彼女がまだ占い師として仕事をする前、
友人という間柄で占ってもらった。
彼女は人の名前を「活字」にして見ていると
色々なものが、見えてくるらしい。
私は自分のことではなく「子供」「主人」「舅」のことを見てもらった。
障害を持っている子供のことをみてもらうと、
「心配はいらない、5年生になった時『あの心配はなんやったんやろ?!』って笑って話してるのが見える」
結婚はしてる?
「赤と緑のズボンをはいて子供を抱っこしてるのが見える。クリスマスカラーやな(笑う)」
と言ってもらった。
今年は4年生 確かにIQ DQ が高くなり、障碍者手帳の取り上げを心配するほどになっている。
来年はどうなっているのか今からドキドキものだ。将来、結婚してるかしていないかは
かなり重要で、家族を持てていれば親として一安心できる。
「主人」のことを聞いてみると
「60歳くらいで大事故に遭う。峠を車で走行中の事故。死にはしない。その後お遍路さんになって巡礼する」
と言われた。身近なことではなく数十年先のことが見えたようだ。
それまでは何も怒らず平和に暮らせるということかと、妙な納得をした。
「舅」のことを尋ねると、「一代で今の地位を築いたヘンコ者、人の言うことは誰の言葉でも聞かない。
自分が一番だと思ってる人」と答えてもらい。その通り!とひざを叩いたほどだった。
嫁・舅という立場故の厄介ごとの回避の仕方を教えてもらった。
それから後、彼女はネットでの占い師としてデビューした。
当たると評判の彼女は大忙しらしい。
私のネット友達に彼女を紹介し、自ら「離婚」を選択した人もいた。
助言が上手いのだろう。
「こうすれば回避できる」ということも教えてくれる。ので
藁をもすがりたい人にとっては本当にありがたい存在だと思う。
特異な才能を持つ彼女は、困っている人を助けている。
その「助けている」という、事にあぐらをかくことなく人助けをしていると聞く。
素晴らしい。
でも、自分のことは見えないようで、そこは可愛そうかな と友人の一人として思うこともある。