この記事ではタロットカードの小アルカナ「ワンドの7」について見ていきましょう。ワンド7の全体的な意味やカードのシンボル、恋愛でのリーディング解釈などを徹底解説いたします。
恋愛に悩んでいる人や自分でタロット占いをやってみたい人はこの記事を参考にしてみてください。
目次
ワンドの7の意味
ワンドは「情熱、生命力」を象徴しており、数字の7は「行動力」を意味しています。
基本的なキーワード
ここからはワンド7の基本的な意味を見ていきましょう。
正位置
- 立場を守る
- 奮闘する
- かろうじて優位にたつ
- 1人で頑張る
- なんとか抵抗する
- 困難を克服する
- なんとか主導権を握る
- 諦めずに打開策を見つける
- 思わぬ出費に困る
- いろいろな思いに悩まされる
ワンド6で勝利を獲得した人物が、下からの突き上げを食らって危うい立場に追い込まれようとしています。
人物は崖の上で戦おうとしていますが、左右の靴が違うことから心の余裕がなく焦っているのでしょう。決して気を抜けない状況ですがなんとか有利な立場を死守しているというカードです。
逆位置
- 危うい立場になる
- 油断して攻められる
- 立場を守りきれない
- 今の地位から脱落する
- 気持ちが揺らぐ
- 敗北する
- 意固地になってしまう
- 頑固になって人を寄せ付けない
- すっかり心が折れてしまう
- 無駄な動きばかりしてしまう
追い込まれた状況にいることで精神的に不安定になったり判断が鈍ることがあるでしょう。厳しい局面に立たされることで不利な戦いを強いられることになります。
気合を入れすぎて意気消沈していたり、心身ともに疲れがピークに達しているようなカードです。
恋愛相手や彼の気持ちのリーディング
続いては恋愛についてのリーディング解釈です。相手の印象や相手の気持ちでワンド7が出た時の意味をチェックしていきましょう。
正位置
- 相手を振り向かせたい
- 有利な立場に立つ
- なんとしてでも成就させたい恋
- 相手をリードして付き合いたい
- 相手に対する強い思い
- 愛情が抑えられない
- 相手を射止めようと必死になる
- 告白するチャンスを伺う
- 積極的な人
- 向上心のある人
- 当たって砕けるという勢い
ワンド7の逆位置の場合は条件付きの恋愛だったり、あくまでも自分が優位な立場を獲得しているところがポイントです。
自分が上に立って相手をコントロールしたいという気持ちがあります。少し強引ではありますが周囲が味方についてくれるので恋愛運が上昇するでしょう。
逆位置
- 自分勝手な人
- 弱気になって告白できない
- 自分に自信がない
- 傷つくのが怖い
- 1人だけに決められない
- 自分の気持ちを信じられない
- 覚悟できない
- 相手に愛情があるか先に確かめたい
- 最初からうまくいかないと決めつけている
- 本当に好きなのかわからない
- ネガティブ思考な人
ワンド7の逆位置は、本当に相手が好きなのかライバルに勝ちたいだけなのかわからなくなったり、自分が傷つきたくないからという理由で攻撃的になってしまうことがあります。
アプローチする前に心が折れてしまったり相手の反応を無視して自分の気持ちだけを押し付けてしまう場合もあるでしょう。
恋愛の今後(未来)のリーディング
好きな人や恋人との今後の展開についてのリーディングを解説いたします。
正位置
- ラブラブの関係になる
- 意気投合して付き合う
- 困難な状況でも2人で乗り切る
- ライバルに勝って両想いになる
- 主導権を握る
- 猛烈にアプローチする
- 失恋を恐れず告白する
- 付き合う覚悟を決める
- はっきりと自分の気持ちを伝える
- 運気が味方して恋愛成就する
ワンド7のカードは正位置であっても決して楽な状況ではありません。最初は自分にとって不利な立場だったけれど少しずつ優位な立場に持っていくような意味があります。
なんとか奮闘して幸運を勝ち取るというニュアンスのカードです。努力は必要ですが最終的には良い結果にたどり着くでしょう。
逆位置
- あやふやな状況が続く
- いろんな問題が発生する
- 進展をためらう
- 予定が合わない
- 駆け引きばかりで本音がわからない
- 逃げ出してしまう
- ハッキリしない態度
- 仕事が忙しくて会えない
- 打算的な恋愛になる
- 不利な状況に陥る
- 自分の欠点ばかり見せてしまう
逆位置が出た時の2人の未来は、隠し事がばれたり信頼関係が崩れるなど気を抜けない状況が続くことがあるでしょう。
また、お互いの家族や友人など自分の恋愛とは関係のないところで厄介なトラブルに巻き込まれることを暗示しています。
今の恋愛(片思い・復縁・不倫)へのアドバイス
より良い関係にするためのアドバイスの解釈を見ていきましょう。
片思い、復縁、不倫に悩んでいる人への対策としての意味をまとめました。それぞれの悩み別のアドバイスを取り入れてみてください。
正位置
- 長期的な作戦を立てること
- 勇気を出して
- 直感を大切にして
- 有利な立場を活用して
- 周囲の人を頼ること
- 自分の信念を貫いて
- 決意を固めること
- あれこれと迷わないこと
- 勢いを大切にして
- 今が踏ん張りどき
片思いの人がワンド7を引いた時はどんな出会いであれ必死に努力する必要があるようです。
ライバルがいる事が確定していたり自分の中での葛藤で苦しむなど、苦難が伴う恋愛になるでしょう。無駄なエネルギーを使わないようにやるべきことの優先順位を決めるようにしてください。
復縁を望んでいる人は長期戦を覚悟しておくことが大切です。お互いに別れの原因を許せていなかったり、心から信頼できないなど足止めを食らうことがあるでしょう。
自分たちなら必ず復縁できるという強い気持ちや信念をもって向き合うようにしてください。
不倫をしている人にとっては苦しい関係が続きます。
2人の関係がバレないように相手との予定を調整したり、水面下で相手をコントロールする必要があるので油断できない恋愛関係が続くでしょう。
2人が会えるタイミングをうまく見計って行動するようにしてください。
逆位置
- ライバルに負けないで
- すぐに答えを出さないこと
- 冷静になって対策を練って
- 自分の価値観ばかり押しつけないこと
- 弱みにつけこまれないように
- トラブルに気をつけて
- とにかく目の前のことを対処して
- 意地にならずに妥協して
- 自分の評価を下げることはしないで
- 表面上の解決を避けて
- ちゃんと計画を立てて
片思いの人は残念ながら恋愛成就の可能性は低いでしょう。相手に尽くしすぎて遊ばれてしまったりライバルに奪われるなど、好機を逃して失敗に終わることを暗示しています。
弱みにつけこまれないように毅然とした態度でいること、自分を犠牲にしすぎないことが大切です。
復縁を希望してる人がワンド7の逆位置を引いた時、相手には他に気になる人がいたり、恋人がいるなどで自分の気持ちが素直に伝わらない状況が続きます。
相手に主導権を握られて振り回されるだけの関係になることもあるでしょう。冷静になってじっくりと目の前のことに取り組むようにして下さい。
不倫に悩んでいる人は、トラブルに巻き込まれないように注意してください。ツメの甘さから三角関係がバレて相手と別れることになるかもしれません。
相手が急にそっけなくなって表面的なつきあいだけで煮え切らない気持ちを抱えてしまうこともありそうです。
まとめ:棒(ワンド)の7を読む時に気をつけたいこと
ワンドの7のカードはワンドの棒が立ち上がる熱いエネルギーや抵抗、戦いなどを意味するカードです。
それがプラスに働いて勢いにうまく乗ることで、大きな成長や幸せを引き寄せることができます。あなたの持つ情熱が最高の結果を生み出してくれるでしょう。
しかしそれがネガティブな方向にいくと、周囲との温度差が生まれたり孤独になって意地を張ってしまうこともあります。
行動を起こすためのパワーはすでに兼ね備えているので、どれだけそのエネルギーをうまく扱えるかが課題となってくるでしょう。それぞれのカードを正しく解釈して恋愛運をアップさせてくださいね。