第三の目・サードアイ。どちらにせよ神秘的な響きですよね。
今回はそもそも、サードアイとは何か?から、持っている人の特徴、開眼したら起こることを解説します。
目次
第三の目「サードアイ」の意味や場所
まずは、サードアイとは何かから掴んでいきましょう。実は、案外身近な存在です。驚かれる方も多いでしょう。
「サードアイ」とは見えないものが見えるもう1つの目
目に見えないものは数多くあります。人の気持ちや潜在意識が代表格といえるでしょう。サードアイはそんな、目に見えない存在を見る3つ目の目です。
ちなみに1つ目の目は、実際に「見る」ための目。2つ目は触覚や嗅覚、聴覚や味覚をさします。
サードアイはこれらに次いで、外部からの情報を仕入れる場所といえるでしょう。
映像として何かを見るだけでなく、「感じる」「ひらめく」等、感覚を通して情報を受け取ることもあり得ます。
サードアイがあるのは眉間のあたり
サードアイは、インド医学で人体にエネルギーの出し入れをする部分とされる、「チャクラ」の第6チャクラにあります。
大きなチャクラは7つあり、第6は直観に関連する部分。眉間~額中心にあります。
またサードアイは、ホルモンを分泌する松果体とつながる部分。そのためサードアイの活性化は、健康との関連も深いとされます。
サードアイは先天的または後天的に開く
1つ前の項目で「サードアイの活性化」とお話ししました。実はそうなんです。使える状態になっているか否かは別として、サードアイは誰にでもあるもの。
そのため訓練次第では、今までスピリチュアルな能力がないと感じていた方も、サードアイを使いこなせる可能性はあるのです。
うれしいことに、生まれつきサードアイが開いていた人よりも、後天的に開いた人の方が多数派。特に様々な経験を積んだ、成人後に開くことが多いとされます。
サードアイが開いてる芸能人は多数いる
他者よりも秀でた活躍を遂げる芸能人には、サードアイが開いた方が多数います。
「そりゃそうだよね!」と言いたくなる代表格が、江原啓之さんと美輪明宏さん。
また、サードアイが開いている証とされるのが、手相の神秘十字線です。こちらを持つ小栗旬さんや真矢ミキさんも、サードアイが開いている可能性が高いとされます。
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第三の目サードアイが開くとどうなる?起こること
サードアイが開くと、実際にどうなるか?体験していなくとも理解できるよう、起き得ることを見ていきましょう。
直感などスピリチュアルな能力が鋭くなる
「何となくこうなりそう」「これが必要な気がする」。こういったカンが当たる回数が増えたり、今までよりも明確にやるべきことが見えたりするようになります。
また「未来の様子が見える」「天使と話せるようになった」等、スピリチュアル能力が開花することも。
他者の周りに色が見える等、オーラが目で見えるようになることも、この項目に当てはまります。
さらにレイキ等を習っていないのに、ヒーリング能力を持つこともあるでしょう。
人の心の動きが分かるようになる
若干勘の鋭い人や、人と接する機会が多い人ならば、他者の言動から相手の感情や考えを何となく察知できるでしょう。
ですが、サードアイが開いた人は、より高次元。察するのがうまいだけでは、語り切れないレベルで、人の心の動きを理解できるようになります。
感情はもちろん、思考まで見抜けるまでに進化を遂げるのです。
サードアイが開いた人自身も、他者とのコミュニケーションが今まで以上に取りやすくなったと感じるでしょう。
嘘を見抜けるようになる
感情や考えが見抜けるようになるので、当然といえば当然ですが、相手の嘘も見抜けるようになります。
「何か、嘘っぽい」等、直観として感じられることが多いでしょう。
また、サードアイが開くと天使等、高次の存在の存在ともつながりやすくなります。他者と話している時「気を付けて!」「その話、裏を取って!」と警告が届くことも。
初めは疑わしく感じるかもしれません。でも、参考にして行動すると、救われることが増えるでしょう。
物の見え方が変わったように感じる
サードアイが開くと、今までは得られなかった情報が得られるようになります。
当然、ものの見方は変わるでしょう。ガラス越しや電車の窓越しにしか見えなかった建物を、現地に行って中から見るような感覚になっているからです。
「変わったように感じる」のではなく「実際に見え方が変わった」という方が正しいでしょう。
サードアイが開く以前よりも、効率的に物事の本質を掴み、やるべきことややりたいことを成し遂げていくはずです。
精神面が安定する
「あの人の気持ちがわからない」。こんな理由からメンタルが不安定になることは、誰もが経験しているでしょう。
でも、サードアイが開いてしまえば、相手の気持ちが分かるのでこんなところから不安定になることはまずありません。
また、物事の本質を掴めるようになるため「どうしたらいいの?」という不安に苛まれることもまずなくなります。
常に冷静に振る舞えるだけでなく、凪いだように静かな気持ちでいられることが増えるでしょう。
エネルギーの流れが活発化する
先述したチャクラは、足~下腹部が第1。そこからお腹、胸と頭に近づくにつれ、第2、第3と数が増えていきます。
そしてチャクラは、下のチャクラから順に活性化し、開くもの。
つまり、第6にあるサードアイが開くには、喉にある第5チャクラまでが開いて、身体のエネルギーが活発に循環していることが条件になります。
サードアイが開くのはエネルギーが活性化している証でもあるのです。今まで以上に元気になったと感じるでしょう。
第三の目サードアイが開眼する前兆
ここでは見逃したくない、サードアイ開眼の前兆をご紹介します。既に予兆を迎えている方もいるかもしれません。
眉間がむずむずする
きちんと開いていないチャクラには、エネルギーが出入りしていません。していたとしてもごく、微量と思って正解です。
眉間がむずむずするのは、第6チャクラであるサードアイに、エネルギーが出入りし始めているから。
砂で作った山に両側から掘り進めてトンネルを開ける時を思い出しましょう。最初は相手の手の感覚がわからなくても、開通が近くなると相手の動きを感じる。あれと同じです。
目が痙攣しているように感じる
目は本来、第5チャクラの管轄器官。ですが、第6チャクラである眉間に近いため、影響を受けます。「とばっちりを受けている」時といえるでしょう。
また、サードアイは直感やスピリチュアル的な啓示を受け取る場所。多くの情報を高次から受け取り始めようとすることで、目も疲れがちになるのです。
精神や体が「進学したら課題が大量、予習もあるし」と戸惑っている状態といえるでしょう。
体調不良を感じる
初めての場所、接したことのない人に接した後、初めてのことをした時にはどっと疲れますよね。
サードアイが開こうとしている時、体と精神は今までにない動きをしています。また、未知の情報を受け取っている時でもあるのです。
体や精神が疲弊して、頭痛やだるさを感じる人もいるのは、おかしなことではありません。
ただ、病気から体調不良を起こすことも考えられます。他の前兆を感じない時や、不自然に長く続く時は受診しましょう。
強烈な鋭い光を感じる
夜道でヘッドライトに直撃された時のような見え方ではありません。視界の端の方で「何かが光った」と見える程度のものです。
そのため、最初は「気のせい?」と思うかもしれません。が、小さいながらも強烈な光り方をするのが特徴。気のせいだけでは片づけられないレベルのものです。
既に「何か最近、光るんだよね」と思っている方は、他の前兆と併せて現状をチェックすると良いでしょう。
明晰夢を見るようになる
「これは夢だ」と自覚しながら見る夢を、明晰夢といいます。夢からのメッセージが受け取りやすく、起きてからも記憶していられるのが特徴。
普通の夢だとすぐ忘れてしまったり、人の力を借りないとメッセージが受け取りづらいものです。
夢は潜在意識と高次の存在からのメッセージを伝えるもの。サードアイが開きつつあるからこそ、明晰夢としてメッセージを受け取っていると考えられるのです。
第三の目サードアイが開いている人の特徴・見た目
あなたの周りにも、サードアイの開いている人がいるかも。周りの人を思い浮かべながら、読み進めてみましょう。
目力が強い
全身が活性化しているため、ハツラツとして見えるというところも影響する特徴です。「目力がある・パワフル」そんな印象を人に与えるでしょう。
併せて、サードアイが開いた人は、まだ開いていない人に比べ、洞察力や知力が高いことも影響します。
「目は心の窓」「目は口ほどにものを言い」という言葉があるように、内面が反映されているのです。賢さや神秘的な雰囲気も感じさせるでしょう。
協調性がある
言葉や文字を介すことなく人の考えや気持ちが理解できるのが、サードアイが開いた人の特徴。
周りの人の気持ちを「察する」ではなく、読んだり感じ取ったりして、絶妙な距離感で接することができます。
中には「これが欲しかった」というものを、適時に差し出すような人もいるでしょう。もちろん、世話上手な人が多いはずです。
意見の対立やミスリードを恐れず、他者と自然な形で調和できます。
人の心や未来が視えているような言動が多い
「私の心を読んでいるのかな?!」と思う程、自分の気持ちや考えを明確に代弁してくれる人。
「この人のいうことを聞いておけば、大体の災難は免れられる、うまくいく」という人。
このように「何で!?」と思うけれど、この人が言うこと、することならば信じられるという人はいませんか?
本当に他者の気持ちを読んでいたり、未来を見通している、サードアイの開いた人である可能性があります。
いつも落ち着いている
他者の気持ちや考え、未来が見えるサードアイの開いた人に、心配は無用なもの。備えは常に、高次の存在や周りから受け取っています。
誰かの地雷を踏んで泣かせてしまう、準備不足で慌てるなんてことはないでしょう。常に落ち着いて前進している人です。
また、先天的にサードアイが開花している場合は、長く人の感情や考えを見続けているはず。達観している点も落ち着きを生み出す要素です。
眉間のあたりが光っている
「テカり」ではありません。もちろん、汗をかいて光っているのとも違います。
もし、身近にサードアイが開いていると自覚している人がいれば、その人と他の人を比較してみましょう。
いなければ、サードアイが開いている芸能人の画像や映像を見るのがおすすめです。
なお、光って見えるのは、エネルギーが頻繁に出入りしているから。特に、大量の情報を受け渡ししていると、光が強くなるはずです。
第三の目サードアイを開く方法
ここまで読んで「私もサードアイ、開きたい!」と思った方は多いでしょう。身近にできる開き方をご紹介します。
朝日を浴びて規則正しい生活を送る
サードアイとつながる松果体は、眠りや感情に関連するホルモンを出す器官。朝日を浴びることで活性化し、全身の状態を高めるといわれます。
これは、第5までのチャクラを開き、第6チャクラであるサードアイの開眼に役立つもの。また、スピリチュアル的なエネルギーの活性化にもつながります。
さらに、サードアイを開くことは、今までにない情報交換をすることなので、体力を使うことに。規則正しい生活で、体力を補うことが大切です。
瞑想して心の雑念を取り除く
直感を受け取ることより、現実的な思考や選択に慣れているのが、私たちの日常生活であり、私たちの心身でしょう。
そんな心身を、直感や高次の存在からのメッセージを受け取りやすい状態に近づけてくれるのが瞑想です。
静かな場所で目を閉じて座り、眉間に意識を集中しましょう。そのまま、深呼吸を繰り返します。
最初は1、2分でもOK。少しずつ長く、落ち着いた時間を過ごせるようになれば、サードアイの開眼に近づけるでしょう。
藍色の物を身につける
チャクラにはそれぞれ、そのチャクラの特徴を象徴する色があります。サードアイである第6チャクラを象徴する色が、藍色。ロイヤルブルーです。
身に着けることでサードアイの働きを補い、開眼を助けてくれます。
おすすめはパワーストーン。ラピスラズリやアイオライト、真っ青よりも藍色に近いサファイア等を身につけましょう。
第三の目サードアイを開こうとするのは危険?
無理にサードアイを開こうとすると危険と聞いたことのある方もいるでしょう。その真偽と、対策をお話しします。
無理に開くと不調や危険を引き寄せる恐れがある
サードアイは眉間にある第6チャクラ。これより下のチャクラが開いていなければ、エネルギーはうまく回りません。
第6だけを開くとエネルギーバランスが崩れ、頭痛やめまい、腹痛等を起こしかねないのです。
また、精神的に不安定な部分があるのに、開眼させると危険。多くのエネルギーが出入りすることで気持ちが変に高揚したり、混乱しがちです。
特に能力を手に入れたと優越感を抱いてしまうと、対人トラブルを起こしがちになります。
自然と開眼するのを待つこと
サードアイの開眼を安全に行うには、自然の流れに任せること。意外に思われるでしょうが、無理をしないのが1番です。
ただ、先の項目でお伝えした方法は、比較的安全度の高いもの。瞑想が苦手、石を着けるのが不安な方は、占い師等の専門家に相談しましょう。
できることをしながら、気長に開眼を待つのが、無理のない方法です。