
知っているようで、謎が多い。それが天中殺ではないでしょうか?「何となく、良くない時期」これ以上の情報がよくわからない方もいるでしょう。
今回は午未天中殺について徹底解説。注意すべき時期はもちろん、何に注意すべきかも解説します。
また、天中殺から見える、性格の特徴や他の天中殺の人との相性も解説しましょう。
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目次
午未天中殺(空亡)とは?
そもそも天中殺とは何でしょう?実は、四柱推命や算命学に必須の六十干支が関係しているのです。
六十干支は、10ある十干に12ある十二支を1つずつあてがって作ります。12ある十二支は2つ余ります。
余る十二支には、天からの支援を表す「干」がありません。そこから、この時期を体力・精神力が落ちる時期とみなす。これが、天中殺の正体です。
そして、六十干支はすべての十二支が、十干の持つ木・火・土・金・水すべての質を兼ね備えられるよう、6巡分組み合わせます。
結果、6通りの天中殺が完成。このうち午未が余る、つまり午未天中となる六十干支は以下の10個になります。
午未天中殺・空亡の天中殺はいつ?
天中殺の年は、12年間の中のどこかで、2年連続で巡ってきます。
午未天中殺の人の、直近の天中殺の年は2026年~2027年。2023年は注意すべきことも少なく、活動しやすい年でしょう。
ただ、月の天中殺と日の天中殺に注意するのはおすすめです。
午未天中殺の人の、月の天中殺は6月と7月。暦の動きがカレンダーと違うので、8月第1週まで注意しておくと無難でしょう。
日の天中殺については、以下のサイトが便利。
気になる期間を指定するとカレンダー表が出てきます。その「日干支」の列が「●午」もしくは「●未」となっているのが日の天中殺です。ぜひ活用してみてください。
参考干支カレンダー
なお、時間の天中殺もありますが、何かと忙しい現代人には活用しづらいでしょう。
天中殺空亡期間の結婚や転職は注意
「天中殺には注意」とよくいわれますが、何に気を付けるべきなのでしょうか?
答えは「大きな動き、新しい動き」。恋愛にかかわる部分ならば、結婚や新しいパートナーと出会うことは避けましょう。
それ以外のところでいえば、起業、転職、引越は避けて良し。住居や車といった大きなものの購入も避けましょう。
天中殺の間は、判断も直観も狂いがちなので、後悔するような選択をしがち。そのため、こういった事柄は避けることが良いとされるのです。
加えて、体力も精神力もダウンしがち。残業やオーバーワークは避けて、滋養を養いましょう。
2026年の運勢バイオリズム
2026年の午未天中殺は、ゆっくりと肩の力が抜けていくような一年になります。昨年まで続いていた混乱や迷いが落ち着き、自分の中のペースを取り戻す感覚が芽生えていくでしょう。無理に踏み込まなくても、必要なものが自然と集まってくるような流れがあり、気持ちが軽くなる場面が増えていきます。
大きな成果を狙うより、日常の中で「これなら続けられそう」と思える習慣や仕事のやり方を整えていくことが、後々の飛躍につながります。今年は周囲との距離感も穏やかに保ちやすく、協力関係が生まれやすいタイミングです。人の力を借りることをためらわず、素直に甘える姿勢も大切になってきます。
一方で、春から初夏にかけては気持ちが揺れやすく、選択に迷う場面が増えそうです。感覚のまま進めると後から軌道修正が必要になる場合もありますので、急がず、一呼吸置いて判断するよう心がけてください。
全体を通して、2026年は整えることで道が開く年。調和の取れたリズムをつくれた時、自分でも驚くほどスムーズに物事が運び始めるはずです。
| 恋愛運 | 落ち着きが関係を深める |
|---|---|
| 仕事運 | 無理なく前進しやすい年 |
| 金運 | 安定重視で整いやすい |
| 対人運 | 支え合いが増える一年 |
| 2026年1月 | 静かに調子が戻り始める月 |
| 2026年2月 | 新しい出会いが芽生える頃 |
| 2026年3月 | 気持ちと行動が整う時期 |
| 2026年4月 | 判断に迷いやすい月 |
| 2026年5月 | 焦りを抑えて冷静さが鍵 |
| 2026年6月 | 選択肢が揺れやすい頃 |
| 2026年7月 | 人との連携が力になる月 |
| 2026年8月 | 気持ちに余裕が生まれる時 |
| 2026年9月 | 努力が実りやすい時期 |
| 2026年10月 | 信頼関係が深まるチャンス |
| 2026年11月 | 落ち着いて取り組める頃 |
| 2026年12月 | 一年の成果を感じられる月 |
午未天中殺・空亡の性格特徴

天中殺が分かると、性格も分析することができます。ここでは、午未天中殺の人の性格の特徴を解説しましょう。
1.クールかつ客観的
慌てません、騒ぎません。これが、午未天中殺の人の基本姿勢。自尊心が高いことも相まって、みっともない態度を他人に見せることがないのです。
そのうえ、黙っていても、物事や人間関係の本質まで見抜く力が強いので、常に客観的な視点を持つことが可能。頭脳労働にも強い人です。
感情や、個人的な考えにとらわれることなく、ロジカルに現実を検討し、その時できる最高の判断を下すことができます。
周囲にはとてもクールで、現実の世界にしっかり生きている人という印象を与えるでしょう。周囲から頼られる場面も決して少なくないはずです。
2.ガラスの心と思いやりを持つ
言動はとてもクールな人ですが、実は傷つきやすくて、感じやすい部分を持つのが、午未の人。
イジりはネタだと分かっていても、それを頻繁にされる人がいると「実は泣いてないかな、嫌がってないかな」と気にするでしょう。
他の人ならまったく気にならない部分も、この人のアンテナには引っかかるということが多いのです。
その引っかかったものを、放っておかないのも、午未の人の良いところ。悩んでいる人、泣いている人を放っておくことはまずないでしょう。
べたべたしすぎず、冷たすぎず、ほどよい態度でお助けマン的役割を果たすはずです。
3.歩みは堅実かつ独特
一般的に、つまらないと言われるような地味な仕事も、堅実に正確にこなせるのが、午未の人。華々しい活躍はめったにしませんが、素晴らしい縁の下の力持ちになれる人です。
また、1つ仕事を始めたら飽きることを知らず、作業にのめりこめるのも特徴。
皆は休憩に入っているのに、それにさえ気づかないで、ずっと作業し続けているということもあるでしょう。それを楽しいと思えるのも、長所といえます。
若干、それが「人と足並みを合わせない人」と見られがちな点には注意を。共同作業の時は、持ち前の周りを見る力を活かすと良いでしょう。
午未天中殺の相性

天中殺は、相性を見ることにも活かせます。ここでは、午未天中殺の人と他の天中殺の人の相性を解説しましょう。
午未と子丑の相性
午未の人の運が、どん底まで落ち切ってしまうことを止める相手。互いの成長を止めてしまいがちな部分があります。
ただ、まったく自分と違う部分を、学ぶべき部分とみなすことができれば、フォローしあう関係になれそう。
午未の人が、子丑の人のペースに引きずられないように注意できれば、長続きする可能性の高い2人です。
午未と寅卯の相性
2人で遊ぶ時は面白く、結婚すれば穏やかな家庭を作れる可能性が高い相手です。
うまく付き合うコツは午未の人が、寅卯の人を立てること。自分を委ねるくらいのつもりでいると、上手にリードしてもらえるでしょう。
若干、寅卯の人のおおらかさが、いい加減と感じられる時もありそうですが、次第に、気にならなくなる気配です。
午未と辰巳の相性
基本、気持ちひとつで行動が変わる辰巳の人は、午未の人にとって、インパクトの強い相手。自分にない発想や価値観を学ぶのには最高の相手でしょう。
ただそれだけに、常時一緒にいると、インパクトがありすぎて、午未の人がどっと疲れてしまいそう。
時々、ちょっと会ってお茶をするくらいがちょうどいい仲と言えるでしょう。
午未同士の相性
同じ質を持つ者同士なので、通じ合える部分はかなり多いはず。阿吽の呼吸で楽しい時間を過ごせる気配です。
ただ、2人揃って自尊心が高く、自分が志したものは何が何でも実現しようとする人。その部分がぶつかり合って、ロマンチックな関係になりづらい部分があります。
2人で共有できる目標を作り、同志になると良いでしょう。
午未と申酉の相性
申酉の人は、お金や成果を得ることが大好き。そのために、人脈を増やすべく、交際をいとわない人です。
そういったやり方を、心から良いものと思いきれないのが午未の人。特に、お金や成果さえあればOKという部分に、虚しさを覚えそうです。
知り合ってから時間を重ねるごとに「この人とは何かが合わない」と感じるでしょう。
午未と戌亥の相性
戌亥の人が、午未の人に未知の境地を見せるでしょう。また、午未の人の魅力を開花させてくれる相手でもあります。
ただ、2人でいると、猛スピードで物事を片付ける展開になりそう。午未の人の着実性を活かせないと、大ゴケするので注意しましょう。
加えて、互いが互いの望みを叶えてあげると思えれば、うまくいきそうです。






