不安定な世の中だからこそ、手に職をつけたい!と思った時、身近にある占いをやってみたい、と思う方も多いかもしれません。
でも、いざ職業にしようと思うと「?」と思うこと、ありませんか?また、占い師という職業、長くできる可能性のある職業なのか疑問を抱く方もいることでしょう。
今回はそもそも占い師って何?という根本的なところからお話しします。また、今占いの業界に何が起きているのか?今後の見込みも含めてお話ししましょう。
目次
占い師は「人を幸せにする仕事」
医師は病気やけがを治すため、調理人は一般の人より美味しい料理を作るために存在する。では占い師は?
ぱっと思いついて出てきた答えは「人を幸せにする仕事」。この言葉に集約されるでしょう。そんなことを言い出したら、この世に存在する仕事はすべてそうだよね?と思った方、正解です。
では、占い師はどうやって人の幸せに貢献するのか?詳しく解説します。
当たることはイチ要素に過ぎない
占いは当たってなんぼ、という方も多いでしょう。たしかに、鑑定における大切な要素ですし、当たらない占い師に見てほしくないというのは当然の気持ちです。
ただ、1度立ち止まって考えてみてください。現状が当たるだけの占い師に会うと「で、その先は?」になりませんか? そこだけ当てられるより、未来予測もできる占い師のほうがありがたい。
さらにいえば、未来予測を現実にする確率を上げるべく、今どう動けばいいか?ここを教えてくれる占い師が1番ありがたくないでしょうか?
当てることは鑑定における、ごく一部の要素でしかないのです。
改善提案を行うことのほうが重要
先に少しお話ししましたが、鑑定を受ける側としては未来予測だけではものたりない。今どうすべきか?まで知りたいですよね?
あなたが占い師になった時、利用者も同じことを考えるはずです。とはいえ、どんなに素晴らしい改善策でも利用者にとって「無理!」な改善策では意味がありません。
例えば、貯金0で定職に就いていない利用者に50万円の講座を受けて資格取得しろと言っても無理があります。
でも「国などの補助金を使って、安く取得できる」といえば現実味を帯びてきますね。
占いのスキル、知識は占い師になりたいなら当然必要ですが、実際の鑑定の場に出るとこんなふうに「提案力」も必要になります。
昨今、占い師のイメージに変化が
理由は3つほど考えられるでしょう。1つずつお話しします。
占い自体が身近になった
1つ目は、若年層の女性を中心に占いを信じる、自分で占いをする方が増えたこと。特にこの2年で、占いを信じる方が急増しています。
占いが身近なものとなり、占いを手掛ける占い師も身近になりつつあるのでしょう。
メディアに出演する占い師の影響
2つ目はメディアの影響。最近はTVや YouTubeなど身近な媒体に出演される占い師が数多くいます。
その占い師も「いかにも」という服装や雰囲気ではなく、その辺を歩いていそうな雰囲気の方、多いですよね?
2.30年前はいかにもこの人、普通じゃないという方が数多く出演されていましたが、今は違います。占いも、占い師も怪しくないという風潮が自然と作られているようです。
占いに触れられる媒体の変化
20年ほど前は、電話占いもまだ珍しかった時代です。お店に行くとなるとハードルの高さは多少なりともありました。
それが今では、電話・メール・LINE・Zoomなど様々な方法で鑑定が受けられるようになり、ちょっと試しに相談するということがしやすくなったのです。
そして、話してみたら相談しやすい人!という実感からも、占い師へのイメージに変化が起きているのでしょう。
占いを求める人が増えている
占いの専門雑誌が復活、占いを扱うTV番組が増えるなど、占いを求める人が増えているのが現状。
では、そういう方たちは何を占ってほしいのか?何を目的に占いを利用するのか?本気で占い師を目指す方なら、気になるのではないでしょうか?
ここでは、どんな目的で占いを使う方が多いのか?チェックしましょう。
将来への不安
一説には、仕事に関する悩みが、恋愛に関するお悩みの相談を上回っているという話も。金運に関するお悩み相談も増えているといいます。
やはり、この先どうなってしまうのだろう?今まで通りの生活を続けられるのだろうか?こんな不安を抱える方が多いといえるでしょう。
未来は自分で作るもの。その時々の行動で変わる。いくらそう思っていても、やっぱり不安だからある程度先を知りたい。
こんな悩み、抱かない人は今いるの?といえそうなお悩みが、今、占い師のもとに多く寄せられているのです。
目先の恋愛への不安
将来への不安を相談する方が増える一方、減ってはいる相談内容。でも、社会情勢が落ち着けばトップクラスの相談内容に戻る可能性は高いでしょう。
占いといえばこれ!という方も多いでしょうし、無料占いのサイトでも、必ずと言っていいほど入ってくる占いテーマですよね。
目に見えないからこそ不安になる、お付き合いしている相手や片思いの相手の気持ち、この先の見通し。
どちらも、計算式や、科学的なデータがないからこそ悩むことだけに、占いの得意分野ともいえるお悩みです。
占い師になりたいなら未来予測や提案力とともに、相性を見るスキルはガッツリ身に着けておきましょう。
占いの市場規模は1兆円
占いは将来性や、稼げる可能性があるのか?ここを考える時に、把握しておきたいのが市場規模。
占いは現状、1兆円ほどの市場規模があります。これは。漫画やアニメといったいわゆるオタク文化に係る市場の2倍規模、エステの3倍規模ともいわれる額です。
つまり、身近に占いを受けている方が少なくてもかなり大きな市場規模があるということ。うまく参入すれば、副業として始めて本業の収入を上回る可能性もあるでしょう。
対面鑑定は2000〜3000億円規模
店舗や、占い師の自宅に出向いて直に鑑定を受けるのが対面鑑定。市場全体規模の20~30%を占める規模です。
占いの鑑定のみを提供するお店は、首都圏や地方の大都市で見かけることが多いもの。山奥に店舗があるケースは、個人の占い師のオフィス以外、ほぼないでしょう。
地方の10万人程度の都市になるとカフェやエステと抱き合わせという営業形態をとるお店も増えてきます。
それでも、これだけの市場規模があるのは根強い人気があるからこそといえるでしょう。
さらにいえば、動いている金額の規模は2000~3000億。エステ市場とほぼ変わらないくらいの金額を誇っていると考えると、その大きさを実感していただけるはずです。
電話占い200〜300億円規模
10年前ほどまでは雑誌の後ろに広告が載る程度だった電話占い。今や、ネットの広告でも数多く見受けられるものになりました。
数百億の市場規模と合わせて、時代とともに身近なツールになりつつあることが伺えますね。
また、電話占いは「場所を選ばない」というメリットを、占い師にも利用者にも与えてくれます。
占い師は電話占いなら会社や店舗に出勤せずに、自宅で鑑定が可能。スキマ時間で鑑定を受け付けることも不可能ではありません。
より、場所と時間にとらわれずに、活躍の場を広げることができる市場です。
一方の利用者も、自宅はもちろん、何なら車の中からでも鑑定が受けられます。この利便性の高さを考えても、まだまだ伸びしろのある市場といえるでしょう。
今後はオンラインに市場が移る見込み
今、占い市場の中でも注目を集めているのがオンライン市場。ZoomやYouTubeが仕事でも使う身近なものになった流れの中で、使いやすいものとして注目を集めています。
電話占い同様、いつでもどこでも鑑定が受けられることから、利用者にとっては利便性の高いもの。
また、Zoomなら映像が見られる、LINEのような文字チャットなら顔出しナシでできる、と自分に合う方法を選べることも大きなメリットです。
占い師にとっても、場所を選ばず鑑定しやすい方法。しかも、パソコンやスマホなど身近な機器で鑑定できるのもうれしいところです。
占い師も利用者も外出せず、好きな場所から手軽に鑑定ができるオンライン市場。伸びしろがとても大きい市場であることは、間違いないでしょう。
占いが副業としても人気な理由
人気プラットフォーム「ココナラ」。お時間のある方は試しに「占い」でサービスを検索してみてください。目も眩むほどの数のメニューが出品されているはずです。
さらにその中身を見ていただくと、副業として占いを提供されている方が見受けられるはず。
現在、占いが副業としてここまで人気を呼ぶ理由はどこにあるのでしょう?詳しくお話します。
非対面占いの普及で就業時間に融通が効く仕事に
占いでも、対面鑑定だと通勤時間も含め、拘束時間が長くなります。時間延長を依頼されたら、さらに長くなるでしょう。
電話占いもこれに近いものがあります。待機時間は拘束時間。電話の前でできることしかできなくなるからです。
でも、ココナラ等の非対面、しかもテキストベースで仕事できるものなら、かなり就業時間に融通が効きます。
「お返事までのお時間、これくらいいただきます」と多めに表示しておけばOK。ZoomやSNSを利用する鑑定も、受付時間を自分で設定できますし、用事のある時は休止もできます。
自分の希望、状況に合わせて就業時間を変えられる。これが、副業として人気を集める1番の理由でしょう。
思ったより準備期間が少ない
占いのスキル・知識がある方なら、極端な話、ココナラ等を使えばその日から占い師になれます。
占いのスキルほぼない場合は勉強が必要。予備知識があるか?やスクールに通うか独学で学ぶか?などで期間は大きく変わります。
最短1週間でデビュー可能という説もありますが、数か月が最短と思っていただくといいでしょう。
ちなみに筆者は、もともと占い好きで占星術には20年ほど触れていました。
鑑定をしたいと思った時にちょうど、オンライン講座と遭遇。4か月ほど講座を受け、1か月ほど準備期間を設けて始めました。
案外、本格的に学んでからは期間を要していないですよね?もちろん個人差はありますが、好きで占いに触れてきた方ならこれくらいあれば、始められるでしょう。
トークスキルを磨くことができる
営業職や接客業をされている方には必須のスキルがトークスキル。でも、内勤だったとしても電話や来客対応があることを考えると、あると助かりますよね。
占いは利用者の話を聞いて、適切にそのニーズをつかむところから始まります。
さらに、鑑定結果を利用者にわかりやすく伝えること、先にお話しした改善策の提案も求められる職業です。つまり、否応なくトークスキルを磨く職業ということなのですね。
これは、テキストベースでのやり取りでも案外磨かれます。
声の調子や語気は伝えられず、すべて文字で伝えないといけない鑑定。文章力が磨かれるのに伴って、トークスキルが磨かれてきます。
本業にも役立つスキルが磨ける、こんなメリットも副業として行う占いにはあるのです。
月間鑑定数35000件を超える大手。占い師のメディア出演やイベント出演も積極的にサポートを行う。
経験豊富なマネージャーが顧客の獲得方法や働き方の相談に応じる。鑑定時間月150時間前後で、25万円代後半の報酬を実現する占い師も存在。
鑑定時間以外の顧客対応や集金等はすべて、スタッフ側が対応するため、鑑定に集中しやすい。
この求人のポイント
- 待機時間のノルマなし
- 事務局が営業中であれば、待機時間の延長・短縮・変更が可能
求人募集要項
求人店名 | 電話占いピュアリ |
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鑑定方法 | 在宅鑑定 |
機器等 | 電話鑑定 |
報酬体系 | 分給制 |
報酬備考 | 60~80万円の報酬を得る占い師が多い |
勤務時間 | 24時間年中無休 (自由に待機時間が決められる) |
勤務場所 | ※明記なし |
経験 | 経験者優遇・未経験OK.- |
年齢 | 要確認 |
性別 | 不問 |
占術 | 占術が多いことが望ましい (霊感・透視・各種西洋東洋の占術、縁結び等のスキル等) |
採用方法 | 【書類審査】 (メールフォームに入力する内容) 【書類審査内容の確認】 (電話) 【オーディション】 (電話) |
選考基準 | ・挨拶ができる ・顧客の話を引き出せる ・理解力が高い ・鑑定がスムーズにできる ・知識が豊富 ・オリジナリティある鑑定ができる ・気配りができる ・カリスマ性がある |
優遇条件 | 経験者優遇 |
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