手相を見るときの『爪』について – 爪の形（長さ・広さ・模様など）

この記事の著者・監修者 zired（ジレット） 占いの専門集団が編集する占いメディア。プロフィール・編集指針

手相というと、どうしても手のひらに刻まれた線にばかり注目してしまうもの。

しかし、手には線のほかにももっと見るべき部分があるのです。手全体のかたちや、それこそ指ひとつひとつも手相に大きく影響します。たとえば、爪もその一つ。爪も皮膚の一部ですから、もちろんその形や状態も手相の一部としてみることができます。

では、具体的には、いったいどのようにして爪をみればいいのでしょうか。

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爪の形 一覧

爪の形は生まれつきのもので、一生変わらない……そんなイメージをもっている人も少なくありません。

しかし、爪の形は決して不変のものではないのです。とはいえ、一日、二日で大きく変化するものではないのも事実。いったいそこには、どんなメッセージがあらわれているのでしょうか。

・縦に長い爪

長いといっても、もちろんこれは爪を伸ばしているという意味ではありません。
あくまでも自然な状態、わかりにくければ肌とくっついている部分のみに注目するといいでしょう。

その爪の形が縦に長いければ、それは感受性がとても豊かだということ。繊細で傷つきやすい部分もありますが、周囲に対しては温和で、穏やかに接することができます。

・縦に短い爪

横幅のほうが広いほどの短い爪の持ち主は、高い集中力の持ち主です。
こつこつと一つのことに打ち込むのが得意な学者肌で、手先が器用な場合も多いでしょう。
ただ、意識を内へと向けるのが得意なぶん、アウトプットは苦手。自身の感情や気持ちを人に伝えることもうまくできません。

・卵形の爪

卵形、つまり上部が狭めで下部が広めの楕円の爪は、その人がとても魅力的であることを示しています。華やかな外見や、明るい雰囲気で周囲の心をひきつけるでしょう。
ただし遊び人気質であり、節約ができなかったり、仕事が長続きしなかったりすることも珍しくありません。

・逆三角形の爪

下部に頂点がある逆三角形の爪は、身体に障害があらわれやすくなっているというサインです。とくに、脳や脊髄に関する障害が心配されるので、早めに検査を受けたほうがいいでしょう。
また、もしもこれまでに脳卒中の経験があるのなら、その後遺症があらわれそうだという警告でもあります。

・四角形の爪

四角形の爪の持ち主は、堅実で常識的な考えの持ち主です。
目標を立ててそのとおりに進んでいくことが得意ですが、そのぶん瞬発力はあまりないかもしれません。

・幅の狭い爪

横幅が極端に狭い爪の持ち主は、体力が極端に落ちている状態です。
さまざまな病気につながりやすいですし、病気にならなくてもすぐに疲れたり、やる気が出なかったりするので注意が必要です。

・爪が反っている

指を横から見たときに爪が上に反っている場合、かなり疲労がたまっていることを示しています。
とくに、心臓に負担がかかりやすくなっていますので、激しい運動などは避けたほうがいいでしょう。自覚症状があらわれたら、すぐに病院にいったほうがよさそうです。

・爪が逆に反っている

指を横から見たときに、爪の先が指のほうに丸く曲がっている場合は、脊髄の病気にかかりやすい状態です。
それに加えてリウマチも懸念されるので、健康状態には常に気を配っておきましょう。

爪上に現れる線や点 一覧

爪をみる場合、注目する点は形だけではありません。
手相と同じように、爪にもいろいろなサインがあらわれるので、その部分も見落とさないようにしましょう。

・爪に白い鮮明な斑点がある

爪に丸くて白い斑点が鮮明にあらわれているのなら、それは幸運のサインです。
物質的に恵まれたり、だれかに好意を寄せられたりするでしょう。この白い斑点は、星と呼ばれるものです。

・爪にいびつな白い斑点がある

同じ白い斑点でも、その形がいびつであれば意味はまったく変わってきます。
こちらは凶相であり、すでに手に入れている幸運が逃げていくという暗示。すなわち、恋人と別れたり、お金を落としたりということが考えられるでしょう。

・爪に黒い斑点がある

爪に黒く汚れた斑点があらわれた場合は、恋人や身内など、ごく近しい存在になにかよくないことが起こるサインです。
親しい人の様子にしっかり気を配っていてあげれば、事前に凶事を回避してあげられるかもしれません。

・爪に黒い縦筋がある

爪に黒い縦筋があらわれた場合、恋人などごく近しい人との別れが近づいていることを示しています。
ただし、必ずしも永遠の別れだとはかぎらず、場合によっては一時的に距離をおくだけのこともありそうです。

・爪に数本の縦筋がある

爪に縦線が数本入っている場合、心身に疲れがたまっていることを示しています。
このままでは病気になってしまいかねないので、ゆっくり休息をとるか、医師の診断を受けたほうがいいでしょう。

・爪が段になっている

爪の下部、もしくは上部がボコッとふくれている、つまり段ができている場合は、栄養状態がよくないことを示しています。
大きな病気をしたか、心に負担をかけたかして、心身が弱っているのでしょう。

形や爪上の変化にも気を配ろう

手相を見る上で、爪にはあまり注意を払わない人もいるでしょう。

しかし爪も、手の平に刻まれる線と同じくらい、いろいろなサインを発しているものなのです。とくに健康状態について示してくれることが多いですから、手相を見るときはぜひ、線だけでなく、爪の形や状態にも気を配っておきたいものです。

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