
いけないことと分かりつつも好きなってしまい・・
25歳のOLです。今は彼氏と同棲しています。
2年ほど前に不倫を経験しました。好きになった相手は奥さんがいました。子供はいません。
同じ職場の上司でしたが、結婚していたことを私は知っていました。
いけないと分かりつつも、初めて2人で食事に行ったときに、彼からキスをされたことをきっかけに不倫が始まりました。
最初は、彼が酔っぱらっていたので強引にキスをされたことに私は腹が立ち、「奥さんいるんだよね!?そういうの無理だから!」と断りました。
もちろんその日は帰りましたが、そのキスをきっかけに彼のことを意識してしまい、会社でも彼の姿を目で追ってしまうようになりました。
それから数日間、彼から気持ちを伝える連絡が何度かありましたが、やはり不倫は不倫。いけないことなので私は彼に「もうご飯も行かないし、気持ちに応えることはできない。」とはっきり伝えました。
それから一週間、連絡は取らないようにしていましたが、私は彼のことが頭から離れなくなり、常に彼のことを考えるようになりました。
職場では仕事の上司としても頼りになるし、ストレートに気持ちを伝えてきてくれた彼のことを考えるとどんどん惹かれていってしまい、長文でメールを送りました。
「私もあなたが好きになりました。でも不倫はいけないことです。ただ、あなたの言葉を信用していいなら、ご飯にいきましょう。」と気持ちを伝えました。
すぐにご飯は行くことになり、そこで初めて肉体関係を持ってしまいました。
それからは週4回ぐらいのペースでご飯に行くようになり、ストレートに気持ちを伝えてくれたり、突然のサプライズプレゼントをくれたりと愛されている安心感を常に感じていました。
彼との将来を考え始めたころに
ある日、彼から奥さんと別居をしていると聞かされ「あなたのことを本気で好きになりました。今の奥さんとは離婚するから一緒になろう」と言われました。
もちろん私はその言葉を信じ、不倫といえども彼のことを本気で信じることに決めました。
信じることができたのは、もちろん言葉だけでなく、平日の夜も電話をしてくれたり休日もお昼からデートに行ったりと、奥さんと別居していなかったらできないことばかりをたくさんしてくれました。休日は何度も会い、ドライブしたり映画を見たり、これから一緒に住む家まで探していました。
もちろん奥さんと別居しているといえども、連絡は取っているんじゃないかとか、実は仲がいいんじゃないか、捨てられるんじゃないかと常に不安でした。
ですが、会う度にその不安をかき消してくれるぐらいの愛情をいつもくれていたので、彼のことを信じることができました。
彼と不倫関係になってから2ケ月ほどが過ぎたころ、彼がついに「奥さんに離婚の話を使しようと思う」と切り出してくれました。
正直出会ってからたったの3ケ月で関係を持った私たちでしたが、彼とならうまくやっていける、信じていけると彼との将来を真剣に考えました。
終わりが見えてしまった瞬間の感情
その日はいつも通りお昼からデートをしていました。
デートの途中で彼が「今日奥さんが家に帰ってくる。俺が家に呼び出したんだ。離婚の話をするために。」とそれを聞いた私は心臓がはち切れそうなぐらい、動悸が止まらなかったです。奥さんはすんなり離婚を受け入れてくれるのだろうか?それとも怒るのだろうか?と色んな感情がこみ上げて、不安と嬉しさでいっぱいでした。
夕方ぐらいに彼と別れ、彼から連絡が来るのをひたすら待っていました。
ですがなかなか連絡が来ず、0時をまわっても連絡が来ないのがとても不安になりました。
しかし、1時を過ぎたころに彼から電話がかかってきました。そして私は驚きました。電話越しで大号泣している彼に。
私はまたしても色んな感情がよし押せてきて、ただ一番最初に思ったことは「あ、だめだったんだ」とすぐに感じ取りました。
彼から「嫁に離婚の話を切り出そうとしたら、逆にあっちから妊娠した。と言われた」と言われ、耳を疑った私は、悲しさと怒りが交わった新しい感情を覚えました。
号泣しながら「嫁には愛情はないけど子供には罪はない」と説明する彼に、私は涙をこらえ「それはそうだね。子供を優先してください」とそんな言葉しか出ませんでした。
どんな言葉が正解だったのかはわかりませんが、とにかく涙はひたすらこらえました。
最後の電話を切るときに、「この電話で最後だけど、いつも通りに電話を切りたい。さよならじゃなくてまたね」とその言葉に私は電話を切ったあと号泣してしまいました。
正直腹が立ち、泣きたいのはこっちだ!と感情が熱くなりましたが、こんなずるい彼のことを好きになったことは後悔していません。
自分が好きになった人は自分にも責任があるので、これからの教訓として、不倫はもちろんのこと恋愛に対して学ぶことがたくさんありました。
これからは、今の彼と幸せに人生を共にしていけたらいいなと思っています。