この記事はオラクルカードのリーディング方法について詳しく紹介していきます。
初心者の人に向けたオラクルカードの取り扱い方法やカードについての解説、リーディング方法やメンテナンスの仕方などを分かりやすくまとめました。
オラクルカードに興味がある人や自分でカード占いをしてみたい人は、今回の記事をぜひチェックしてみてください。
目次
オラクルカードとは?
オラクルカードとは「カード占い」に使う主なカードの種類のことです。
オラクルカード の「オラクル」とは「宇宙からのメッセージ、神や天使からの啓示」という意味があり、大きな力からあなたに向けたメッセージがカードに凝縮されています。
オラクルカードは様々な種類のカードがあり、天使や妖精、パワーストーン、龍神、ユニコーン、花や植物のカードなどを気軽に楽しむことができるのです。
まずはカード占いでおなじみのタロットカードとオラクルカードの違いについて見ていきましょう。
タロットカードとの違い
タロットカードは78枚で1セットです。全てのカードに描かれた数字やシンボルはそれぞれに意味があり、ルールや規則性があります。
タロットカードでは主にウェイトスミス版とマルセイユ版という2種類のカードがよく使われています。
他にも異なるデザインのタロットカードが何種類も作られていますが、絵が伝えようとしているシンボルやカードの枚数などの規則性はきちんと守られているのが特徴です。
自由でポジティブなオラクルカード
それに対してオラクルカードはルールや規則性は一切ありません。
基本的に40枚から50枚のオラクルカードと解説書がセットになっていますが、そうでないものもたくさんあり、オラクルカードのルールが決められているわけではありません。
オラクルカードによってカードの内容は様々です。絵柄だけのカードや絵と単語が添えられているもの、長文のメッセージがあるもの、などカードによって実に様々です。
またタロットカードは、その人の潜在意識を読み取ったり人生に起こる大きなテーマやメッセージを伝えるのにも適しています。
人生に起こりうる出来事のひとつとして悪い意味のカードやネガティブなカードが出てくることもあります。
一方で、オラクルカードは基本的に前向きでポジティブなメッセージが書かれたものが多いです。いわば「おみくじ」のような感じでメッセージが分かりやすく初心者にも適しています。
オラクルカードの使い方・扱い方
ここからはオラクルカードの使い方やカード自体の取り扱い方法について解説していきます。オラクルカードの開封方法や、カードの取り扱い方法、浄化方法についても詳しくまとめました。
これからオラクルカードを購入する人や、すでにカードを持っているけれど使い方がわからない人はチェックしてみてください。
また、オラクルカード購入の際の選び方やオススメのカードを紹介した下記の記事もどうぞ。
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開封方法
一般的に良く知られているオラクルカードの開封方法を解説いたします。
- カードのフィルムを外す
- 箱を開封する前にカードをノックする(何回でも良い)
- 箱からカードを取り出す
- 1枚ずつカードをじっくりと触る
オラクルカードの開封方法は基本的には自由ですが、カードがあなたのもとに届くまでにネガティブなエネルギーをたくさん受けています。
製造業者や販売元、配送業者、本屋の店員など、たくさんの人の手に渡っているので、一度浄化して本来の状態に戻すようにしてください。
まず、カードのフィルムを外したら、片方の手で箱を持ちます。そして、反対の手で箱の真ん中を「コンコン」と軽くノックします。
これでカードの本来の力が目覚めてくれるでしょう。ノックする回数は何回でも良いので、あなたが良いと思うまでカードをノックしてみてください。
また、カードの箱全体にセージの煙をまぶして浄化をしてから開封したり、音叉などの音でヒーリングで波動を整えてから開封するのも良いでしょう。
開封の方法には特ににこだわる必要はありませんが、大切なことは開封前に自分のエネルギーや愛情をカードに注ぐことです。
開封後にすること
オラクルカードを開封したら1枚ずつカードをじっくりと眺めてみましょう。それぞれのカードの印象や、どのカードが好きかなどをじっくり観察してカードと仲良くなってみてください。
海外輸入品で購入したカードは、稀に不良品も混ざっていることがあります。それをチェックするためにも、購入後はすぐにカードを1枚1枚確認してみてください。
それぞれのカードに気持ちをこめて「これからよろしくお願いします」「的確なメッセージを受け取れますように」とお祈りしてみましょう。
カードに馴染んできたら初めての質問をしてみましょう。カードを開封して一番初めにする質問は「私のところにきてくれたのは何故ですか?」と聞くのがおすすめです。
カードも人と同じで縁があります。自分のもとにきてくれたカードには理由があると言われています。あなたを癒すためだったり、人生に対する理解を深めるためのサポートをしにきてくれる場合もあります。
カードを何度も触ったり眺めたりして、カードとのコミュニケーションを深めてみてください。
浄化(メンテナンス)方法
私たち人間の身体と同じように、オラクルカードもメンテナンスが必要です。何度もリーディングをしてカードを触っているとエネルギーを消耗して疲れてしまいます。
定期的にオラクルカードのメンテナンスをするのがおすすめです。オラクルカードの主な浄化方法は以下のものがあります。
- カードを日光にあてる
- 音叉でヒーリング浄化する
- セージの煙で浄化する
- 満月にあてて浄化する
- カードをいちから順に並べて整える
浄化のタイミングは月に1回くらいですがカードの使用頻度にも寄ります。カードを展開していると逆位置ばかり出ることが多くなったり、質問とはチグハグの回答ばかり出ることがあります。
しばらくカードに触れて馴染んでくると、だんだんと直感力が冴えてきます。感覚が研ぎ澄まされてくるので、カードの効力が弱まったらすぐに気づくでしょう。
「あれ?なにかおかしいな?」と感じた時は、いつでも浄化をしてカードを休めてあげてください。
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スプレッド(並べ方)と選び方・引き方
オラクルカードで占いをする時のカードの並べ方、カードの引き方などのリーディング方法についてみていきましょう。
カードにどのような質問すればよいのか、どのタイミングでカードを引くのかについて解説いたします。
混ぜる前に占いたい内容・質問を決める
まずは静かな環境を整えて呼吸を整えます。カードをシャッフルする前にあなたが占いたい質問をひとつ決めてください。
初めは単純な質問をしてみるのがおすすめです。カードが答えやすい以下のような質問をしてみましょう。
質問のコツはシンプルで分かりやすいアドバイスをカードに聞くことです。
シャッフル方法は自由
カードのシャッフル方法は人によって異なります。どのようにカードを並べてシャッフルするのか、どれくらいシャッフルするのかなど、特に正しいやり方は決まっていません。
以下のシャッフル方法を参考にして、みなさんの好きなようにカードを切ってみてください。
例1.トランプを切るように混ぜる
ひとつめの方法はオラクルカードを1つの束にしてトランプを切るようにカードを切っていく方法です。片方の手にカードをのせて、もう片方の手でトランプを切るようにカードを切ってみましょう。
動きが一定なのでカードに集中しやすいのがメリットです。カードをシャッフルしている間は、聞きたい質問を心の中で念じます。あなたが「これで良い」と思うまでカードを切りましょう。
例2.大きいカードはクロス上で混ぜてもOK
ふたつめはクロスの上で混ぜる方法です。オラクルカードは、タロットカードよりもサイズが大きいものが多いです。
そのため手の上でシャッフルできない人もいるので、その場合はクロスの上にカードを置いて両手でシャッフルしてみてください。
右方向だけに混ぜるなど一定方向に決めても良いですが、カードに意識を向けてさえいれば、あなたが思うままに適当に混ぜても問題ありません。
特に細かい決め事はありませんので自由にオラクルカードを楽しみましょう。
展開法は特に定まっていない
オラクルカードの展開方法は特に決まっていませんが、初心者の人はたいだい3枚引きまでを中心に展開してみましょう。質問に適した展開法は次のようなものがあります。
初心者におすすめの展開法
1枚引き
シンプルな一言アドバイスや神託からのメッセージを受け取る
2枚引き
「YES/NO」の2択リーディングや問題に対する「結果と対策」を見る
3枚引き
恋愛などで「過去/現在/未来」など相手の気持ちを知る
オラクルカードの展開方法はたくさんあるので、あなたが思ったように自由にカードに問いかけてみるのも良いでしょう。
山の一番上のカードをめくる方法
一般的なカードの引き方は、シャッフルしたカードの山の一番上にあるカードを1枚引くやり方です。山の上のカードを引く直前に、あなたの質問をもう一度カードに質問をしてから引いてみましょう。
あれこれと気にするよりも、単純にカードを引いたほうがインスピレーションを受け取りやすく的中率も上がります。
おすすめ方法!扇状に並べて中から一枚を選ぶ方法
他のおすすめの方法としては、カードを扇状に並べて引く方法です。カードをテーブルに置いて扇状に広げます。呼吸を整えて心の中でカードに質問を投げかけます。
扇状に並んだカードの中からでピンときたものを1枚選んでみてください。
インスピレーションを最優先して
このようにどれかのカードを自分で選んでカードリーディングをする時は、自分の中から湧き出るインスピレーションを一番大切にしてください。
何枚もあるカードのうちで「何か気になるな、何か光っている感じがする」など、何か違ものを感じたらそのカードを引いてみましょう。
カードを引いた後も、一番最初に降ってきたメッセージや言葉を忠実に受け取るようにしてください。あなたの直感を信じてリーディングを楽しみましょう。
引き方のポイント
オラクルカードを引くときの大切なポイントをみていきましょう。カードをしっかりとシャッフルして質問をした後、決めたカードをどのように引けば良いのか説明いたします。
カードの引き方にもが様々なやり方がありますが、最もよく使われてる方法を見ていきましょう。
重要!利き手でない手で引く
オラクルカードのリーディングをする時は、利き手ではない方の手でカードを引くことがポイントです。
普段よく使うの利き手は私たちの顕在意識(言葉にできる意識)と繋がっていると言われています。
利き手でないほうの手は私たちの潜在意識(普段意識していない領域)と繋がっているのです。利き手と反対の手でカードを引くことで、
- あなたの気づいていない潜在的な問題を表面化することができる
- リーディングの際に余計な考えや邪念を取り払うことができる
というメリットがあり、カードの的中率向上が期待できるでしょう。
オラクルカードリーディング(読み方・占い方)
ここからはオラクルカードの読み方や実際にどのように占うのかについて詳しく紹介いたします。
質問に対するカードの答えをどのように読み取るのか、カードを正しく読むためのコツなどを詳しくまとめました。
カード解説やメッセージがある場合はそれを読む
オラクルカードにはカードの解説書がついていることがほとんどです。またカードによっては短い単語だけでなく、伝えたいメッセージが長文で書かれている場合もあります。
その場合はその解説書やメッセージがアドバイスや助言となるのでそのまま解釈すると良いでしょう。
初心者は日本語訳解説のあるカードがおすすめ
オラクルカードは海外で出版されたものが多いのですが、初心者の人は日本語の解説が付いているカードを使うことをおすすめします。
カード自体の絵柄を見てメッセージが出てくる人もいますが、初心者の人がインスピレーションだけで全てを詳しく解釈のは難しいかもしれません。
出たカードの解説書を読みながら解釈するのが一番シンプルです。分かりやすいメッセージに慣れてきたら、カードの枚数を増やしたり深読みをしたりしてみましょう。
当たるリーディングは「質問の仕方」が9割
リーディングの的中率を上げるためには、正しく的確な質問をすることが最も重要になります。
質問の仕方によってカードのメッセージが受け取りやすくなり、リーディングが当たる確率を高めることができるのです。
的を得ていない質問を投げかけても、オラクルカードは曖昧な答えしかくれません。曖昧な質問とは以下のようなものです。
たとえオラクルカードがNOという答えを出したとしても、あなたは幸せになることを諦めたり、結婚を諦めたりはしないですよね?
あなたの望みや知りたいことを明確にして、「自分がどう変われば状況が好転するか」について質問することが大切です。
このようにより具体的にすることで、リーディングの的中率がグンと上がります。
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【オラクルカード】当たるリーディングのための質問のコツ
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練習方法
的中率を上げるためには、実践を繰り返して経験を積むことも大切です。カードリーディングの練習方法は、とにかくひたすらいろんな質問をしてみると良いでしょう。
うまくリーディングするコツは、カードを見て一番最初に出てきた「イメージやひらめき」をとにかく言葉にしてみることです。
引いたカードを見て「大丈夫」「変化」「今じゃない」など、とにかくひとつの「単語」を受け取ってみましょう。
それをノートに記録しておくのもおすすめです。最初はちゃんとした意味がキャッチできなくても気にしないでください。
時間が経つにつれて、カードの意味を理解できることもあります。単語でのメッセージを受け取るのに慣れてきたら、単語の一語ではなく一文にしてリーディングしてみましょう。
様々のリーディングを試してみることで、的確な答えを導くための「質問力」を鍛えることができるのです。
他人を占うこともできる
リーディングの練習をしてある程度カードに慣れてきたら、他の人を占うこともできます。あなたのリーディング力をチェックしてみるためにも友人や家族に占ってあげるのも良いでしょう。
他人を占う時の注意点
他人を占う時に注意したいのは「その人の承諾を得てから占う」ことです。その人の了承無しで占いをすることは、他人の心の中にズカズカと入っていくようなものです。
悩んでいる友人がいるからといって、勝手に占うことは絶対にしないでください。他人のためにカードを引く時は「その人の悩みに対するヒントをください」と心の中で願いましょう。
特に恋愛面に関しては、他人を占うときには言葉を選ぶように注意してください。少し厳しいカードが出た場合、本人にとってはその言葉にとてもショックを受けることもあります。
相手の立場にたって優しい言葉を選ぶようにしてください。その他の注意点は「主観」を入れないことです。
仲の良い友達を占う場合は、ついつい自分の経験からアドバイスを言いたくなることがあります。出たカードをただそのまま直訳して、中立な立場で相手に伝えることが大切です。
お相手の気持ちを知る時にも有効
カードリーディングは自分の気持ちだけでなく、相手の気持ちを知ることもできます。占いで最も多い相談は恋愛相談です。
その中でも「相手の気持ちを知りたい」という質問は恋愛に悩む人が最も気になるところでしょう。
オラクルカードでは、相手があなたに対してどう思っているかという「今の表面的な気持ち」を読むだけでなく、相手の深層心理や過去からの気持ちの変化を知ることもできるのです。
カードを読むことで「過去、現在、未来」の相手の気持ちの変化がわかれば、今後どのようにその人に接していけばいいのかもわかります。
最後に:オラクルカードにのめり込む状態は危険
最後にオラクルカード を使う時の注意点について紹介いたします。オラクルカードに触れるのは楽しく、色々質問しているうちにのめり込んでしまうことがあります。
オラクルカードリーディングや占いの危険性や注意点、プロの占い師に客観的に占ってもらうことの大切さなどについて詳しく見ていきましょう。
依存の危険性もあることを理解しよう
オラクルカードなどのカード占いは、自分で手軽に占いができて答えが分かりやすいので依存してしまう人もいます。
カードの絵柄が大好きな人は何時間でもカードを眺めていることもありますし、占い自体にハマってしまう人もいるので注意が必要です。
オラクルカードは、たとえ初心者であっても正しい質問をすればある程度は的確に答えてくれます。すぐに悩みが解決した気になってカードに頼り切ってしまうのです。
カードの結果の有効期間はその日を占うものであれば1日ですが、人の気持ちや状況を読む場合はだいたい1ヶ月から3ヶ月と言われています。
恋愛に悩んでいる人は、良くない結果が出た時に素直に受け入れられない人もいるでしょう。
恋人との関係を良くしたい人や復縁したいなどの気持ちが焦ってしまって、相手の気持ちを毎日毎日リーディングしてしまう人もいます。
参考程度として捉えるぶんには問題ありませんが、「今日は何を食べたらいいか」などのように、自分の意思で決めるようなことさえカードに頼ってしまうこともあるようです。
プロの占い師に鑑定を任せるのも賢い選択かも
オラクルカードに慣れて知識や経験が増えるのは良いのですが、そのぶん先入観が入ってしまうことがあります。
そうすると自分の都合の良いほうに解釈してしまったり、深読みしすぎたりして結局カードからの純粋なメッセージが分からなくなってしまう場合もあるでしょう。
占いのスキルが上がれば上がるほど、自分自身を正しくリーディングするのは1番難しいとされています。客観的な答えを知るには、プロの占い師に鑑定をしてもらうのも1つの方法です。
他人に占ってもらうことであなたの深層心理や相手の気持ち、今後の状況などを客観的に見極めてアドバイスをしてくれます。
今は対面鑑定だけでなく電話鑑定やチャット鑑定、メール鑑定など占いの鑑定方法も自由に選ぶことができるのです。
電話が苦手な人やテキストメッセージをするのが苦手な人など、その人の好みに合わせて一番良い方法で鑑定が受けられます。
大手の会社であれば信頼や実績も豊富で占いが初めての人でも心配はいりません。興味がある人や自分で鑑定するのが難しい人は、プロの占い師にを鑑定してもらうのも良いでしょう。
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【体験レポ】オラクルカード占い師に相手の気持ちを占ってもらったら
こんにちは!編集部のYuuです。今回は私の周りで噂が絶えないオラクルカード占い師の「ミカエル」さんに …