今回はタロットカードの「ソードの8」の特徴について紹介いたします。ソードの8の全体的な意味や恋愛におけるリーディングの解釈について詳しくまとめました。
タロットカードに興味がある人や今恋愛の悩みを抱えている人はぜひ参考にしてみてください。
目次
ソードの8の意味
ソード8のカードの人物は目隠しをされ身体を縛られて苦しそうです。人物の周りには8本の剣が刺さっており、全く身動きが取れない様子が描かれています。
基本的なキーワード
最初にソードの8の基本的な意味を正位置と逆位置の順番で見ていきましょう。
正位置
- 束縛されて自由を失う
- 苦しくて何もする気になれない
- ルールの多すぎる環境
- 孤立無援の状態
- 窮地に追い込まれている
- 悲観しすぎて無気力になる
- 人に期待しすぎている
- 焦りばかりが募っている
- 勝手な思い込みに縛られる
カードの人物は今置かれている場所から1歩も動けない様子を表しています。実生活においては問題の解決方法が見つからない、周囲に助けてくれる人がいないなどの状況を表すカードです。
カード自体が自分の頭の中を表すこともあり、自分でできないと思い込んでいるような心境も表しています。
逆位置
- 緊張感から解放される
- 悪い状況から抜け出すチャンス
- 前向きな気持ちになれる
- 自由な状況がおとずれる
- 将来に向け前向きになれる
- 良い機会が巡ってくる
- 不運な状況が回復する
- 物事がスムーズに進展する
- 明るい希望が見えて来る
逆位置になるとポジティブな意味になります。縛られていた苦しい状況からだんだんと解放されていくでしょう。
実際に前向きに行動するきっかけが訪れたり解決策がひらめいたりすることを表しています。運気にも恵まれるので今置かれている状況が好転していくでしょう。
恋愛相手や彼の気持ちのリーディング
続いて恋愛についての解釈をまとめました。好きな相手の気持ちや性格、人物像について詳しく見ていきましょう。
正位置
- まだ知り合いの段階
- 恋愛する気持ちではない
- そこまで好きになれない
- ネガティブ思考の人
- 不安や心配で相手を疑う
- 好きかどうかわからない
- 元気がなさそうな人
- 恋愛に自信がない
- 過去の恋愛を引きずっている
相手の気持ちで正位置が出ると全体的にネガティブな意味になります。自分の心配事にとらわれていて恋愛に目を向けることができない場合もあるでしょう。
恋愛に対して極端に消極的だったり自信がない、相手の深い部分に踏み込むのが怖いなどの意味もあります。
逆位置
- 好意を伝えたい
- だんだん好きになっている
- もっとおしゃべりしたい
- 友達以上の気持ち
- 潔い性格でわかりやすい人
- 2人の時間を楽しんでいる
- 恋愛に積極的な人
- 柔軟な考え方の人
逆位置になると恋愛に対して前向きな姿勢を意味しています。過去のトラウマを解消して良い恋愛をしようと積極的になっているようです。
相手からのアプローチを素直に受け入れようとしているのでしょう。悩みが晴れて心がクリアになり、恋愛を楽しもうとしている気持ちが表れています。
恋愛の今後(未来)のリーディング
好きな人との今後の展開についてのリーディング解釈を詳しくまとめました。
正位置
- 相手に束縛されてしまう恋
- 不自由な状況が続きそう
- 耐えられるか試されそう
- 動きたくても動けない
- あきらめてしまいそうになる
- 自分の力ではどうにもならない
- 考えるのをやめられない
- あれこれ考えすぎて窮屈に感じる
- 束縛されてしまいそう
- もやもやした関係になる
正位置の場合はの関係が停滞してうまくいかなくなることを暗示しています。ささいなことでお互いの関係がこじれてしまったり、自分の中で悩みが膨らんで解決策が見つからないこともあるでしょう。
相手の束縛や嫉妬がひどい場合もこのカードが出ます。どんな場合であっても緊張感があり落ち着かない心境を表すカードです。
逆位置
- 自然と交際が始まる
- 前よりも仲良くなる
- お互いの良い部分を認め合う
- 2人の関係に自信が持てる
- 両想いになる
- 相手に対する愛情を自覚する
- 一緒に過ごす時間が増える
- 素直に気持ちを表現できる
- 問題の解決策が見つかる
逆位置になると2人の関係がスムーズに進みます。不安や心配はなくなり、相手に対して心から信頼できる関係になるでしょう。
問題を解決するのに多くの可能性があることに気づくことができるでしょう。穏やかに過ごせる安心感や、相手を信じることの大切さを感じられるカードです。
今の恋愛(片思い・復縁・不倫)へのアドバイス
恋愛の悩みについての対策について解説していきます。片思いや復縁、不倫やその他で悩んでいる人のアドバイスを見ていきましょう。
正位置
- 誰かに助けを求めて
- どう行動すべきかちゃんと考えて
- 物事の本質に気づいて
- 相手に期待しすぎないで
- 偏見や思い込みを止めて
- 現実をきちんと客観視して
- 強い束縛を感じないで
- 重要な事に気づいて
- 忍耐力をもってとりくんで
片思いの人はすれ違いでうまくいかないかもしれません。相手の行動や相手の気持ちを知りたいと執着してしまい悪印象を与えてしまう場合があります。
相手をどうにかしたいという気持ちが強すぎて愛情がうまく伝わらないようです。まずは冷静に相手との距離を保つことが大切です。
復縁したい人は可能性は低そうです。自分の中の偏見にとらわれて相手を責めてしまったり、自分の過ちを認められずお互いに理解し合えない関係が続きます。
客観的に事実を捉えて前向きな解決策を見つけ出すようにしてみてください。
不倫をしている人は関係が悪化しそうです。相手に期待しすぎるあまり揉め事が増えてしまうでしょう。
自分本位の考え方から抜け出すことができないので、愛想をつかされて別れが訪れる場合もありそうです。嫉妬や束縛に怒られるのではなく相手を信頼することを学ぶようにしてください。
逆位置
- 思うまま行動してみて
- 相手の行動を縛らないで
- 自由な発想を大切に
- 周囲の声は聴かなくて良い
- 自分の意見を相手に伝えて
- 相手をコントロールしないこと
- 相手に何かを強制しないで
- 他人より自分たちを優先して
- 変化を恐れないで行動を
- 成長のための試練と心得て
片思いをしている人は恋愛が成就しそうです。相手との距離をよく縮めながら信頼関係を深めることができます。
お互いに納得して交際がスタートするでしょう。自分らしく相手に気持ちを素直に伝えることが大切です。楽しむ事を優先させると良いでしょう。
復縁を望んでいる人は少しずつ良い方向に向かうでしょう。お互いの誤解が解けてもう一度一緒にいたいと感じるようになるでしょう。
相手に分かってもらおうと無理にするのではなく自分の本音をぶつけるようにしてください。あなたの素直な気持ちは必ず相手の心に響きます。
不倫に悩んでいる人は少しずつ良い関係になるでしょう。2人の関係をこうあるべきだと決めつけていた囚われから抜け出すことができて、お互いに自由の関係を楽しむことができます。
世間の言うことを気にするのではなく2人だけの愛の形を育むようにすると良いでしょう。
まとめ:ソードの8を読む時に気をつけたいこと
ソード8のカードはとても辛そうでもがき苦しんでいるように見えます。
しかし、カードの絵柄をよく見てみると体を縛っている紐はとてもゆるく、本当はいつでも抜け出せる状態にあると言われています。つまりこの状況は自分自身が作り出した苦難なのです。
恋愛においても勝手に被害妄想が膨らんだり、マイナスの未来を予想して不安になる人もいるでしょう。そんな時は、客観的な視点から物事を捉える必要があることをカードは告げています。
ソード8のカードを参考にして素敵な恋愛をするためのヒントにしてください。