邪気や悪気、悪い運気を祓い清めてくれる盛り塩ですが、扱い方を誤ると危険な目に遭う可能性があるのです。
今回は、間違ってやってしまうと危険な盛り塩のNGパターンを紹介していきます。
と感じるのは、もしかすると間違った方法で盛り塩をしているからかもしれません。
安全に盛り塩の効果を得る為にも、これから解説するNGパターンに当てはまっていないか、一緒にチェックしてみましょう。
目次
盛り塩危険説について
ネットで盛り塩について調べると、キーワードに「危ない」「やってはいけない」という単語が出てきて、びっくりした人もいるでしょう。
盛り塩は邪気を祓い清める効果があることで知られていますが、素人が安易に手を出してはいけないような危険な行為なのでしょうか?
実は、「盛り塩は危ない」と言われているのには、理由があるのです。それについて詳しく解説しましょう。
盛り塩をやってみたいけど危ないものだと聞いて躊躇している人、盛り塩には意味がないと思っている人は、参考にしてください。
盛り塩は実は危ないって本当?
「盛り塩は実は危ないから、やらない方がいい」という噂は本当なのでしょうか?
これには誤解があります。盛り塩は、正しい方法で行えば危険なことは何もないのです。
「盛り塩は危ない」と言われているのは、間違ったやり方で盛り塩をしたせいで、浄化効果を得られなかったり、悪い運気を引き寄せてしまった人がいるからでしょう。
盛り塩には、いくつかの注意点がありますが、気を付けていれば何も恐ろしいことは起こりません。
正しい方法で行えば、高い浄化効果によって、邪気や不幸を遠ざけられます。
盛り塩は意味がない?
「盛り塩はやっても意味がない」と思う人もいます。そのような感想を持つ人は、
- 元々スピリチュアルなことに興味がない
- 過去の経験からスピリチュアルなことが苦手
- 盛り塩をしたことが原因で更に状況が悪化してしまった経験がある
- 実際に盛り塩をやったことがあるけれど期待していたような効果を感じられなかった
といった場合が多いでしょう。
盛り塩に対して苦手意識や否定的な考え方を持っていると、「盛り塩は意味がないからやらない方がいい」と、思いやすいのです。
邪気悪気を払えていない間違った方法がある
盛り塩には、専用の道具と正しいやり方があります。
それを無視して間違った方法で盛り塩をしてしまうと、邪気や悪気をちゃんと祓えない場合があるのです。
盛り塩を間違った方法でしてしまう人は、
- 事前に正しい方法を調べず適当に塩を盛った
- SNSのデマ情報を信じてその通りに盛り塩をした
- 正しい方法を調べたけれどアレンジを加えてしまった
といった場合が多いです。
盛り塩の正しい方法といっても、難しい内容ではありません。基本的なことを守ってさえいれば大丈夫です。
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危ない盛り塩NGパターン
ここからは、知らずについやってしまいがちな、危ない盛り塩NGパターンについて紹介します。
盛り塩は高い浄化効果を期待出来ますが、それだけに取り扱いには十分注意しなければなりません。
間違った方法で盛り塩をすると、邪気や悪い運気を引き寄せてしまう恐れがあるからです。
どんな盛り塩のやり方だと危ないのか、どういう点に注意したら良いのか解説していきましょう。
あなたも無意識のうちにやってしまっていないか、一緒にチェックしてみてください。
汚れていたり散らかった場所で盛り塩をする
汚れていたり散らかった場所に盛り塩を置くと、邪気や悪気、悪い運気が、あっという間に塩へと溜まってしまいます。
悪い運気が溜まった盛り塩では、良い運気を引き寄せる効果が薄れてしまうでしょう。
それだけではなく、浄化の効果も半減して、不幸や悪い運気がどんどん集まってきてしまう恐れもあるのです。
とくに、盛り塩で結界を作る場合、その結界内が汚れていたり散らかっていると、かなり危険です。
そのような状態の結界では、悪い運気がちゃんと浄化されず、そこに留まったままとなってしまうので気を付けてください。
盛り塩が変色したり形が崩れても交換しない
盛り塩が変色したり形が崩れているのに新しい塩と交換しないのは、衛生的にも風水的にもよくありません。
一般的に、盛り塩が変色するのは埃を吸着したり劣化したことが原因で、形が崩れるのは風などが原因と言われていますが、邪気を吸収したからという説もあるのです。
変色したり崩れた盛り塩を交換せず放置していると、浄化効果が半減してしまったり、最悪の場合、せっかく吸収した邪気が塩から漏れ出てしまう可能性があります。
盛り塩は、雑に扱ってはいけないものなのです。塩の状態を定期的に確認しましょう。
盛り塩を交換せず長期間放置する
盛り塩を交換しないまま、1ヶ月、1年と長期間放置してしまうのは、大変危険です。
長期間放置された盛り塩には、邪気や悪い運気がたくさん溜まっています。その状態の盛り塩を更に放置すると、溜め込んでいた邪気・悪い運気が漏れ出てしまうのです。
浄化と運気アップの為に置いてある盛り塩なのに、邪気を発して悪い運気を呼び寄せる運気低下アイテムになってしまうのは、良くないですよね。
面倒でも、盛り塩は短い期間で新しい塩と交換するようにした方が、安心・安全です。
一度何かに使った塩で盛り塩をする
一度何かに使った塩で盛り塩をしても、その塩の効果は半減しているので、期待している程の浄化作用は見込めません。
それどころか、塩の状態によっては邪気を呼び寄せてしまったり、運気が大きく下がってしまう恐れがあるのです。
- 料理に使った食塩が余ったので盛り塩にする
- 御守りなどで持ち歩いていた塩で盛り塩をする
- 1回盛り塩に使った塩をもう1回盛り塩用に使う
- 通夜・葬儀で使用したお清めの塩で盛り塩をする
このように、一度使った塩で盛り塩しているなら、今すぐやめましょう。
盛り塩に使った塩を料理などに再利用するのもNG
盛り塩に使った塩を、もったいないからと言って再利用するのもNGです。
- 盛り塩に使った塩を料理に使う
- 盛り塩に使った塩をバスソルト代わりに使う
- 盛り塩に使った塩を御守り袋に入れて持ち歩く
- 盛り塩に使った塩を再利用して盛り塩用に使う
- 盛り塩に使った塩を通夜・葬儀用のお清めの塩として使う
このようなことを、していませんか?もし、しているのなら、今すぐ控えてください。衛生的にも風水的にも良くありません。
一度、盛り塩に使われた塩には、邪気が溜まっています。それを食べたり持ち歩いたりするのは、邪気を体内に取り込むことになるのです。
寝室の枕元に盛り塩を置く
寝室の枕元に盛り塩を置くと、心霊現象に悩まされたり、悪夢を見るなどの危険な目に遭うと言われています。
盛り塩は本来、浄化や運気アップの効果が期待出来る縁起の良いものですが、邪気や悪い運気が寄ってきやすいものでもあるのです。
寝ている間は無防備なので、邪気が寄ってきても抵抗出来ません。その為、枕元に盛り塩を置いて寝るのは危険だとされています。
どうしても寝室に盛り塩を置きたい場合は、枕元から離して部屋の四隅に置くか、神棚を作ってそこにお供えするようにしてみてください。
占い師によってはトイレも盛り塩NGにしている
占い師によっては、「トイレに盛り塩を置くのは危険」と、している場合があります。
なぜトイレに盛り塩はNGなのか。それは、厄落としの場所であるトイレで盛り塩をすると、塩が厄を溜め込み、そこに厄が留まったままになるという説があるからです。
しかし、トイレに盛り塩を置くことで、そこに集まる邪気や厄を浄化して運気アップ出来るという考え方もあります。
トイレに盛り塩を置くか置かないかは、自分の好きな方を選ぶといいでしょう。置く場合は定期的に盛り塩を交換してください。
人工的なものが含まれた塩で盛り塩をする
盛り塩に使用する塩は、なるべく天然の粗塩を使った方が良いとされています。
食塩は絶対にダメということはありませんが、人工的なものが含まれた塩では、効果が半減してしまうという説があるからです。
効果が薄れた塩で盛り塩を行うと、ちゃんと邪気を祓えなかったり、悪い運気を浄化出来ないという危険性があります。
また、人工的なものが含まれた塩だと、綺麗な形に固まらず、すぐ崩れてしまいやすいのです。
歪な形だったり崩れた盛り塩では、浄化・運気アップの効果が半減します。それもあって、粗塩を推奨しているのでしょう。
塩を盛り過ぎる
「塩を多めに盛った方が効果がありそう」と、思うかもしれませんが、実は違います。
塩を盛り過ぎると、歪な形になったり、形が崩れやすくなってしまいます。そうすると、盛り塩の持つ浄化や運気アップの効果が薄れてしまうのです。
また、歪な形だったり崩れていると効果が薄れるだけではなく、塩に溜まった邪気や悪い運気が漏れ出てしまう危険性があります。
盛り塩の塩は、多くても少なくてもいけません。適量の塩で盛り塩を作ることで、しっかりと効果が発揮されます。
盛り塩を置き過ぎる
盛り塩をたくさん置いておけば、それだけ邪気を吸い取ったり運気アップ効果が高まる、ということはありません。
あまりに多く置き過ぎると、逆効果となり、邪気を引き寄せてしまう恐れがあるのです。
例えば、部屋のあちこちに盛り塩を置いていると、知らず知らずのうちに結界を作ってしまう場合があります。
結界内が清潔ならまだ良いですが、汚れたり散らかっていると、その中に邪気を留めてしまうことになるのです。
また、盛り塩を床に置き過ぎると通行の邪魔になったり、部屋が狭くなってしまいます。
盛り塩を丑三つ時に作る・置く
盛り塩を丑三つ時に作ったり置いたりすると、結界内に霊を閉じ込めてしまうことになります。
丑三つ時とは、午前2時から2時30分までの30分間のことです。この時間帯は、普段よりも多くの霊が彷徨っていると言われています。
盛り塩の結界で霊を閉じ込めてしまうと、邪気や悪い運気、悪霊が寄ってきやすくなるのです。
「盛り塩をしてから心霊現象が起きるようになった」「盛り塩をした場所が何だか気味が悪い…」と、感じるのは、もしかすると丑三つ時に盛り塩をしたせいかもしれません。
鬼門と裏鬼門を結ぶ線上に盛り塩を置いている
盛り塩を、鬼門と裏鬼門を結ぶ線上に置いていると、家の中に邪気を溜め込むことになってしまいます。
鬼門・裏鬼門は、鬼(邪気)の出入り口とされています。その為、鬼門と裏鬼門を結ぶ線上に盛り塩を置くと、邪気が家から出られなくなるのです。
家の中に邪気が溜まると、運気が下がったり、心霊現象に遭ったり、家族仲が悪くなると言われています。
盛り塩を置くときは、設置場所が鬼門と裏鬼門を結ぶ線上から外れているかどうか、家の間取り図を見ながら確認しておきましょう。
以上、自分たちを守るためのはずの盛り塩が、逆に危ない行為になってしまう場合があるため、これらに注意をして行ってみてください。
また、shufuseという暮らしの知恵を発信しているメディアでも「盛り塩はやめたほうがいいと言われる理由とは?NGな場所や置き方」という記事で注意喚起を行っています。セカンドオピニオンとしてもあわせてチェックしてみてくださいね。