手相『健康線』を学ぼう！切れ切れに？財運線との関係は？【パターン別図解】

この記事の著者・監修者 zired（ジレット） 占いの専門集団が編集する占いメディア。プロフィール・編集指針

監修（動画解説） Jupiter（ジュピター） -横浜Nukumori代表占い師-

恋愛や金銭、対人と並んで、“健康”も、運気を占いたい人が多いものの一つです。

その割に、手相でも健康が見られる、つまり、“健康線”というものがあることを知っている人はそれほど多くありません。

もしかしたら、「健康も生命線で見るものだ」と思っている場合もあるかもしれませんね。

そんな健康線ですが、いったいどこにあって、なにをあらわしているものなのでしょうか。

また、健康線を読み取る際は、どのあたりに注目すればいいのかも解説していきます。

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健康線は何を表す？

一般的な健康線は上記のような位置にあらわれる線

健康線とは小指の下、感情線の下部あたりと、手の平の中央部よりやや下方を結ぶ線のことです。

健康線の名の通り、その人の健康状態をあらわすもので、この線がよくなければ、たとえほかの運勢がどれだけよくとも「いい」とは言わない占い師も珍しくありません。

なぜなら、身体が弱いことで、いいものをもっているほかの運気も生かせないだろうからです。

ちなみに、理想の健康線は、勢いのいい線がまっすぐ伸びているものだといえます。

線の状態は？

理想の姿はまっすぐで勢いのあるものだとはいえ、実際の健康線はさまざまな形があるものです。

もちろん、理想形以外にも、いい健康線はたくさんあるでしょう。

健康線をみるときはまず、ぱっと見た線の状態に注目してみることが大切です。

長い・長く伸びている

知能線や生命線は、長ければ長いほどそれらに長けていると考えられますから、健康線も「長いほど健康的なのではないか？」というイメージがあると思います。

しかし健康線の場合、長いとそれだけ健康を損ねかねないと解釈するのです。

つまり、あちこちに不安の種があるため、それが芽を出したときに線にあらわれる準備ができているようなもの。

とはいえ、不安の種がすべて表に出てくるとは限らないし、場合によってはすべて種のまま終わることもあり得ます。

ですので、それほど気にしなくても大丈夫でしょう。

切れ切れになっている

健康線が切れ切れになっている場合は、消化器系等が弱っていることをあらわします。

必ずしも病気というわけではなく、たとえば、年末年始に油っこいものを食べ過ぎたりアルコールを飲みすぎたりして、消化能力が弱まっている等もあり得るでしょう。

この線の状態は、消化器系が正常になるに連れて元に戻っていきます。

財運線との関係は？

一見すると、健康線と間違いやすいのが財運線です。

財運線とはその人の金運をあらわすもので、濃く、はっきりした線であればあるほどいいといわれています。

しかしこの財産線、位置も伸びる方向も健康線ととてもよく似ているため、慣れるまでは見分けるのも大変でしょう。

健康線と財運線を見分けるコツとしては「感情線をまたいでいるかどうか」を見てください。

大抵の場合、健康線は感情線まで届いていませんが、財運線は感情線にかかっていたり、感情線をこえて小指の下まで届いていたりします。

さまざまな健康線

健康線はもちろん、先の長短や切れ切れかどうか以外にも、さまざまな特徴に注目して読み取ることができます。

あなたはどれ？ケース別にイラスト解説

健康線によく見られる特徴は以下の通りです。ぜひ、自分の手相と見比べてみてください。

まっすぐで勢いのいい健康線

最初に少し述べましたが、直線的で勢いのある健康線は、理想の健康線です。

この手相の持ち主は健康的で元気はつらつとしているだけでなく、とても魅力的で異性の関心をひきやすいといえるでしょう。

健康線が切れ切れになっている

切れ切れの健康線は消化器系へのダメージをあらわすことも先ほど述べました。

胃腸のダメージが修復され、正常に戻るに連れて線の状態も改善されていくのも上で述べたとおりです。

また、もしも切れ切れになった線がまるで「はしご」のように見える状態だったとします。

そのときは、現在ダメージを受けているというよりはダメージを受けやすい、つまり「病気になりやすいとき」だと解釈するといいでしょう。

健康線が生命線の下まで伸びている

通常、生命線の上から感情線の下までにおさまる健康線が生命線の下まで伸びている場合、心臓に関する疾病にかかりやすいことをあらわしています。

とはいえ、かかりやすいというだけであって、すでに病の芽が出ているわけではありません。

これから規則正しい生活や食事をするように気を配ればおおむね問題ないでしょう。

健康線が波形をしている

健康線がくねくねと波打っている場合、肝臓、もしくは胆のうがダメージを受けやすくやっていることを示しているか、リウマチの警告です。

肝臓、もしくは胆のうにダメージがある場合、進行すると胃腸にまでダメージが及んでいきますので、早めの対策や療養が必要です。

健康線が鎖状をしている

輪がいくつも連なった、まるで鎖のような健康線は、その人の呼吸器系が相当弱っていることを示しています。

呼吸器系の病を患った場合、長引くことも珍しくないでしょう。

また、健康線が鎖状のうちは、たとえ症状が落ち着いたとしても完治ではないので、気を抜かないようにしてください。

健康線上に島がある

島とは、丸い形のこと。

正円であれ、楕円であれ、健康線のどこかに丸い形があるのなら、それは呼吸器系の病気を示しています。

呼吸器系といえば、鎖状の健康線でもそう述べましたが、鎖状の健康線は消化器系が弱っていて病気になりやすい状態。

対して島のある健康線はすでに消化器系の病気にかかっている状態です。

特にいびつな島の場合は肺、喉の粘膜の炎症を疑いましょう。

健康線と知能線の交差点に星がある

大抵の場合、健康線は知能線と交差していますが、その交差点に星（短い線が三本ほど交わって星の形をなしているもの）があらわれることがあります。

この手相は、その人の生殖機能が強くないことを示しています。そのため、子どもができにくい相だといえるでしょう。

また、たとえ子どもができても、出産時の事故などに注意を払いたい相でもあります。

健康線上に四角や斑点がある

健康線を一辺として四角い形ができていたり、健康線上に斑点があったりする場合は、病気の暗示です。

特に四角の場合は手術をともなうような内臓の疾患をあらわしています。

斑点のほうは箇所や病状の特定はできませんが、急病を予告しているととらえていいでしょう。

まとめ

健康線は、身体にあらわれる、もしくはあらわれかねない病気を知らせてくれるとてもありがたいものです。

読み取る立場としては伝えづらい相を目にすることもあるかもしれませんが、気づいたおかげで対応できるのだということを忘れてはいけません。

また、「健康線は身体の不調を予告するものだから、線がないほうがいい」という説を目にすることがありますが、これは間違いです。

健康線はあくまでも線の状態をみるもの。線がないと、せっかく病の予告をしてくれていても、それに気づけないのです。

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