そんなどうしようもない怒りや消せない恨みを抱えたとき、あなたならどうしますか？
最近では、その感情を代わりに引き受けて呪いとして放ってくれる「呪い代行」というサービスが注目を集めています。
SNSでも「効果が感じられた」「気持ちがスッキリした」といった体験談が相次ぎ、気になって検索する人が増えているようです。
今回は、そんな話題の呪い代行について、実際にどんなことができるのか、効果や注意点をまとめました。
呪い代行とは？
SNSやテレビでも耳にすることが増えた「呪い代行」。
気になっているけれど、実際にどんなサービスなのか詳しくは知らない…という人も多いはずです。
ここでは、そんな呪い代行の仕組みや内容について、わかりやすく解説していきます。
自分の代わりに相手へ呪いをかけてもらうサービス
呪い代行とは
そもそも呪いとは、霊的または精神的な方法で、悪意をもって相手に不幸や災いを与えようとすること。人の強い感情を形にして放つ行為として、昔から行われてきました。
その呪いを、依頼者が伝えた想いや願いをもとに、術者が代わりに儀式や念送りなどで行うのが呪い代行です。
『月曜から夜ふかし』などのテレビ番組でも紹介され、SNSでもこのサービスへの注目が集まっています。
SNSやサイトで気軽に依頼できる時代になった
呪い代行は、スマホひとつで気軽に相談できる時代になりました。
たとえば、X（旧Twitter）で「呪い代行」と検索すると、個人の術者や専門サイトがすぐ見つかります。
気になる人にDMを送ったり、サイトのフォームから依頼内容を送るだけでやり取りが始まることも。
ネット上で進むケースが多く、場所を選ばずに利用できるのが特徴でしょう。
今では、SNSを通じて相談することが珍しくないほど、身近な存在になっています。
どんな人が利用しているの？
と思う人もいるかもしれません。けれど、実際には恋愛や人間関係など、誰にも言えない悩みを抱えた人たちが利用しています。
怒りや悲しみを抱えたままでは前に進めない――そんな思いから、そっと頼る人も意外と多くいるのです。
ここでは、どんな理由から依頼する人がいるのかを見ていきましょう。
復縁や人間関係など、人に言えない悩みを抱える人が多い
誰にも話せないまま抱え込んでしまった気持ちをきっかけに、呪い代行を頼る人が多いようです。
たとえば、
- 友人に裏切られた気持ちをスッキリさせたい
- 家族との関係がこじれて、少し距離を置きたい
- 新しく恋人ができた元彼をもう一度振り向かせたい
- 職場にいる苦手な上司や同僚と関わらずに過ごしたい
など、人には言えない悩みほど、どうにもできず心に残ってしまうもの。
そんな思いを少しでも軽くしたいとき、呪い代行を選ぶ人が少なくありません。
前に進むきっかけを求めて依頼する人もいる
呪い代行を、気持ちを整理するための手段として選ぶ人もいます。
誰かを傷つけたいわけではなく、思い出すのもつらい出来事や心の痛みをそっと手放したい――そんな想いから依頼するケースです。
たとえば、
- 忘れられない恋を終わらせたい
- モヤモヤした感情を落ち着けたい
- ずっと引きずっていた気持ちに区切りをつけたい
「呪う」という言葉の裏には、“もう一度前を向きたい”という願いがひっそりと隠れているのかもしれません。
実際にどんなことをしてくれるの？
呪い代行では、実際にどんなことをしてくれるのか気になりますよね。
藁人形を使った儀式や念送りなど、術者によって方法はさまざま。依頼内容によって行う手法や対応範囲も変わってきます。
ここでは、代表的な呪術の方法や、依頼時に知っておきたいポイントを紹介しましょう。
藁人形や念送りなどさまざまな方法がある
呪い代行では、依頼内容や術者によって行う方法が異なります。よく使われる代表的な呪いの手法には、次のようなものがあります。
藁人形を使う儀式
紙を使う儀式
念送り
手法の細かい部分は術者によって異なりますが、どれも昔から受け継がれてきた呪術をもとに行われているのです。
複数の相手を同時に呪える
憎い相手が1人とは限りませんよね。中には2人、3人と、「まとめてどうにかしたい」と思う人もいるでしょう。
利用する呪い代行によっては、複数の相手を同時に対象にすることも可能です。
ただし、術者によって考え方は異なり、「一度に複数へ念を向けると効果が分散するから、1人ずつ順に行うほうが確実」だと断られることもあります。
また、人数が増えるほど儀式の負担や期間が長くなることもあるため、依頼前にしっかりと相談しておくと安心です。
呪い代行で依頼できないこともある
呪い代行では、恋愛や人間関係に関する依頼が多く寄せられています。中でも、略奪愛や縁切りといった願いは、よく扱われる内容のひとつです。
一方で、依頼内容によっては受け付けていない場合もあります。
たとえば、次のようなケース。
- 命に関わる依頼
- 目的や意図があいまいな依頼内容
- 依頼者と対象者の関係が浅い、または関係が明確でない場合
どこまで対応してもらえるかは、術者やサービスによって異なります。
依頼をする際は、自分の願いがその範囲に含まれるかを確認しておくと安心でしょう。
呪い代行で得られる効果とは？
そう思う人もいるでしょう。でも実際、呪い代行をきっかけに現実が動いたと感じる人は、思っているより多いんです。
恋愛や人間関係、職場のトラブルなどで望んでいた変化が起きたという声もあります。
ここでは、呪い代行でどんな効果を感じた人がいるのか、その体験談や傾向を紹介しましょう。
“現実が変わった”、“気持ちが軽くなった”という人も
呪い代行に依頼したことをきっかけに、「状況が動いた」と感じる人が多いようです。
好きな人が恋人と別れて自分を選んでくれた、長く冷えきっていた夫婦関係が少しずつ変わった、自分を支配していた友人との関係が逆転した――。
そんなふうに、恋愛や人間関係で望んでいた変化を実感したという口コミが見られます。
一方で、「相手ときっぱり離れられて気持ちが軽くなった」「執着していた人を忘れられた」と話す人もいました。
SNSや掲示板に寄せられる成功体験談
そう疑ってしまう人もいるでしょう。ここでは、SNSや掲示板に投稿された、実際の成功体験談を紹介します。
呪い代行について。馬鹿馬鹿しいと思いながらも先日、あまりの苦しさから呪い代行に依頼しました。恨んでいる会社の人がいなくなるようにと、、
するとその人の体調に不調が出始め、会社に来なくなりました。
最後に見たその人の顔は顔がパンパンに腫れていて、身体もアレルギーが出ていて可哀想になるくらいでした。ただの偶然でしょうか、、？
（引用：Yahoo！知恵袋）
こちらの投稿者は、強い怒りや苦しみを抱えた末に呪い代行へ依頼しています。
結果として相手に不調が起きたことで、「偶然なのか、それとも…」と感じたようです。
呪い代行では、こうした“説明のつかない変化”を経験する人が少なくありません。
今年の１月初旬に呪目堂に依頼したものです。
縁結びの願掛けと好きな人と彼女の縁切りを依頼しました。復縁とは少し違いますが…どっちかというと略奪愛だと思います。
縁切りに関しては先に効果が出て、好きな人と彼女は1ヵ月くらいで距離が離れはじめて2ヶ月くらいで完全に別れたと思います。
縁結びの願掛けは好きな人と彼女が別れたのを機に、好きな人との距離は近づいて効果は少しあったのですが、付き合うまであと一歩というところでした。
なので縁結びの願掛けは4月に再実施を依頼しました。
交際も近い気がするので他の施術で少しでも効果が欲しいと伝えたところ、愛情支配の願掛けという恋愛系の施術も重ねられるとのことだったので、そちらも再実施と同時にお願いしたら効果が出て叶いました。
（引用：Yahoo！知恵袋）
好きな人との関係をどうにかしたくて、何度かお願いしたというこちらの投稿。
縁切りのほうが先に叶って、そのあと縁結びでも効果を感じたようです。
信じて続けたからこそ、少しずつ流れが変わったのかもしれませんね。
効果が現れるまでの期間
呪い代行の効果が現れるまでの期間は、人によって大きく異なります。
早い人では数日から1週間ほどで何らかの変化を感じる場合もありますが、ほとんどの場合1～3か月ほどかかるケースが多いでしょう。
依頼内容や術者の方法、また依頼者自身の感情の強さによっても結果が左右されることも。
すぐに結果が出ないからといって失敗とは限らず、状況がちょっとずつでも動いていく場合もあります。焦らず、静かに様子を見守ることが大切です。
呪い代行のメリットとデメリット
どんなサービスにも、良いところと注意すべき部分があります。
呪い代行も例外ではなく、うまく利用すれば心の整理や前向きなきっかけになる一方で、期待しすぎることで思わぬ負担を抱える場合もあるのです。
ここでは、実際に呪い代行を利用する前に知っておきたい、メリットとデメリットをそれぞれ紹介していきましょう。
メリット：悩みを吐き出せる・前向きになれる
呪い代行を利用する一番のメリットは、「嫌いな人に不運を与えられる」ことだと思う人もいるでしょう。けれど実際には、それだけではありません。
心の中に溜め込んでいた怒りや悲しみを、“依頼”という形で外に出すことで、気持ちがスッキリと軽くなる人もいます。
ずっと我慢していた本音を聞いてもらえたような安心感が生まれ、心の整理ができることも。
また、術者とのやり取りを通じて、「自分が本当はどうしたいのか」を見つめ直せる場合もあります。
結果的に前を向くきっかけになったり、つらい感情にきっぱりと区切りをつける助けになる人も少なくないのです。
デメリット：依存・期待しすぎによる落ち込みやトラブル
呪い代行の利用は、気持ちの整理や前進のきっかけになる一方で、いくつかの注意が必要です。
「絶対にうまくいく」「すぐに結果が出る」と強く期待しすぎると、思うような変化がなかったときに大きく落ち込んでしまうことがあります。
その不安を埋めるために、何度も依頼を繰り返してしまい、気づけば金銭的な負担が増えていた…というケースも。
また、呪いをかけていることが相手に知られると、人間関係がこじれたり、予想外のトラブルに発展する恐れもあります。
さらに、「呪い返し」と呼ばれる現象を感じた人もおり、これは“相手に向けた負の思念が、自分に戻ってくるような感覚”に近いでしょう。
呪いは強い感情を扱う行為だからこそ、心や体に負担がかかりやすいのです。
まとめ：呪い代行は心を整理する手段として向き合おう
ここまで、呪い代行サービスについて解説しました。いかがでしたか？
呪い代行は、誰にも言えない感情を形にするためのひとつの手段。
強い怒りや悲しみを抱えたままでは、前に進むことが難しいときもあります。そんなとき、気持ちを整理したり、過去との区切りをつけるきっかけとして利用する人もいるのです。
ただし、過度に依存したり結果を急ぎすぎると、心や金銭面の負担につながることも…。
大切なのは“呪い”という不確かなものにばかり頼りすぎず、自分の感情と向き合うことです。
呪い代行を通して、本当の意味で心を軽くできる方法を見つけていきましょう。
呪い代行でうまくいった人を発見
生々しい体験談note記事
黒魔術代行を試したayaさんという人が書いたnoteが話題になっています。
私も読みましたが、世の中には本当にすごいことが起こるものですね。
2025年の現在で、1記事だけしか投稿されておらず短時間で読めるので必ず一度読んでみて欲しいです。
