こんにちは、zired編集部です。
という疑問に対してチョットだけ近づくことができる今回。
9/23に都内は神楽坂で行われた『占い師ンポジウム』というイベントレポートです。
占い系のイベントといえば、占いフェスが有名ですし、いろんな先生の鑑定を受けられるっていう占いユーザー参加のイメージを持たれるかもしれません。
しかしこの占い師ンポジウムは、占い師のためのイベントなんですね。
目次
占い師ンポジウムとは
このイベント特設サイトでこのシンポジウムの存在を知りました。サブタイトルをご覧ください。
知識を深め、新しい切り口と仲間に出逢い…そしてこれからを考える正統派シンポジウム!
という、占い師たちの情報交換の場、勉強会のような目的なんですね。
タイムテーブル
時間 | 先生 | テーマ |
---|---|---|
①11 :00~12:00 | 千田歌秋先生 | 占い師として成功するための七ヶ条 |
②12:30~13:30 | 珊瑚なな先生 | 357ヒントはなぜ多くの人にフィットするのか~ヒットの秘密と数秘の世界~ |
③13:45~14:45 | <入場フリー>蓮華さん | 占術と仲良くなる方法 |
④15:00~16:00 |
太陽と月の魔女 (マリィ・プリマヴェラ先生・小泉茉莉花先生) |
バディのいる占い師活動~ユニットのメリットデメリット~ |
⑤16:30~17:30 | 香先生 | 占いとシンクロニシティ |
⑥ 18:00~18:45 |
<入場フリー> 交流お茶会 |
登壇者の先生方が参加表明してくださっています! |
主催者 央葉もつこ先生
このシンポジウムの主催者である央葉もつこ(なかばもつこ)先生。MOODTUNEという屋号でメモリーオイルというものを使ったセラピーを行われています。(ブログ)
イベント当日もお忙しい中に合間を縫って話しかけていただき、非常に優しくしていただきました。
サイトから問い合わせたとき「なぜ一般ユーザー向けメディアが・・?」と感じられたと思うんですが快諾していただき非常に有り難かったです。
たまには占い師のことも知ってみよう
私たち鑑定を受ける側は普段、「占い師」のことをあまり知ろうとしないし、考えないわけです。
占い店って自分の課題を持って訪れる場所なので、自分に強く意識が向いている状態。相談時も“自分”が議題なので当たり前のことです。
でもたまには、占い師の先生たちがどんなことを考えているのか、占いというものをどのように捉え扱っているのか、少しでも感覚的につかむことができればいいですよね〜と思ってこのイベントにお邪魔することにしました。
そういった視野を広げると、占い師が何を言おうとしているのかを理解しやすくなったり、自分によりフィットした先生を見極められたりしそうじゃないですか。
さて、話が逸れてしまいました。そんなこんなで神楽坂へ。
占い師ンポジウムへ潜入
占いシンポジウムが行われたのは、東西線の神楽坂駅から数分歩いたところにあるレンタルスペースの一軒家です。
神楽坂の一軒家「香音里(こおり)」
ここですね。
懐かしさを感じさせる温かみのある建物です。グッと安心感が増します。
お邪魔した時には、トークライブが始まっていたのでそちらへ直行。
当日は合計5つのトークライブが予定されていました。
そのなかでziredがお話を伺ったのは「千田歌秋先生の占い師として成功するための七ヶ条」、そして「珊瑚なな先生の357ヒントはなぜ多くの人にフィットするのか~ヒットの秘密と数秘の世界~」です。
あとのセッションは時間の都合もあり泣く泣く諦めました(泣)
千田歌秋先生 トークライブ
トークライブ概要
占い師として成功したいのなら、占い師のための7つの法則を押さえておかねばなりません。
商売、個性、意識、学修、管理、集客、応対に関するものです。さて、あなたは、これらをどれくらい重視しながら仕事をしていますか?
セルフチェックをしながら、また他の方の意見を聞きながら、自分にとってベストな方法を、一緒に見つけていきましょう!
麻布十番にある占いカフェ&バー燦伍(さんご)のオーナー占い師である千田先生。
占い師としての成功を7つに因数分解した「商売、個性、意識、学修、管理、集客、応対」を各テーマごとに詳しくお話されていました。
zired的ハイライト
〜占い師としての個性〜
その個性をどこから引っ張り出すかといったらこれまでの自分が歩んできた経験から引っ張り出すしかない、これまでの生き様を土台にするんですね。
だいたい占い師として優れている人は、人として優れている人ですから。
〜集客に関する話題のなかで〜
もし宣伝だけ一生懸命にやって10人来てくれたとしても、占いのスキル研鑽を怠って応対した結果、「2度と来てくれない10人」を作ってしまうことになる。
集客セミナーとかよくあるじゃないですか。稼げます、人が来ますとか。そんなの本末転倒だと。
こういう風に私たち相談者のために「良いサービスを提供すること」を考えて日々鍛錬をしてくださっているからこそ、私たちは良いサービスを受けられるのだということを改めて認識しました。
ぶっちゃけ、世の中にはいろんな考えの占い師さんがいると思うんですが、千田先生やもつこ先生のような方が占い界をリードしてくださる限り、良いサービスはなくならない!そういう安心感を得たセッションでした。
珊瑚なな先生 トークライブ
トークライブ概要
X(旧Twitter)でヒットしている、数秘術を基にしたweb上のおみくじ“357ヒント”。
「いつ引いてもしっくりくる」「友達にすすめたくなる」開始以来フォロワー数は増え続け、毎日多くのリピーターで賑わっています。
357ヒントはなぜ多くの人にフィットするのか?その秘密を紐解くと、そこには珊瑚ななの数の世界へのこだわりがありました。
X(旧Twitter)中心に広がっている「357ヒント」を展開されている珊瑚なな先生。数秘術という数の世界を「絵」として表現し、想像しやすくした357カードの成り立ちなどについてお話をいただきました。
zired的ハイライト
〜
その前の、少し哲学的な問いかもしれないけど、そもそも数字が持つ力って何なんでしょう?数秘って何をするためのものなんでしょうか。
そもそも「数字」の持っている法則性や規則性が世の中のあらゆる物事を「ひょっとしたらこう説明できるのではないか?」という感じで哲学的に解読するのに役立ったからなんです。
それぞれの占術の奥深さ、歴史があるんですね。その成り立ちを理解をして現代への実用があるという点は学問のようですね。
個別ブースも充実してた
さて、トークセッションの間にも楽しめるさまざまな個別ブースが出展されていました。そちらにもお邪魔してみることに。
個別ブースには、鑑定ブースと物販ブースが。
鑑定体験ブース
鑑定中心に出展されていらっしゃったのは、
- 月が奏でる音色
- 人相見いくら
- 開運コーディネーター愛姫
のお三方の占い師の先生。
ひっきりなしに鑑定に入られていらっしゃいました。
他の占い師の鑑定を受けて、今後の自身鑑定のヒントにする。非常に有意義な場です。
今度機会を作って、お店に伺って私も鑑定を受けたいですね。
物販ブース
物販スペースでも非常にさまざまなアイテムがそろっていました。
また、別の場所では協賛されている企業の方のブースも。業界人が一体となって占いを盛り上げる熱を感じた取材となりました。
最後に
占い師の先生たちは思っていた以上に“占い”というものにピュアに向き合っていて、当たり前だけど相談者ファーストで占いサービスを考える研究者みたいな人たちでした。
いつも占いユーザーのみなさんに情報をお届けしているzired編集部が、占い提供者側のイベントにおじゃましてレポートをした意味が少しはあったでしょうか。
なんとなく占い事業者の演出などもあって、占い師ってどうしても全能なイメージ、全能じゃなきゃいけないっていう先入観があると思いますが、それを少し改めてみて欲しいですね。
よくよく考えたらわかる話ではありますが、私たちが日頃受けている占いは、こういった研究や鍛錬のうえにおいてクオリティが担保されているのですからねー。非常に勉強になりました。
ぜひまたお邪魔したいと思います。
その後、翌年の占い師ンポジウム2020年は時世もありオンライン開催となりました。人と人のつながりが再開された今、またこのようなイベントが行われることを期待したいですね。(zired編集部より)