宿曜占星術ガイド！調べ方・27宿性格と運勢一覧【2024年】

宿曜占星術、気になるけれど分からないことが多い

詳しく知ってから鑑定を受けたい

こんな風に思っている方も多いのでは？そこで今回は宿曜占星術の概要や、知っておきたい要素を徹底解説。

また、27宿の性格や運勢の一覧もご用意しました。宿曜占星術に詳しくなりたい方を、応援します。ぜひ、隅々までご覧ください。

宿曜占星術とは？

占星術といえば、おひつじ座やてんびん座で有名な占星術を思い出す方が多いでしょう。

あの西洋占星術は、太陽の見かけの通り道と言われる12の星座をベースに占います。

宿曜占星術も星を使いますが、1番重要になるのは月。生まれた時の月の位置がとても重要なファクターになるのが特徴です。

詳しくは後程解説しますが、月の他に「曜日」も用い、個人の性格や運勢も詳しく導き出します。

宿曜占星術の成立と歴史

実は、宿曜占星術は日本で完成した占術。空海が日本に持ち込んだ「宿曜経」を、日本の密教徒等が研究して、作成したといわれます。

ただ、大本はインド生まれ。8世紀頃に密教の僧侶が作ったインド占星術に端を発するといわれるのです。

中国に伝わったインド占星術や、唐で作られたといわれる宿曜経。この2つがあればこそ生まれた、ある意味グローバルな占術といえるでしょう。

一時はこの占術を使いこなす人々が、映画等で有名になった、陰陽師と競り合うほどの、大きな勢力を持ったといわれます。

宿曜占星術はどんな占術？

先に少しお話ししましたが、月をメインに用いるのが特徴の占術。どういうことか、少し詳しくご説明しましょう。

月は移動と満ち欠けを繰り返します。これが、宿曜の基本をなすファクターになります。

ある人が生まれた時に月がどの場所にいたか？これで決まるのが、宿曜の「宿」。全部で27個あります。

ちなみに、もともとは28の宿だったといわれますが、現在の日本では27が定番。時々、28というところに出会うかもしれませんが、どちらでも正解と思ってOKです。

そして、満ち欠けをもとに割り出されるのが宿曜の「曜」。

月が新月から満月になり、再び新月になるまでの1サイクルが7日間であることから、七曜といわれます。

もともとは、曜日の名前ではなく、吉日や凶日の判断に使われて来たものです。

宿曜占星術においては、宿とかけ合わせて性格や運気のサイクルを見ることに使われます。

何を占うことに適している？

大きく分けると、得意な分野が3つあります。

1つ目は、基本的な性格や得意分野です。学や就職、転職等に悩んだ時に活用できるはず。また、改めて自己分析をしたい時にも良いでしょう。

2つ目は、日・月・年の運勢。どちらかというと「今年はどうなる？」等、ある程度の期間を見るのが得意とされますが、日の運勢も見ることが可能です。

そのため、入籍の日取りや棟上げに適した日を割り出すことにも適しているといえます。さらに、その年の運勢を年の初めに把握したい時にも活用できるでしょう。

3つ目は、相性。相手と自分の距離感や相性度の高さを割り出すことに適します。相手の特徴や、距離感を知ることで、付き合い方の戦略を練ることにも役立てられるでしょう。

当たるの？当たらないの？

ズバリ、的中率の高い占術といえるでしょう。一時は陰陽道と日本を二分するほどの勢力を持っていたことは、先にお話しした通りです。

加えて、戦国の名武将・織田信長も活用したといいます。戦の前には、相手との相性を調べていたそうです。

さらに、徳川家康も大名の人事にも用いたといいます。その徳川幕府が、当たりすぎることから、使用を禁止したくらいですから、やはり的中率の高さは侮れません。

一方で、禁じられた占術だっただけに、なじみが薄い占術であることはたしか。しかも、漢字や占いに用いるファクターが多く、難解な印象を受ける方も多いでしょう。

「理解しがたい＝当たっていると思えない」はあるかもしれません。

性格は、周りの人にも意見を聞いてみる、年や月の運は時々、鑑定結果を振り返る。こういった活用をすると、的中率の高さを実感できるでしょう。

宿曜の調べ方

宿曜占星術を活用するうえで欠かせないのが「本命宿」で、鑑定の対象になる人の生年月日から割り出します。

つまり、相性占いをする際には相手の生年月日が分からないと出せないということ。ここだけは押さえておきましょう。出し方によっては、出生時間を使うこともあります。

ただ、自分で本命宿を出そうとするとかなり複雑な計算をすることに。

プロに鑑定を受けに行くならば、生年月日とできれば出生時間も把握しておく、程度にとどめて良いでしょう。

宿曜占星術に精通した占い師であれば、ここからきちんと本命宿を割り出し、詳細な鑑定をしてくれるはずです。

自分で調べたい場合は、WEBを活用するのが近道。出生時間まで入れなくても、本命宿を割り出してくれるサイトが数多くあります。

27宿と細かな分類

まずは現代の日本で一般的とされる、27宿の種類と読み方を把握しましょう。

これらの宿は、特徴によって様々な分類ができます。どんな分類ができるか詳しく見ていきましょう。

12宮への分類

太陽の、見かけの通り道を分割して割り出すものを「宮」と呼びます。それぞれの宿がどのような宮に当てはまるかと、簡単な特徴をご紹介しましょう。

7グループへの分類

その27宿の人が、人生の中で何を重視するか？で27宿を7つのグループに分割したものです。

27宿と同じで「宿」と後ろにつくので、間違えないようにしてくださいね。

どの27宿がどこに当てはまるかと、それぞれの７つのグループの特徴を簡単にご紹介します。

4方位への分類

27宿は、東西南北4つの方角にも当てはめられます。その方角により、自分の守護神を知ることもできるのが特徴。

どの27宿がどの方位に当てはまるのかチェックしてみましょう。

寺社仏閣に参拝した時や、ラッキーアイテムのお店等で、それぞれの方位の守護神のアイテムを入手するのもおすすめですよ。

この他、その日の運勢を出すために活用されることも。「～宿の日だから、吉方位はこちら」等と割り出したりします。

宿曜占星術 性格一覧

分類ごとの特徴はつかめたけれど、27宿ごとの性格は？

こう思う方もみえるでしょう。ここは、宿曜占星術27宿の性格へのリンクページとなっています。

ご自分や気になる方の宿のリンクをクリックしてみてください。

宿曜占星術 2024年/2025年運勢一覧

宿曜占星術の得意分野といえば、年運。つまり1年間の運勢を出すことも得意としています。

他の占術では見たけれど、宿曜では見てない

こんな方はぜひ、ご自分の宿曜をクリックして、詳細を確認してくださいね。

2024年の運勢一覧

2025年の運勢一覧