占いを勉強しようと思った時、頼れるのが入門書や参考書。体系的に順を追って学びやすいという、大きな魅力があります。
特に初心者にとっては、占いの全体像はつかみづらいもの。そういった点からも、バイブルと呼べる書籍を持っておいて損はありません。
今回は、占い初心者さんと中級者さんを対象とした、おすすめの占い入門書・参考書をご紹介します。
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月間鑑定数35000件を超える大手。占い師のメディア出演やイベント出演も積極的にサポートを行う。
経験豊富なマネージャーが顧客の獲得方法や働き方の相談に応じる。鑑定時間月150時間前後で、25万円代後半の報酬を実現する占い師も存在。
鑑定時間以外の顧客対応や集金等はすべて、スタッフ側が対応するため、鑑定に集中しやすい。
この求人のポイント
- 待機時間のノルマなし
- 事務局が営業中であれば、待機時間の延長・短縮・変更が可能
求人募集要項
求人店名 | 電話占いピュアリ |
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鑑定方法 | 在宅鑑定 |
機器等 | 電話鑑定 |
報酬体系 | 分給制 |
報酬備考 | 60~80万円の報酬を得る占い師が多い |
勤務時間 | 24時間年中無休 (自由に待機時間が決められる) |
勤務場所 | ※明記なし |
経験 | 経験者優遇・未経験OK.- |
年齢 | 要確認 |
性別 | 不問 |
占術 | 占術が多いことが望ましい (霊感・透視・各種西洋東洋の占術、縁結び等のスキル等) |
採用方法 | 【書類審査】 (メールフォームに入力する内容) 【書類審査内容の確認】 (電話) 【オーディション】 (電話) |
選考基準 | ・挨拶ができる ・顧客の話を引き出せる ・理解力が高い ・鑑定がスムーズにできる ・知識が豊富 ・オリジナリティある鑑定ができる ・気配りができる ・カリスマ性がある |
優遇条件 | 経験者優遇 |
※応募前には必ず公式求人ページの情報を確認してください。
自分に合った占い書籍の選び方
書店を訪ねたり、ネットショップを覗いたりする前に知っておきたいのが書籍の選び方。自分に合わない書籍を選んでは、時間とお金と労力の無駄になりかねません。
とはいえ、何かしらの基準がないと、自分に合ったものは選びづらいもの。ここでは、主に2つのポイントから自分に合った本を選ぶコツをお話ししましょう。
学びたい占術で絞る
四柱推命を学びたいのに西洋占星術の書籍を手にしても、ほしい情報はありません。
目に入った本に「入門」等とあるからと言って、中身を確認せずに買ってしまわないよう注意しましょう。
また、学びたい占術が決まっていない状況で、手当たり次第に書籍を買うのもおすすめしません。結局、どれかは無駄になります。
まず最初に必ず学びたい占術を決めてください。それから購入する書籍を絞れば無駄がありません。学ぶ占術を決める際には以下記事を参考にしてみて下さい。
自分のレベルに合ったものを選ぶ
九星気学の九つの分類がわからないのに、相性を解説している本を読んでもピンと来ないはず。他の占術にも同じことが言えます。
まずは、以下のような要素が網羅されているか?確かめて購入しましょう。
- 1から用語とスキルの解説をして、最後は自分や身近な人が占える
- その年のことだけでなく、いつでも使える知識と技術が解説されている
- 聞き覚えがある、理解できる用語がある(ある程度その占術に触れている場合)
どこから中級者?脱初級者の目安
中級者と初級者の線引きを難しく感じる方は、以下のポイントを参考になさってください。
- 自分や身近な人のことは、手引きなしである程度占える
- 基礎的な専門用語は、人に解説できる
- わからない部分をネット検索できる
- ケーススタディを見て、どの要素を使って鑑定しているかわかる
タロットなど、占い方が複数あるものは、3つ程度の占い方が使いこなせるのが目安。
大雑把に言えば「8割方の悩みに自分で占い方を選んで占える」なら中級者と言えるでしょう。
タロットのおすすめ入門参考書
ここからは、占術別におすすめの入門参考書をご紹介します。まずはタロット。占いの店舗やインターネットでなじみ深いという方も多いでしょう。
ただ、カードの解釈は無限。それだけにガイドラインをよく読んでもわからないという状況に陥りやすい占いでもあります。
カードの様々な意味、スプレッド(カードの展開方法)を複数、覚えられる本が良書といえるでしょう。
【初心者向け】タロットの鍵
タロットの初心者から中級者まで、広くカバーできる一冊です。
ただ表面的な意味を羅列するだけではなく、デッキの概念理解や、カードに隠されたストーリーなどを基本から知ることができる。
もちろん、基礎知識だけではなくしっかりと読めるように実践編も用意されているため、万能な内容となっている点も見逃せないですね。
世界的ベストセラー『タロットバイブル』の著者であるサラ・バートレットさん著。国内の有名占い師である千田歌秋さんが監修ということで編集もバッチリ。最初の一冊としても、2冊目としても、ぜひ手に取ってみたい。そんな高いクオリティになっています。
【初心者向け】はじめてでもよくわかる タロット占い入門
1度これを読んだ後、必要物品を買いそろえれば、占う準備は完了!ともいえる入門書です。
特に、カードの意味は仕事や恋愛等の分野別に「この時出たらこう解釈できる」とわかりやすく解説されています。
スプレッドも1枚引きからスタート。自分のレベルや占いたいことに合わせて、徐々に増やしていくことが可能です。
さらに、著者・森村あこさんの鑑定の様子を見られるページも完備。この項目が手に取るように理解できる頃には、中級者といえるでしょう。
【初心者向け】いちばんやさしいタロット入門
とにかくやさしいレベルから始めたい!という方におすすめなのがこちら。
大判で、イラストも絵本のような雰囲気なので、本に苦手意識がある方にも読みやすいでしょう。
カードの意味は、正位置と逆位置を別のページで解説。また、巻末にはそれぞれのキーワード表もあるため「これ、何だっけ?」と思った時、頼りになります。
スプレッドは18種収録。鑑定例も載っているので「この場所に出るこのカードがうまく読めない」という悩みも軽減するでしょう。
【中級者向け】いますぐ占えて一番当たるタロットBOOK
タロットにある程度慣れてくるといろんな悩みが発生するもの。
「自分の知っている解釈では、周りのカードとの関連がわからない」
「鑑定例を見ても、この解釈に納得いかない」
こういった悩みは、1枚のカードの意味を幅広く知ることで解決できることが多いのです。この書籍には、分野別の解釈例を1枚のカードにつき15パターン掲載。
どう読み解くか迷った時はもちろん、空き時間にちらっとカードの解釈を増やすために見るのにもおすすめの1冊です。
西洋占星術のおすすめ入門参考書
扱う情報の量が多いため、覚える段階で挫折しがちな占術の1つが西洋占星術。ただ、どの情報が何を知るためにあるか分かれば、案外覚えやすい占術でもあります。
そのため、まずは自分のことを占ってイメージを膨らませていけるような1冊がおすすめ。
自分で自分のネイタルチャート(生まれた時の星座や惑星の位置)を出して占えるような入門書を探しましょう。
掲載されている情報のすべてを、自分のチャートと照らし合わせていけば、自然と中身が頭に入りやすくなります。
【初心者向け】鏡リュウジの占星術の教科書 I:自分を知る編
自分のネイタルチャートを描いた後、チャートを構成する要素を1つずつ解説する形式。
十二星座など、雑誌で見かけたかも?という要素から解説して、最後には全貌がわかる構成になっています。
そのため、数日で西洋占星術の基礎はつかめるという声もあるほど。難しそうだけれど、勉強してみたいという方を力強く後押ししてくれます。
また、鑑定例をとって、読み解きの手順も解説。複数の要素を絡めながらどう読み解いていくか?具体的に知ることができます。
【初心者向け】新版 しあわせ占星術 自分でホロスコープが読める本
こちらは漫画ベースの入門書。空き時間に読みやすいつくりの1冊です。
内容は、自分のネイタルチャートを作るところからスタート。自分の持つおおまかな傾向のつかみ方、西洋占星術で用いる10の天体と特徴、十二星座の解説と進みます。
これは、プロの占星術師がホロスコープを作った後、どこに着目して読み解きを進めるか?が、理解しやすい構成。
占い師の仕事を始めた時、どこから鑑定すべきか?道筋がわかるので、何度も読み返すのがおすすめです。
【中級者向け】CD-ROM付き いちばんやさしい西洋占星術入門
タイトルに反し、ここでご紹介するのは「相性占い」と「運勢占い」の解説があるからです。
他人が絡むこと、運勢はネイタルチャートを自在に読めるようになってから、鑑定すべき内容。そのため入門書の使いこなしが必須です。
そのうえでこの1冊を手に取るのがおすすめ。十二星座や惑星に関する情報も、入門書と突き合わせて、より複合的な解釈に使えるでしょう。
また、ホロスコープのQ&Aも収録。より詳しくホロスコープについて知りたい方にもおすすめです。
手相占いのおすすめ入門参考書
TVや雑誌で見かける回数も多く、解説も多く出ている手相。
ただ、有名な線だけ覚えようとしても、どこにある線か見づらくて覚えづらかった方も多いはず。書籍の画像や実物を見て、見やすいものを吟味するのがおすすめです。
また、覚える線があまりに数多く掲載されているのも、挫折の元。これだけは覚える!という線が明確に示されている書籍が使いやすいでしょう。
【初心者向け】びっくりするほど当たる!手相占い
オールカラーで手の平の写真を掲載した1冊。イラストだと「この線どこ?これでいいの?」となりがちですが、そうなりづらいため、見やすいつくりになっています。
また、丘(手のふくらみ)や生命線など、有名な手相の要素から解説しているのが最大の特徴。なじみのあるところ、重要なところから次第に細かい要素を見ていくことが可能です。
それぞれのキャプチャーが終わるごとに、習熟度テストもついているので、1人でも確実にレベルアップしやすいでしょう。
【初心者向け】基礎からわかる手相の完全独習 手のひらの「過去・現在・未来」を読み解く!
こちらは、そもそも手相で何がわかるか?から解説しているのが特徴。手相には興味があるけれど「結局、何がどこまでわかるの?」と疑問を持つ方に応えてくれます。
その後は丘から解説をしているのは先の1冊と同じ。ただ、重要とする線は先の書籍より少なくなっています。
さらに、初心者にも専門的な中身をわかりやすく解説している点も特徴といえるでしょう。
よりシンプルに、でもプロとして必要な知識は身に着けたい!という方におすすめの1冊です。
【中級者向け】手相は丘が9割 幸運を招く手相術
ここまでにも出てきた、丘にフォーカスを当てた1冊。1つの丘につき1つの章を設けて詳しく解説しています。
そのため、入門書を読むまで丘になじみがなかった方も、より知識を深めたい方も使いやすい1冊でしょう。
また、現場で受けがちな「この線がないとダメ?」といった質問にも答える項目を網羅。さらに、自分で手相を書く開運アクションも解説しています。
占い師になってから、知っておいてよかった!と思える情報が詰まった書籍といえるでしょう。
四柱推命のおすすめ入門参考書
お客様にお聞きする情報は、生年月日プラス出生時間のみとシンプル。ただ、そこから先は膨大な情報を扱い、統計学要素も用いながら鑑定を行う占術です。
少しずつ覚えたいか、一気にほぼすべてを網羅するくらい覚えたいかは、人によって違うでしょう。
やはり、何冊か目次だけでも読み比べてみて、情報量を比較したうえで購入する書籍を選ぶのがおすすめです。
【初心者向け】人生のナビ!四柱推命
とりあえず四柱推命で占ってみたい。四柱推命の入り口に触れて感触を確かめたい。こんな方におすすめの1冊がコレ。
まずは、著者・村岡寛萃さんの四柱推命との出会いや、その後を解説。四柱推命を活かして、どう人生を切り開くか?その実例を見ることができます。
さらに、本質を示す「十干」にフォーカスして、その特徴と運気UPの方法を詳しく解説。
そのうえで、通変星などのより個人を詳しく鑑定する情報の解説へと移るため、体系的に四柱推命を学べます。
【初心者向け】四柱推命大鑑
最初から、全容を把握したい方におすすめの1冊。用語の解説や、著名人の鑑定例なども掲載しているので、基本からケーススタディまで網羅した1冊。
初心者の頃だけではなく、ある程度上達して鑑定の幅を広げたいと思った時にも使えます。
宿命に関する情報を解説した後、性格、適職、健康と個別の項目の解説へと移る、流れのある構成が特徴です。
宿命の項目で、読み解きに関する準備も紹介しているので、何もわからない状態からでも読み始められるでしょう。
【中級者向け】四柱推命コード~五行から真実を解き明かす~
有料鑑定でないにしても、鑑定を重ねていると出てくるのが「他の人はどう占っているんだろう?」という疑問でしょう。
こんな疑問に答えてくれるのが、鑑定例。いわゆるケーススタディです。
その、ケーススタディのみで構成されたのがこの1冊。それも、未解決事件や著名人に絡む出来事などを四柱推命で鑑定して掲載しています。
推理小説のようなテイストで読みやすいのが特徴。四柱推命の活用の幅の広さを感じつつ、読み解きの幅も広げられる1冊です。
九星気学・風水のおすすめ入門参考書
暦で見かけることが多い九星気学。他の占術に比べて、なじみが薄いものに感じるかもしれませんが、その知識体系は深く、風水も九星気学から生まれています。
それゆえ四柱推命同様、覚えることが多いと感じる占術かもしれません。
わかりやすく、日常からそのテクニックを使えるような書籍から学び始めるか?アカデミックな本から入るか?自分の好みに合わせて選びましょう。
【初心者向け】こよみを10倍楽しむ本
「暦が活用できると、何がいいの?」と思われた方も多いでしょう。実は、暦に出てくる「辛」「丙」等の要素は、九星気学で用いるもの。
そういった要素を理解し、さらに暦そのものを活用できれば、出かけるべき方位や、大切なアクションを起こす日が特定可能。占い師への第1歩を踏み出せるでしょう。
もちろん、九星の特徴や性格、相性の見方も詳しく解説しています。まずはこの1冊で、暦の基本的な活用方法と九星の活用方法をつかんでみてはいかがでしょう?
【初心者向け】「新宿の母」が教えるいちばんやさしい九星方位学
基礎的な情報を網羅したい方におすすめの1冊。タイトル通り、九星と方位を使った占いの基本を解説しています。
解説は、占術の名前にも入っている「九星」とは何か?からスタート。「何となく九星の名前はわかる」という方にとってはなじみやすく、深めやすいところから勉強を始められるでしょう。
また、自分で方位を調べられる「八方位測定盤」も付属。家相の鑑定や吉方位の割り出しに使えます。占いを学び始める頃から、実践的な鑑定ができる1冊です。
【中級者向け】新修 九星気学占いを始める人のために
九星の特徴や方位が理解でき、自分でそれなり使いこなせるようになった。
こんなレベルに達したら、もっと深く読み解けるようになりたいと思うでしょう。そんな時におすすめの1冊です。
基礎的な、九星や十二干支に関する解説も出てきますが、こちらは、より解釈の幅を広げるために活用可能。
傾斜法や同会法といった、より精密に個人を読み解く方法や、分野別の開運法も掲載しています。
さらに、練習問題と正答も掲載。より実践的な勉強をしたい方におすすめです。