手相『金星帯』完全ガイド！モテないのは本当？パターン別解説【完全図解】

この記事の著者・監修者 zired（ジレット） 占いの専門集団が編集する占いメディア。プロフィール・編集指針

監修（動画解説） Jupiter（ジュピター） -横浜Nukumori代表占い師-

金星帯をご存知でしょうか。

手相を調べていてこの言葉を目にしたとき、まず不思議に思うのは金星帯の“帯”の字だと思います。

手相は手のひらにあらわれる線を読み取るものですから、多くの場合、○○線という名称がもちいられます。

しかし、この手相に限っては、帯の字をもちい、金星帯と呼ぶのです。

その理由は、いったいどこにあるのでしょうか。また、金星帯はどんなことをあらわしているのでしょうか。

◆金星帯の動画解説

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金星帯（別名：金星環・第二感情線）

一般的な金星帯は人差し指と中指の間、そして薬指と小指の間にわっかを描きながらつなぐもの

金星帯とは、人差し指と薬指を囲むように存在する線です。

大抵の場合は一本ではなく、細かい複数の線が弧を描くようにしているので、金星線ではなく金星帯と呼ばれています。

金星帯があらわすものは、主に本人の異性関係。

セックスに関することもあらわれるので、エロスの線と呼ばれることもあります。また、別名を金星環、第二感情線といいます。

金星帯の状態

金星帯は一本の線でできているわけではないぶん、注目する部分もたくさんあります。

線が複数あるために慣れるまでは読み取りにくいかもしれませんが、まずはわかりやすいところから覚えていきましょう。

線が2本？二重になった金星帯

金星帯はその名のとおり、複数の線の集合体です。とはいえ、ぱっと見では、まるで一本の線のような形を成しているのが特徴。

このぱっと見の線が二重になっている場合、その人がとても魅力的であることを示しています。

ただし、これは異性の性的興奮を掻き立てるという意味での魅力。そのため、この相の持ち主もかなり強い性欲の持ち主だと考えられます。

切れ切れになっている

手相では、切れ切れの線はあまりよくない意味をもつことが多いです。

しかし、繰り返しになりますが、金星帯はもともと複数の線の集まり。線が切れ切れだからといって、とくに意味はありません。

遠目に見て、きちんと中指と薬指を囲む半円になっているようなら、気にせずほかの特徴に注目して読み取るようにしましょう。

金星帯があると異性にモテない？

金星帯があるとモテない、そう言われることが少なくありません。

しかしこれは、金星帯の持ち主がそう感じているというだけ。

少なくとも、周囲からは「この人はとてもモテる」と見られるでしょう。

そもそも、金星帯は魅力の高まりを示す相なのですから、モテないわけはないのです。

ではなぜ、金星帯の持ち主自身は「自分はモテない」と感じるのか。

これは、金星帯が示す魅力の高まりには性欲も含まれるため、自身に寄ってくる異性は身体目当てでしかないと感じる場合があるからでしょう。

左右両手の金星帯

手相は左右で意味合いが変わるものも少なくありません。では、金星帯の場合はどうなのでしょうか。

右手のみにある

右手に金星帯がある場合、本人の魅力がとても高まり、感受性も豊かになっていることを示しています。

そのため、まさに現在、モテの最中だといえるでしょう。

この状態はこれからも続き、将来にわたってモテ続けることを意味しています。

左手のみにある

左手に金星帯がある場合、その人にモテる要素があることを示しています。

そのため、今現在はそれほどモテていなくても、少しの努力でいつでも魅力が高まると考えられます。

もちろん努力しなくても、ある日を境にいきなりあふれるような魅力が出てくることもあるでしょう。

両手にある

両手に金星帯がある場合、その人には強いカリスマ性が備わっていることを示しています。

そのため小さいころからモテ、その状態が生涯続いていくでしょう。

ただし、本人にとってはモテる状態が当たり前のため、それがモテだとは自覚できないかもしれません。

とはいえ両手に金星帯がある人は非常にまれであり、めったに見られる手相ではありません。

さまざまな金星帯

金星帯ももちろん、ほかの線のようにいろいろな特徴を見て取ることができます。

あなたはどれ？ケース別にイラスト解説

金星帯に見られる主な特徴は以下のとおりです。ぜひ、自身の相と比べてみましょう。

切れ切れの金星帯

金星帯はそもそも複数の線の集合体ですから、切れ切れで当然です。

しかし、その幅があまりにもあいていたり、特別切れ切れになっていたりするのであれば話は別。

その場合の金星帯はとくにエロスの線と呼ばれ、本人の性欲がとても強いことを示しています。

金星帯と結婚線がつながっている

金星帯が結婚線とつながっている場合、その人が少しばかり神経過敏であることを示しています。

そのため細かいことに気がついたり、何気ないことが気になったりしやすいです。

女性の場合はそれが細やかな気配りにつながることもあるのですが、男性の場合は細かな部分に口うるさくなりやすいようです。

金星帯が乱雑で星がある

金星帯を作る線たちが乱雑で、なおかつその中に3本以上の線が交わる星がある場合、本人の性欲がとても強いことを示しています。

そのためセックス依存気味になったり、性病にかかりやすくなっていたりすると考えられるでしょう。

金星帯の下の感情線が鎖状になっている

金星帯の下に位置する感情線が鎖状になっている場合、セックスがとても好きなことを示しています。

恋愛とセックスは別だと考えるので、恋人でなくても平気でセックスするでしょう。

もちろん、自分から誘うことも珍しくありません。

そのほかに『金星帯』が物語るもの

金星帯にみられる主だった特徴は上の通りですが、それ以外にも意味を読み取ることのできるものがいくつかあります。

金星帯に表れる「島」や「フィッシュ」

島とは、丸い形をなしている線のこと。それが正円であれ、楕円であれ、丸い形になっているのなら島です。

対するフィッシュとは、二つの弧が交わりあってまるで魚のように見えるもののこと。

金星帯に島があれば、それは恋愛トラブルが多いことを示しています。

本人がモテるのにはかわりないのですが、そのために引き起こされる問題が多いのです。

対して金星帯状にフィッシュがある場合は、その人の魅力がさらに増すことを示しています。

本人の希望が恋愛であれ結婚であれ、それを叶えてくれる相手との出会いも期待できるでしょう。

線が薄い・濃い

金星帯は濃かったり、薄かったりする線が混ざっていてもおかしくありません。

しかし、基本的に、線の濃さはエネルギーの強さだととらえても問題ないでしょう。

すなわち、金星帯が濃くはっきりしているのなら、そのぶん本人の感性が豊かで、魅力が高まっていると考えられます。

複数ある

金星帯が二重どころか、複数ある場合、それはその人の魅力がとことんまで高まっていることを示しています。

そのため、男女問わず人気を得やすくなるでしょう。

ただ、異性からは複数人から求められることになり、うまく対処しないとトラブルにもつながりやすそうです。

金星帯が結婚線と交わっている場合

金星帯と結婚線がつながっている場合、神経過敏になりやすいことは既に述べました。

その場合ささいなことが気になって仕方がないので、相手にとっては理不尽なことで浮気を疑われたり、取るに足らないところにまで口出しされたりという気持ちになりやすいです。

この相の持ち主は、自分の気持ちを全部相手にぶつけないようにセーブしたほうがいいでしょう。

まとめ

一本の線ではないぶん、ほかの手相に比べて読み取りづらい金星帯。

しかし、そのぶん特徴も多くあらわれるので、「こういう手相はどういう意味があるのだろう？」と、より高度な解釈ができるようになるきっかけを見つけやすいです。

手相の読み取りに少し慣れてきたら、ぜひ積極的に触れ、学んで行きたい相の一つだといえるでしょう。

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