タロット占い『スプレッド』20選！恋愛・仕事など用途別おすすめ【動画・図解】

監修（動画解説） Jupiter（ジュピター） -横浜Nukumori代表占い師-

今回はタロット占いにおける『スプレッド』について書いていきます。
はじめてやってみる初心者のかた。慣れてきてもっとバリエーションが欲しい中級者のかた。

どちらのケースもご満足いただけるよう、多種のスプレッドを、その用途もまじえて紹介いたします。

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占い方で使い分ける『スプレッド』とは？

スプレッドとはタロットカードの展開方法のこと。さまざまなスプレッドが存在しており、占いたい内容や占いのタロット占いの習熟度に応じて適したものを選びましょう。

例えば、占いたい内容がYES/NOで答えられるかどうか、2つの選択肢どちらを選ぶべきか、など答えとして得たい回答はそれぞれです。そういったときにタロット占いの的中率をあげるためにスプレッドを変えるんですね。

そうなんです。そのあたりが肝なんです。

主要のスプレッド！よく使う20パターン

このページでは「このスプレッドでは何を占うのに向いているか」もしっかりと記載していきます。
それでは見ていきましょう。

ワンオラクル

タロットカードを裏向けてシャッフルし、心の中で「○○をしても良いですか、それとも駄目ですか」というようにあなたの知りたいことについてカードに聞きましょう。そしてカードを1枚だけ引き、そのカードから答えをリーディングします。

あらゆる物事に対応できるシンプルなスプレッド

今日の運勢について知りたいとき、迷っていることがありそれについてどうしたらいいのか答えを出したいときにおすすめです。とくにYES/NOの二択で答えられることを占う場合に適しています。

動画で学ぶ！ワンオラクル

タロット占いのスプレッドについては、やはり実際の手さばきを見るのが一番参考になります。
そのため、プロの占い師に協力をいただきましょう。JUPITER先生です。

ツーオラクル

タロットカードを裏向けてシャッフルし、心の中で「○○の件はどうしたら良いですか」というようにあなたの知りたいことについてカードに聞きましょう。そしてカードを2枚引き、横一列に並べて置きます。左側に置いたカードは結果を表し、右側に置いたカードは結果への対応方法についてを表しています。

結果と対応方法が知れる初心者向けスプレッド

例えば「彼氏が浮気をしているかもしれない、自分はどのように行動したら良いのか」というように、結果のみではなく大まかな問題への対応方法も知りたいときにおすすめです。

ツーマインド

タロットカードを裏向けてシャッフルし、心の中で「○○さんは私をどう思っているか」というようにあなたの知りたいことについてカードに聞きましょう。そしてカードを2枚引き、縦一列に並べて置きます。上に置いたカードは気持ちを知りたい対象の顕在意識を表し、下に置いたカードは潜在意識を表しています。

彼の気持ちが知りたいならこれ

ツーオラクルは結果と対応方法、ツーマインドとは好きな人や彼氏といった相手の気持ちを知りたいときのスプレッド。顕在意識とは表層意識、つまり自覚していることで、潜在意識とは無意識の気持ちです。

シンプルクロス

タロットカードを裏向けてシャッフルし、心の中で「私を妨害しているものは何ですか」というようにあなたの知りたいことについてカードに聞きましょう。そしてカードを2枚引き、1枚目は縦向きに、2枚目は横向きにして1枚目のカードの上へ十字型になるように置きます。1枚目は状況、2枚目は妨害者を表しています。

うまくいかない時の原因究明に

今の状況を詳しく知って妨害するものは何か探りたい場合におすすめ。例えば「モヤモヤの原因は？」→「疲れている（状況）」「周りが見えていない（妨害するもの）というようにリーディングします。

スリーカード

タロットカードを裏向けてシャッフルし、心の中で「過去、現在、未来の流れを知りたい」というようにカードに聞きましょう。そしてカードを3枚引き、3枚とも横一列に並べて置きます。カードは左側から過去、真ん中が現在、そして一番右側が未来を表します。

過去と現在と未来の流れをよむ

過去現在未来の他に「A子さんの本音、B男さんの本音、2人の相性」といった3択の質問にもおすすめ。また、今日、明日、明後日の運勢や原因、結果、対応方法について占うことにも適しています。

動画で学ぶ！3枚引き

フォーカード

タロットカードを裏向けてシャッフルし、心の中で「過去、現在、妨害していること、未来を知りたい」というようにカードに聞きましょう。そしてカードを4枚引き、4枚とも横一列に並べて置きます。カードは左側から過去、現在、妨害（対応策）、未来とリーディングします。

未来に起こるトラブルを予防したいなら

スリーカードは過去、現在、未来。フォーカードは現在と未来の間に「未来に起こり得るトラブルまたはその対応方法」が入ります。その他には自分と相手と2人に起こるトラブル、結果も占えます。

ジュピタースプレッド

タロットカードを裏向けてシャッフルし、心の中で「1日の流れについて」というようにカードに聞きましょう。カードを4枚引き、1枚目を縦向きに置いて、2枚目をその右側に、3枚目を左側、4枚目を1枚目のカードの下へ置きます。カードは1枚目が午前、2枚目は午後、3枚目が夜、4枚目は総合を表しています。

1日の運勢を占うのにベスト

ジュピタースプレッドは特定の1日の流れ（運勢）を占うことに向いています。例えば「今日1日の流れ」「明日1日の流れ」などを知りたいときに占ってみましょう。

ギリシャ十字スプレッド

タロットカードを裏向けてシャッフルし、心の中で「○○について」とカードに聞きましょう。カードを5枚引き、1枚目を左、2枚目を右、3枚目を上、4枚目を下、5枚目は4枚のカードの真ん中に置きます。1枚目は現状、2枚目は問題（障害）、3枚目は傾向、4枚目は対応方法、5枚目は総合的な結果です。

問題に当たったときの行動を示してくれる

「彼氏が冷たい…、これからどう動くべき？」など、問題に対してどうすれば良いか知りたいときにおすすめなスプレッド。5枚のカードから大ざっぱな未来をリーディングできます。

ピラミッド

タロットカードを裏向けてシャッフルし、心の中で「○○をどうするべきか」とカードに聞きます。カードを6枚引き、1枚目を左側、2枚目を真ん中、3枚目を右側へと横一列で置きます。4枚目は1～3枚目のカードの上の左側、5枚目は右側です。最後6枚目を4～5枚目のカードの上に置きましょう。

問題解決までのアプローチを段階を追って読み解く

直面している問題を詳しく知る際におすすめ。1枚目は問題について、2枚目はなぜ問題が起きたか、3枚目はどう変化したか、4枚目は現状、5枚目はトラブルに関して、6枚目からは対応方法を読み解きます。

ダビデスター

シャッフル後、3つの山に分けてから1つにまとめ「○○さんの過去世について」とカードに聞きます。カードを6枚引き、1枚目を上、2枚目を左（上）、3枚目も左（下）、4枚目は右（下）、5枚目は下、6枚目は右（上）という順番で置きます。それぞれ太陽、月、金星、木星、火星そして土星を表しています。

過去世に特化したスプレッド

過去世について知りたいときにおすすめ。1枚目は過去世の記憶と現世での活かし方、2枚目は過去世の感情と現世の好き嫌い、3枚目は過去世での恋愛と現世の異性への態度、4枚目は過去世での経験、5枚目は過去世の大きな事件、6枚目は過去世で受けた試練です。

ヘキサグラム

シャッフル後、3つの山に分けてから1つにまとめ「○○の件について」とカードに聞きます。カードを7枚引き、1枚目は上、2枚目は右（下）、3枚目は左（下）、4枚目は下、5枚目は左（上）、6枚目は右（上）、7枚目は1枚目と4枚目の間に置きます。

仕事・恋愛を占うオールラウンドスプレッド

ヘキサグラムは仕事、恋愛など出来事に関して占いたいときにおすすめ。1枚目は過去、2枚目は現状、3枚目は未来、4枚目は環境について、5枚目は潜在意識、6枚目は対応方法、7枚目は結論を表します。

動画で学ぶ！ヘキサグラム・スプレッド

二者択一

タロットカードを裏向けてシャッフルし、「AかBどちらがいいか」とカードに聞きます。カードを7枚引き、1枚目を一番下、2枚目を左斜め上、3枚目を右斜め上、4枚目は2枚目の斜め上、5枚目は3枚目の斜め上、6枚目は4枚目の斜め上、7枚目は5枚目の斜め上へとVの字型になるように置きます。

分かれ道、どちらに進むかの意思決定に

選択肢が2つあり片方に絞りたい場合におすすめ。1枚目は現状、2枚目はA（選択肢）の現状、3枚目はB（選択肢）の現状、4枚目はAの未来、5枚目はBの未来、6枚目はAの総合結果、7枚目はBの総合結果です。

ホースシュー

タロットカードを裏向けてシャッフルし、「これからどうするべきか」とカードに聞きます。カードを7枚引き、1枚目を左端に置いてU字を書くように残り2～7枚のカードを置きましょう。4枚目が時計の6の位置になるよう調整してください。

今直面している問題を速やかに打開するために

今起きている問題への対応を占う際に向いています。1枚目は問題の過去、2枚目は現在、3枚目は未来です。4枚目は対応方法、5枚目は問題に対する周りの反応、6枚目は妨害しているもの、7枚目は最終結論です。

セブンデイズ

大アルカナ、小アルカナ、人物カードをそれぞれ分けて使います。タロットカードを裏向けてシャッフルし、「今日から7日間の運勢」をカードに聞きながら小アルカナの山から7枚引き、1枚目を左端にして横一列に並べましょう。人物カードから1枚引いてその横に、大アルカナから1枚引いて同じように横に置きます。

1週間（7日間）の運勢を知る

これから1週間の運勢を知りたいときにおすすめなスプレッド。1～7枚目のカードは、それぞれ1日ごとの運勢です。（1枚目＝1日目）8枚目は鍵となる人物、9枚目はラッキーアイテムを表します。

生命の樹

3つの山に分けてから1つにまとめ「本質は？」とカードに聞きます。10枚カードを引き1枚目を一番上、2枚目は右斜め下、3枚目を左斜め下に。4枚目は2枚目の斜め下、5枚目は3枚目の斜め下、6枚目は真ん中。7枚目は4枚目の真下、8枚目は5枚目の真下、9～10枚目は縦並びにして6枚目の真下に置きましょう。

自分と向き合う、相手と向き合うためのスプレッド

自分や相手の本質を占えます。1枚目は性格、2枚目は行動理念、3枚目は寛容さ、4枚目は慈愛の心、5枚目は障害（敵対）、6枚目は調和、7枚目は積極性、8枚目は必要なもの、9枚目は本能や本質、10枚目は総合的な答えです。

変形ヘキサグラム

3つの山に分けてから1つにまとめ「○○さんの気持ち」をカードに聞きます。12枚カードを引き、1枚目を上に置いて、2枚目は右下、3枚目は左下で大きな三角形を作ります。三角形の下に4枚目を右、5枚目を左にして置きましょう。6～8枚目は重ねて3枚目の上位置、9～11枚目は重ねて2枚目の上位置です。（6枚目の上に7枚目、その上に8枚目という置き方）12枚目は1枚目の下に置きます。

より高度な悩みに。高難易度版ヘキサグラム

自分の過去現在未来と、相手の気持ちを占うのにおすすめ。1枚目は自分の過去、2枚目が現在、3枚目が未来。4～5枚目は問題への対応方法、6枚目が周りや相手の過去の気持ち、7枚目が現在の気持ち、8枚目が未来の気持ちです。9～11枚目は自分の過去現在未来の気持ち、12枚目は最終結果となります。

ホロスコープ

タロットカードを裏向けてシャッフルし、「1年の運勢は？」とカードに聞きながら13枚引いて、1枚目を左端に置いたらそこからぐるっと円を描くように12枚目まで置きます。（時計をイメージして9時に1枚目、6時に4枚目、3時に7枚目、12時に10枚目がくるように）13枚目のカードは円の真ん中に置きましょう。

1年（12ヶ月）を占うのに最適

1年の運勢を占う際におすすめ。1枚目＝1月で、13枚目はその1年のキーワードを表します。1枚目は性格、2枚目は金運、3枚目は近場の旅行、4枚目は家庭、5枚目は恋愛、6枚目は健康と仕事、7枚目は恋愛相手との関係、8枚目は性について、9枚目は長期旅行、10枚目は天職、11枚目は同僚や友人関係、12枚目は潜在意識としても読み解けます。

ファランクス

小アルカナの16枚のカードを使います。シャッフル後、3つの山に分けてから1つにまとめ「数年後の運勢」をカードに聞きましょう。1枚目を一番右端として2～4枚目までをその横へ一列に並べます。この列を1段目とし、5～8枚目を2段目、9～12枚目を3段目、13～16枚目を4段目と置いていきます。

自分の未来のマイルストーンをイメージできる

現在（1～4枚目）、1年後（5～8枚目）、3年後（9～12枚目）、5年後（13～16枚目）で、運勢を占うことに向いています。右端から恋愛運、金運、社会運、健康運として読み解きます。

グレゴリウス

3つの山に分けてから1つにまとめ「1ヶ月の運勢」をカードに聞きます。37枚カードを引き1枚目を左端上に設置、2～10枚目をその横に一列に並べます。これが一段目で、11～20枚目は二段目に、21～31枚目は三段目に並べましょう。32～34枚目は3段のカードの右端に縦一列で、35～37枚目はその横に縦一列で置きます。

1ヶ月（31日）の流れ・運勢を一気に占う

1ヶ月の運勢を占う際におすすめ。1～31枚目が日にちを表します。（1枚目＝1日目）32枚目は現状、33枚目は過去、34枚目は未来。35枚目は現在の問題の原因、36枚目はトラブル、37枚目は目標です。