能線と生命線の分岐点が人差し指と中指の間くらいの場合、その人が人気者であることを示しています。
気配りができ、勘も鋭いので、人の心を掴むのがとてもうまいのです。
知能線の起点が生命線より1〜2ミリ上
知能線と生命線の起点はくっついている場合も多いですが、中には離れているものもあります。
知能線の起点が生命線よりも1〜2ミリ上にある場合、その人がとても敏感であることを示しています。
勘が鋭く、人の気持ちや空気を読む能力に長けているので、人に好かれやすいでしょう。
知能線の起点が生命線より3〜4ミリ上
知能線の起点が生命線よりも3〜4ミリ上にある場合、その人が積極的で、行動力に長けていることを示しています。
じっとしているのが苦手なので、常になにか行動している印象も強く、その人のまわりは大きな変化も起こりやすいです。
知能線の起点が生命線より7ミリ〜上
知能線の起点が生命線よりも7ミリ以上離れている場合、その人が物事を深く考えないことを示しています。
そのため思いつきで行動したり、不用意な発言をしたりすることもあるでしょう。
知能線の起点が生命線よりも下
知能線の起点が生命線よりも下にある場合、その人が神経質であることを示しています。
そのためちょっとしたことで疑心暗鬼になったり、ささいなところに気を取られたりするでしょう。
ただ、そのおかげで失敗は少なく、また、物事の完成度も高いです。
起点がちがう二本の知能線
生命線と起点が同じ知能線があり、その少し上を起点とする線がもう一本ある場合、その人が名声を得ることを示しています。
上で二重知能線について触れましたが、この相の持ち主は早い段階で成功をおさめるのも特徴です。
勢いのない線が二股になっている
知能線の先が二股に分かれ、なおかつ線に勢いがない場合は、その人が優柔不断であることを示しています。
物事を決断するのが苦手で、なにかを尋ねられても曖昧な返答でお茶を濁すなど、なにごともはっきりさせない傾向があります。
二股に分かれた下の線が月丘に伸びている
知能線の先が二股に分かれ、下の線が小指の下のふっくらした部分に伸びている人は、とても言い訳上手です。
どんな状況になっても、とっさの機転で上手く言い逃れることができるでしょう。
物事を成功させるというよりも、失敗しない相です。
まっすぐの知能線が二股に分かれて月丘に伸びている
同じく二股の下の線が月丘に伸びている相でも、上の線がまっすぐであり、分岐点は中指の下あたりの場合は、その人が商売上手であると読み解きます。
要領がよく、世の中のニーズに敏感なので、自身で商売をはじめると成功しやすいでしょう。
二股に分かれた先が水星丘に伸びている
小指の下、感情線の上あたりを水星丘といいます。
知能線が二股に分かれ、上の線が水星丘に伸びている場合、その人が計算高い人物であることを示しています。
損得勘定が得意で、決して情に流されることはありません。
知能線から上向きに短い支線が伸びている
短い支線が何本か上向きに出ている場合、その人に新しいステップを踏み出すチャンスが訪れていることを示します。
なにか新しいことや躊躇していたものにチャレンジしたり、片思い相手に告白したりするのなら、この時期がチャンスです。
知能線と感情線の間に短い横線がある
知能線と感情線の間に短い横線がある場合、その人がなかなかパートナーに恵まれないことを示しています。
たとえ結婚しても「この人じゃなかった」と後悔するなど、パートナー選びでは苦労するでしょう。
この相は一見二重知能線と見間違いやすいのですが、二つの相はまったく意味が違いますので注意しましょう。
知能線が二段階に分かれている
中指の下あたりまでの短い知能線があり、その先にまた新しい知能線が存在して月丘に伸びている場合、その人はとても頭の回転が早いことを示しています。
分析力や企画力に優れているので、そういった能力を生かせる仕事に就くとかなりの位置まで出世できるはずです。
知能線が鎖状になっている
輪が連なったような知能線、すなわち鎖状の場合は、その人が飽き性であることを示しています。
集中力に欠け、注意力も散漫なので、じっくり物事に取り組むのが苦手。
次々と新しいものごとに手を出して結局どれも完成させられないということも少なくありません。
知能線が途中まで鎖状になっている
中指の下あたりまでが鎖状で、その先が線になっている場合は、その人が慌てものであることを示しています。
人の話を途中でわかったつもりになったり、忘れ物が多かったりと、落ち着きさえもてば解決する失敗が多くなります。
知能線の一部が鎖状になっている
知能線の一部が鎖状だったり、細切れになっていたりする場合、その人が楽な方向に流されやすいことを示しています。
いま楽しければそれでいいという気持ちになりやすいので、たとえ必要なものでも苦痛からは一刻も早く逃げようとします。
責任感も薄く、あとになって後悔する場合も多いでしょう。
細かい線が階段状になっている知能線
知能線が短い線の繰り返しで出来ており、その線がまるで階段のようになっている場合、その人の注意力が散漫であることを示しています。
集中力にも欠け、持続力もないので、失敗しやすい上に物事を最後までやり遂げるのが難しいです。
また、どうしてもしなければならない場合でも、結構な時間がかかるでしょう。
知能線が途中で薄くなっている
はじめのうちははっきりしているのに、途中で薄くなっていく知能線は、その人の精神力が弱いことを示しています。
プレッシャーにも弱いので、大きな仕事を任されると実力を発揮できないというのも珍しくありません。
知能線が波打っている
波のようにうねっている知能線は、その人が大器晩成型であることを示しています。
この相の持ち主は、年々できることが増えていったり、失敗した物事もリベンジすることで成功できたりします。
粘り強く、根気があるので、難解な作業もコツコツとやり遂げられるでしょう。
知能線上に島がある
島とは、丸い形になっている線のこと。この島が知能線のどこかにある場合、その人がとてもナイーブであることを示しています。
繊細で傷つきやすいので、物事を途中で挫折してしまうこともしばしば。
ただ、精神的に敏感なので、その部分を活かして芸術面で活躍できる可能性もあるでしょう。
知能線の先端に島がある
知能線の先端にはっきりとした島がある場合、その人の脳が極度に疲れていることを示しています。
頭の回転が人並み外れて早いので、疲労もたまりやすいのでしょう。
垂れ下がった知能線の先端に島がある
同じ先端の島でも、知能線自体がだらんと垂れ下がった形の場合は、その人が精神的に追い込まれやすいことを示しています。
できるだけおおらかに、小さなことにはこだわらないようにするといいでしょう。
知能線の先端に十字がある
知能線の先に線が二本交差した十字がある場合、その人の脳や神経が疲れ気味であることを示しています。
この相が見られたら、なんらかの病に発展する前にゆっくりと休息をとったほうがいいでしょう。
知能線上に星や斑点がある
短い線が何本か交差した“星”と呼ばれるものや、斑点が知能線上にある場合、その人の脳神経にダメージがあることを示しています。
この場合、単に疲れているというよりも、病気の予兆だということも。
できればゆっくり休んで、体調に異変を感じたら検査を受けるのもいいでしょう。
そのほかに『知能線』が物語るもの
とくに意味のある特徴については上で述べましたが、もちろんこれですべてではありません。
そのほかにも、知能線に見られるいろいろな特徴に注目し、手相を読み解いていきましょう。
知能線上に表れる「島」や「フィッシュ」
既に述べたとおり、“島”とは手の平にあらわれる丸い形のこと。
そしてフィッシュとは、二本の曲線がへこみを内側にして重なり合い、まるで魚のように見える形のことです。
知能線にこれらが見られた場合、島はいくつか例を挙げたように脳や神経の疲労、フィッシュは仕事やその人にとって意味のある分野での大成功が近づいていることを示しています。
線が薄い
知能線が薄い場合、その人の思考力が弱くなっていることを示しています。
人の言うことを鵜呑みにしたり、流されたりしやすいので、自身に高い能力があっても失敗してしまうことがあるでしょう。
線が途中で途切れている
知能線が途切れている場合、その人の考え方や意見が突然変わることを示しています。
その瞬間を迎える前と後では、まるで別人のように見えるでしょう。
本人からすると、その先の選択肢がいきなり増えるので、成長や生まれ変わるチャンスだといえます。
線上にほくろ
知能線上にほくろがある場合、頭に関係する病気やケガへの警告だと読み取ります。
はっきりした病気ではない場合も、偏頭痛に悩まされることなどが考えられます。
知能線(頭脳線)と他の線との関係
知能線だけでもいろいろなことが読み取れるのですが、ほかの線との関わりをみれば、さらにたくさんのものがわかってきます。
生命線と知能線の距離
知能線と生命線の距離が近ければ近いほど、その人は慎重だといえます。
とくに、この二つの線は始点が同じことが多いですから、途中までまるで一本の線であるかのようにくっついている場合もあるでしょう。
そういった人は、考えすぎてなかなか動けなくなってしまうくらい慎重派です。
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手相 生命線の全パターン徹底ガイド【イラスト/動画付】
監修(動画解説)Jupiter(ジュピター)-横浜Nukumori代表占い師- 手相をよく知らない人 …
知能線と感情線がつながるマスカケ線
上の記事中でも何度か触れましたが、知能線と感情線が合体して一本のまっすぐな線となっているものはマスカケ線と呼ばれます。
マスカケ線は、その人がめったにない強運や運命の持ち主であることを示しています。
ただし、忘れてはいけないのは、この線がある場合、本人が望もうが望むまいが波乱万丈の人生になりやすいということ。
大きなチャンスが舞い込みやすい代わりに、平凡な人生はなかなか歩めないのです。
そのため、結果的には0か100かの両極端だといえるでしょう。
まとめ
イメージでは、頭の良さをあらわしているととらえがちな知能線。
もちろんそれは間違いではないのですが、総合的には生きるための知恵や能力等、全般が見て取れるといえるでしょう。
ですから、たとえ思考力が弱くてもそのぶん発想力が優れているなど、どこかに一長一短を見出すことができるはず。
知能線を読み解くときはそのことを念頭に置き、どんな相でもプラス面も解釈できるようにしたいものです。
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Jupiter(ジュピター)
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