目次
1章 中学受験を決めてから
息子は当時小学6年生、中学受験をさせようと決めたのは4年生のときでした。
はじめにお伝えしておきたいと思います。受験という人生の大きな転機。軽はずみに結果を占ったりするものではない。そういった一般的モラルは持ち合わせているつもりです。
といっても信じてもらえないとも思っていますので、この先をぜひ読み進めて頂けましたら幸いです。
私の夫は決して高給取りなわけではない、中規模の商社に勤めるサラリーマンです。
中学受験はここ首都圏であってもまだまだスタンダードではないため、中学受験をするにはとても大きな経済的負担が必要になります。
それでも、学業の成績がとても良いと小学校の先生から聞いたときや、毎回のテストで学年1位をとってきたとき、親として、「もう少しこの子を伸ばしてあげられないか」と思うようになっていったのです。
勉強が好きだった息子は、特に受験をすることも、塾に行く事にもとくに難色は示しませんでした。
私たちが選んだ塾は「サピックス」でした。ご覧になられている方誰もが馴染みのある名前ではないかもしれませんが、中学受験で上を目指すのであれば入りたい、実績は十分だけど非常に授業料の高い塾なのです。入塾テストなるものも存在し、塾に入るためにも勉強をさせなければいけないそんな高い高いハードルでした。
はじめのころは、楽しそうに通っていました。学校では出会えないような勉学で自分よりも上をいく友だちもでき、張りができたようでした。
私もかかる費用を何とか捻出するためにフルタイムに近い形で働く事になり、仕事に家事に息子の送り迎えに、それはもう忙しい日々を送っていましたが、そんな息子の様子をみていると「これでよかった」とも思えていました。
2章 6年生になると陰りが…
息子は5年生のときから目指していたのはトップクラスの男子校でした。
国立である「筑波大附属駒場」や「開成」などが志望校でした。
まだまだ偏差値としては努力が必要でしたが、息子なりに頑張っていました。
ところが6年生をむかえてから、偏差値は下がる一方。
私たち両親は焦りました。このままでは家族が一念発起で決意したチャレンジがダメになってしまう。そういう重々しい雰囲気が家族に漂うようになってしまったのです。
そして、そこが私の大きな間違いでした。というより大きな勘違いでした。
最初はトップ校に入ることなんて全然こだわってなかったはず。
ただ、息子が井の中から飛び出して、周りと切磋琢磨してがんばっている。
その経験こそが、受験をする意味だったはずなのに。
見えなくなっていました。
朝5時に起きて朝食の準備、同時に洗濯を済ませ、そのあと仕事へ。仕事が終わったらその足で息子を学校から塾へ。その間に買い物へいって急いで晩ご飯、息子を迎えにいって…
そういった忙殺される毎日が、私の視野を極限まで狭くしていってしまいました。
夫にしても同じでした。得ている収入からは考えられないような出費を決意し、その後の私立の費用等も考えるとそれは相当なプレッシャーだったはずで、「息子の希望通りの学校への入学という結果」を求めすぎていたのではないでしょうか。
本来であれば、どうしても息子が行きたい学校があるのであれば、遠く及ばなくても笑いながら応援してあげる。もしくは別の道、つまり違う学校も魅力的だということを息子に伝えられないといけません。
そういった後悔は今も、この脳をよぎって止みません。
そして、息子は壊れてしまいました。
どう壊れてしまったかは、とてもここでは書くことができません。
ただただ、息子に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになり、夫婦そろってどうしたらいいかわからず、混乱しました。
3章 初の受験占い、どうしていいかわからなくなって
受験の合否を占い、またそこから適切なアドバイスをくれる方がいると聞いてそちらの占い師さんに電話をすることになりました。
これが人生で初の占いでした。
一通り悩んでいる事を説明し終えると、
「あなた失敗だと思っていませんか」と聞かれ、「大事な子どもが頑張ったこと、失敗したなんて思ってないですか」と冷静ながら熱を帯びた声色で、叱責されました。
わたしはもうダメでした。嗚咽がとまらずそこから電話を切るまで話すことができませんでした。
ここからは占い師さんが私に言ってくれたことの要約です。
親は、子どもがどうなっても、その状況やそれまで取り組んできたことを肯定してあげてください。子どもは間違ったことをしましたか?正義に反する事をしましたか?決してしていないはずです。子どもさんは、ただ、正しい事をした。正しい事を一生懸命貫き通そうとしたんじゃないですか。
息子さんがつらかったのは結果がでなかったことじゃない。がんばっても結果になかなか結びつかなかったことに心が折れたんじゃありません。
がんばったことで、お母さん、お父さんを喜ばせてあげることができなかったのが辛かったんです。
自分のせいで家族が暗くなる。そういう気持ち、想像してみて下さい。
しかもその子は、家族のことが、お母さん、お父さんのことが大好きなんです。
さあ、どうですか。
…。
それが子どもさんの“今”です。
しなければいけないことが見えませんか。どうすべきだったか、これからどうするべきかが分かるはずです。あなたは賢明な人だと思います。それはたとえ電話口でもわかります。
もう私はこれ以上何も言わなくても良いはずです。
私は、占い師ではないのですよ。そりゃ占いを使います。使いますがそれより、受験業界の勉強をとてもしていて、そういうアドバイザー、教育面での相談役などがベースです。
それで、少し占いのエッセンスを加えてより良い方向性を一緒に決めていく。そういうことをしています。
でも、もう受験などのテクニカルな話は必要ないようです。また次は前を向けたときにそういう相談を待ってます。
4章 さいごに
その後、私は丸々2日間、息子を抱きしめていました。
息子を抱きしめて、ときには何か一緒に水分をとったり食事をしたり。
少しづつ、少しづつ、息子はもとの状態に戻っていき、2ヶ月後にはまた塾に行くと自分から言って通い始めました。
急いで新しいパート先を探した私ですが、以前の閉塞感はなく、母親としてもやる気満々でした。
驚いたことに、当然成績は落ちてましたが、そこからV字回復。
志望校とまではいきませんでしたが、倍率が10倍近くある公立のエリート校に合格することができました。
公立校のため、経済的にも余裕がでた私たちの毎日には笑顔が広がっています(笑)
もし同じように苦しんでいる方がいらっしゃれば、信頼できる近くの人、もし思いつかなければ合いそうな占い師さんに電話相談したりしてもいいのではないでしょうか。
受験占いの注意点
このように「受験」というセンシティブな話題は、占いに対してかなり慎重に挑まなければなりません。気軽に誰でも良いと相談を持ちかけてしまえば、あとあと方向性を間違ったり、人生の大きなイベントを台無しにしてしまうこともあります。
まずはそんな風にならないために、押さえたい、「受験占いで注意したい点」を見ていきましょう。
何を知りたいのかを明確にする
ただ単に受験について占って欲しいと言っても、占い師を困らせてしまったり、いたずらに時間を消費してしまう恐れがあります。
より具体的に質問できるよう内容をまとめておきましょう。
例えば、「開成中学校と麻布中学校で第一志望を迷っているのですが息子に合っているのはどちらか迷っています」であったり、「この女子校とこの共学校、どちらにも合格をもらったのですがどのように選択すべきでしょうか」などです。
もちろんこれらの具体的質問はまず通っている塾の先生であったり進路指導が適切にできる専門家に尋ねるべき質問です。
それを経て、さらに迷った場合に占い師に今後を視てもらうという順序が良いでしょう。
成功するか失敗するかより、どうすれば成功しやすいかを聞く
「受験は成功するでしょうか。それとも失敗するでしょうか。」この類の悩みは、誰もが抱く不安でしょう。
ただ、これをそのまま聞いてしまっては、何も得ることができなくなります。不安を取り除くきたいだけなのであれば、カウンセラーの先生に聞いた方が吉です。
もし仮に、占い結果により、受験は失敗しますと言われた時どうするでしょうか。最終的に逃げることはできず、受験と向き合って乗り越えていかねばなりません。
仮に受験は成功しますと言われたら?
気を引き締めなければならないタイミングに心に緩みを作ってしまうことになります。
つまり、ポジティブな占い結果、ネガティブな占い結果、両方とも良い効果をもたらさないのです。
これを聞きたい気持ちはぐっと押さえて、成功に導くにはどうしたら良いかを聞いて、それを参考にしながら、さらに気を集中させていけるような相談をすることが重要です。
合否の占いは無意味
一番良くないのは受験の合否を占うことです。これは全く無意味ですし、この点については占い師がわかる範疇ではありません。責任を持てる範疇でもありません。
もしもこれを聞いて安直に答えを出してしまう占い師がいたら、それは親身になって相談にのるスタンスだとは言い難いでしょう。
これら挙げた3点を顧慮しながら、具体的にそして成功をイメージしながらポジティブに、受験占いを行っていきましょう。
受験占いの当たる占い師 美愛先生
性別:女性
占い師歴:25年
対面/電話:電話での占い
過去にも受験生からの相談を受け付けており、親御さんの心理サポートにも慣れている。電話占いとして全国からの要望に対応している。
利用方法:ピュアリというサイトに美愛先生のページから登録。そして予約。
以上で完了です。予約をしなくても運が良ければ占ってもらえることがあります。また、まだ一度もピュアリというサイトに登録したことのない人は特典として最初の10分は無料になります。
美愛先生体験者の感想(サイトから引用)
3回目の鑑定でした。私の操作ミスで途中で電話が切れてしまいました。すみませんでした。息子の受験前に努力してきた実力が発揮できるよう運気好転のご祈祷をお願いし良い結果を引き寄せる事ができるようお力添えを頂きました。お陰様で第一志望の国公立医学部に合格できました。息子は寝る時間も惜しんでストイックに頑張っていたので受験前のデリケートな我が家を精神的にサポートして頂き本当にありがたかったです。私の職場のトラブルも先生がおっしゃっていたように山を超えました。、親子ともに新しいスタートの春になりました。今回はペットのトイプードルに気持ちも観て頂き二匹の性格ぴったりで驚きでした。二匹とも幸せに感じて我が家で過ごしてくれているのが解り嬉しかったです。またお電話させて頂きます。今後とも宜しくお願い致します。